2学級交流「キックベースボール」授業【4年】
2025年2月21日 10時08分窓越しに柔らかに射し込む陽射しが心地よく、エアコンの効いた室内におりますと快適です。ただ、一歩外に踏み出しますと、冷気が肌をさす感じで、寒さに震えます。
昨日、運動場から子どもたちの楽し気な歓声が聞こえてきましたので目をやりましたら、運動場全面を使って、4コートに分かれて「キックベースボール」を楽しんでいました。
その規模の大きさと子どもたちの人数の多さに驚き、厚手のジャンパーを羽織って運動場に出てみました。授業の様子を眺めておりましたら、どうやら単学級での授業ではなく、2学級合同の体育科授業をしているようでした。指導していた4年部スタッフに話を聴きましたら、2クラス合同で「キックベースボール」をしているとのこと。各学級を4チームに分け、計8チームを編制しての試合(大会)をしていました。通常の授業では対戦することのない他学級の仲間たちとのゲームが楽しめるとあって、子どもたちはテンションMaxで盛り上がっていました。見ているだけで、こちらまで楽しくなってきました。
以前のブログでも紹介・説明させていただきましたように、中学年(3・4年)の体育科運動領域は6領域あります。「体つくり運動」「器械運動」「走・跳の運動」「水泳運動」「ゲーム」「表現運動」の6つです。その中の「ゲーム」領域には「ゴール型ゲーム」「ネット型ゲーム」「ベースボール型ゲーム」の3つの型があります。
この日の4年生の授業は、「ゲーム領域」の中の「ベースボール型ゲーム」として、「キックベースボール」を2学級合同で楽しんでいたわけです。
両学級の子どもたちは、集団 対 集団で友達と力を合わせて競い合う運動の楽しさや喜びを存分に味わっていました。ルールを守りながら友達と仲よく運動をしたり、折り合いをつけながらルールを考えたり見直したり、場や用具の安全に気を付けたりしながら「ベースボール型ゲーム」に親しむこともできていました。そうした子どもたちの姿に心がほっこりと温まりました。