2024年11月7日~11月21日は、「立冬」。読者の皆様もよくご存じのように「りっとう」と読みます。「立冬」は、「二十四節気」の19番目の節気で「冬が立つ=冬の兆しが見え始める時期」という意味ですので、暦の上では「冬」が始まるということになります。実際、立冬を境にして、今治市は朝晩の冷え込みが加速しているように思います。西高東低の冬型の気圧配置となり、木枯らし1号が吹くのもこの時季です。一方、最低気温が8℃以下になると紅葉が始まるそうですので、平野部で紅葉が見られ始めるのもそう遠くないかもしれません。
2024年10月23日~11月6日は、二十四節気の「霜降」。「そうこう」と読みます。「しもふり」ではありません(笑)。意味は「霜(しも)が降りる頃」とのことです。「霜(しも)」は、気温の低下により空気中の水分が凍ったもので、冷え込んだ早朝に地面や車のフロントガラスを白く覆っているように見えるアレです。ただ、秋が深まってきたとはいえ、凍えるような冷え込みを感じることはまだありませんので、実質的な「霜降」の時季はもう少し先になりそうですね・・・。
2024年10月8日~10月22日は、二十四節気の「寒露(かんろ)」です。寒露のもともとの意味は「晩秋の頃に降りる冷たい露」だそうです。したがいまして、二十四節気の「寒露」は「晩秋の冷たい露が降りる頃」という意になります。冷たい露が降りるのはもう少し先になりそうですが、それでも日を追うごとに朝晩の冷え込みは増しつつあり、秋の深まりを肌で感じる今日この頃です。石鎚山頂は紅葉が見頃だとか・・・平野部の紅葉シーズン到来が待ち遠しいですね。(*^^*)
2024年9月22日~10月7日は、二十四節気の「秋分」。また、初日の9月22日(日)は国民の祝日である「秋分の日」で、「祖先を敬い、なくなった人々を偲ぶ日」と定められています。「秋分の日」は「お彼岸(秋彼岸)の中日」にあたり、天文学的には「昼と夜の長さがほぼ同じ日」でもあります。したがいまして、この日を境に夜が長くなり、日を追うごとに暑さが和らぎ、涼しくなり・・・やがて肌寒くなっていきます。近年、地球温暖化(※沸騰化ともいわれ始めています)の影響でしょうか、「春」と「秋」が短くなってきていることを感じます。自身は、四季の中で最も好きな季節が「秋」。今秋は、「短くなりつつある秋」の風情・風雅を、時季(タイミング)を逃さず堪能したいと秘かに考えています(^^♪
2024年9月7日~9月21日は、二十四節気の「白露」。「はくろ」と読みます。自身はこの「白露(はくろ)」という言葉の響きがとても好きで、「白露」の二文字を見、「はくろ」とつぶやくだけで、何となく心が穏やかになります。「白露」には「露が降り、白く輝くように見える頃」という意があるそうです。この時季の年中行事の一つに「お月見」があります。ちなみに2024年の「中秋の名月」は9月17日だそうです。また、「彼岸の入り」は9月19日とのことです。「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、連日の暑さが少しずつ和らいでくれることを願うばかりです。
2024年8月22日~9月6日は、二十四節気の「処暑」。「処」には「止まる」という意味があることから、「処暑」は「暑さがひと段落する頃」「暑さがおさまる頃」という意味があるようです。暦の上での季節は「立秋」を過ぎ「処暑」になったものの、暑さがおさまるのはまだまだ先のようです。せめて朝晩くらいは「処暑」を実感したいものですね。
2024年8月7日~8月21日は、二十四節気の「立秋」です。「立」は新しい季節の始まりを意味し、この「立」が付く二十四節気は「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の四つがあります。そして、この四つを「四立(しりゅう)」というそうです。字の如く、「立秋」は「秋が立つ時季=秋が始まる時季」ということになります。暦の上ではもう「秋」ですね。立秋以降の暑さは「残暑」といいますが、まだしばらくは「猛暑」「酷暑」が続きそうです。
2024年7月22日~8月6日は、二十四節気の12番目の「大暑」。「たいしょ」と読み、1年の中で最も暑さが厳しい時季の意。8月7日は「立秋」ですので、「大暑」が終わるとともに「夏」が終わり、「秋」となります。したがいまして「暑中見舞い」は8/6まで、8/7からは「残暑見舞い」ということになります。ただし、これは「暦の上」のことであって、実際は9月になっても暑さが続くものと思われます。「秋」の訪れを実感できるのは、ずっと先のことになりそうですね。
2024年7月6日~7月21日は、二十四節気の11番目の「小暑」。「しょうしょ」と読み、暑さが徐々に強まってくる時季の意。この「小暑」と小暑の次の二十四節気「大暑(たいしょ)/2024年は7/22~8/6」を合わせた約1か月間を「暑中」といい、厳しい暑さが続く期間です。ただ、近年は、この「暑中」が「暦の上のみ」となっている感が強く、「大暑」の次の「立秋」になっても「秋の気配」が一向に感じられず、酷暑が続く傾向が強くなっています。今年も「終わらない夏」が続くのでしょうかねえ(*_*)