校内授業研究会【2・4年】
2024年11月20日 16時28分教員2年目の若手スタッフの校内授業研究会を実施しました。愛媛県では、教職員のキャリアに応じて様々な研修・講座等を実施しています。その中に「基礎研修」という研修が位置付けてあり、この基礎研修には「初任者・新規採用研修」「フォローアップ研修(2年目)」「フォローアップ研修(3年目)」「キャリアアップ研修Ⅰ~Ⅲ」等があります。
昨日・本日は、「フォローアップ研修(2年目)」の一環として校内授業研究会を実施しました。本校2年目教員二人共に、少し前に紹介しました初任者・新規採用者の校内授業研と同様に、本校の重点研究教科であります「国語科」で授業研究に取り組んでくれました。
2年国語科は「さけが大きくなるまで」、4年国語科は「『ウミガメの命をつなぐ』の紹介文を書こう」という単元で、いずれも説明的文章(説明文)を扱った単元でした。(※今年度の本校の国語科研究は「説明的文章(説明文)」にフォーカスした研究を全校体制で展開しています。)
授業のねらいは、
2年授業➡「さけが大きくなるまでの過程を、『時・場所・大きさや様子』を表す言葉を使って、順序よく説明することができる」
4年授業➡「3年生に紹介文を書くという目的を意識して、中心となる語や文を見付けて要約することができる」
でした。
まずは、2年の授業概要を紹介します。
1 前の時間までの学習を振り返るとともに、この時間の「学習のめあて:さけが大きくなるまでのようすを、じゅんじょに気をつけてせつ明しよう!」を確認する。
2 説明する時のポイントを確認する。➡「大きさや様子」「場所」「時」
3 「成長シアター(※4コマの円形紙芝居的なツール)」を使った説明の練習をする。【個人➡ペア】
4 全体で発表する。
続いて、4年の授業概要を紹介します。
1 この時間の「学習のめあて:(これまでの読み取り学習の中で)きょう味を持ったことを中心に、要約文を書こう!」を確認する。
2 「要約文の書き方」を知る。➡「中心の段落を決める」「3ステップを踏む【①要点をつなぐ/②言葉の加除等をして文を整える/③全文を読み返し本文の意味に沿っているか確認する】」
3 3ステップを踏みながら要約文を書く。【個人での執筆➡ロイロノートを活用した読み合い➡推敲】
4 全体で発表し合い、要約文を書く際に困ったことを共有する。
先日も紹介しましたが、本校の今年度の研究(重点研究教科:国語科)は、下の構想図を基に全校体制で推進しています。当然のことながら、上の二つの研究授業も、この研究構想を基に構想・実施してくれました。構想図にあります4つの「目指す児童の姿」をイメージしながら、若手スタッフ二人が授業計画を構想し、授業実践・授業改善にチャレンジしてくれました!
2年生の子どもたちも4年生の子どもたちも、大変意欲的かつ集中して説明的な文章(説明文)の読み取りや、読み取った内容を文にまとめる学習活動をしていました。「成長シアターにまとめる【2年】」「要約文にまとめる【4年】」と、活動内容や表現方法に違いはありましたが、この時間の授業の「めあて」をしっかり理解して、楽しそうに学んでいた姿が印象的でした。
2年生&4年生のみなさん!そして、授業者の二人!ステキな授業を見せてくれてありがとうございました!!(*^^*)