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一陽来福

2023年12月23日 20時57分

 昨日は「冬至(とうじ)」でした。二十四節気の一つです。「夏至(げし)」の対極にある日で、1年で夜が最も長く昼が短い日です。別名「一陽来復(いちようらいふく)」とも言われます。由来は、古代中国の書物「易経」にあるそうです。易経では冬至は「陰」が極まる日とされており、冬至が過ぎると後は日(陽)が伸びる一方で「陰」が「陽」に転じていく起点となる日という意味合いから「悪いことが過ぎ去り、様々なことが良い方向に向かう」という意味(願い)を込めて、「一陽来復」と呼んだようです。「復」を「福」に変じて、「一陽来福」と書くこともあるそうです。「冬至」というのは、「1年中で最も暗く寒い日」というマイナスイメージを抱きがちですが、プラス思考で捉え直すと「明るく暖かく幸せな方向に向かう起点となる吉日」という捉え方もできますね。常盤小HPをご覧くださっている皆様に幸せが訪れますように。(*^^*)

20140110 南天の雪