今治市の学校連携事業「小学生有機農業体験【2年生】&学校給食メニュー開発【5年生】」
2024年6月14日 13時46分今年度、常盤小学校と今治市役所農林水産課&今治市教育委員会学校給食課がコラボして、タイトルの事業が進行しています。
先日は新聞報道もありましたので、「あっ!知ってる!!」という方もおられることと思います。目的は…
➀ 常盤小児童(2年生)が、サツマイモの植え付けや収穫等の有機農業体験をすることで、農業への関心や理解を深める。
② 常盤小児童(5年生)が、サツマイモを主とした有機野菜を使った給食メニューを考案する中で、有機農業への理解を深め、食について考えるきっかけとする。
まずは、6月3日(月)に実施しました、2年生によるサツマイモの植え付け体験活動の様子を写真にてご覧ください。ちなみに有機野菜栽培の畑は、アースランド近隣にありますので、農林水産課の担当スタッフさんがバスの手配等をすべてしてくださいました。担当スタッフさん以外にも多くの関係者の皆様が本校児童のためにご尽力くださいました。何から何まで、本当にありがとうございました!!
今回、2年生の子どもたちが植え付けたサツマイモの品種は「鳴門金時」と「紅はるか」の2品種でした。この2品種を選定するに当たって、調べ学習や議論を重ねてくれたのは5年生の子どもたちでした。
本校では、昨年度末、本事業指定校のオファーを市から受けました。その際、快諾させていただき、すぐに2年部&5年部スタッフにその旨を伝え、2年部スタッフには「生活科」、5年部スタッフには「総合的な学習の時間」のカリキュラム編成の見直しと再編成をしてもらいました。そうした手続きをしっかり踏んで、今年度の体験活動や学習活動に臨んでいます。
5年の学年主任さんに聴きますと、品種選定にあたっては、まずは個別の調べ学習(サツマイモの品種調べ、各品種の特長(甘さ度・あっさり度・ホクホク度・ねっとり度等々))を徹底的に行ったようです。その上で、各学級(5年は3学級あります!)で意見交換をし、候補品種を絞り込み、最終的にはタブレット端末を使った「投票」を実施し、上の2品種に決まったようです。この時点で、子どもたちの本事業に対する「思い入れ度」や「期待度」はかなり高まったことと想像します。(^O^)
そうした中、本日は、市の農林水産課と学校給食課から計3名のスタッフさんが来校くださり、5年生を対象に出前授業をしてくださいました。その様子を写真にてご覧ください。
お話のキーワードには次のようなものがありました。「地産地消」「今治市学校給食の地元食材の積極的活用」「今治産米・ヒノヒカリ」「今治産小麦・せときららを使ったパン」「今治産大豆・サチユタカを使ったメニュー」「今治産有機野菜・果実等 約20品目」「地産地消のメリット→新鮮/ガソリン消費・排気ガス・CO2排出の抑制/環境へのやさしさ」「有機=Organic」「有機野菜のよさ→NO!化学肥料・農薬/環境へのやさしさ」「よい土とたい肥」
写真のように、5年生の子どもたちは、静かに耳を傾け、一生懸命メモをとっていました。積極的に質問する児童もいました。さすが常盤っ子!!(*^^)v
今日聴かせていただいたお話を参考にしながら、今後の総合的な学習の時間の学習を進めていってくれるものと思います。5年生のみなさん!頑張ってくださいね!!
今治市役所の関係課スタッフの皆様!本日はありがとうございました。