ブックトーク【4年】
2023年10月25日 10時16分7月に「読書感想文執筆入門マニュアル」(←クリックすると該当ページにとびます。)の紹介という形で本校HPに関連記事をアップさせていただいた常盤小PTAのOGでもあり、常盤小図書ボランティアのOGでもあるSさんが、本日来校くださり、4年生の子どもたちを対象に「ブックトーク」を行ってくださいました。
国語科の物語文「一つの花」の学習と関連させて「平和について考えよう」をテーマに実施してくださいました。
導入では、子どもたちの緊張をほぐしがてら「歌による自己紹介」がありました。
その後、5冊の本や新聞記事を使って、ブックトークを展開してくださいました。紹介くださった本は「へいわとせんそう/谷川俊太郎」「きみに聴いてほしい-広島にきた大統領-/池上彰」「ミサコの被爆ピアノ/松谷みよこ」「創立80周年 ときわ/常盤小学校」「きみがおしえてくれた/今西乃子(絵:加納果林)※加納さんは常盤小の卒業生です。かなしきデブ猫ちゃん(絵)でも有名です。」の5冊でした。新聞記事は昭和10年(1935年)と平成28年(2016年)の二つでした。
ブックトークの詳細を紹介したいところですが、常盤小の4年生を対象に毎年実施してくださっていますので、来年度以降の4年常盤っ子たちの楽しみを奪ってしまわないよう、詳細説明は控えさせていただきます。
ちなみに、自身は、本日初めて参加させていただきましたが、最終場面では涙が溢れ、胸が締め付けられる思いで耳を傾けました。子どもたちの中にも、涙をぬぐっていた子がいました。
以下に、写真でブックトークの様子を紹介します。
ブックトーク終了後は、一斉に子どもたちがSさんや本、新聞の回りに集まり、目を輝かせながら手に取ったり、読んだりしていました。
Sさん!感動をありがとうございました。「戦争の悲惨さ・怖さ・憤り」「平和の尊さ」「命のかけがえのなさ」等々、様々なことを考え、自らを振り返り、自身の在り方を見つめ直すことができた貴重なひとときでした。
「やさしい心をもったものが、一番強い」という言葉が、今も耳に残り、胸に響いています。