【注意】体調を崩している子どもたちが増加傾向です!
2024年11月5日 13時28分先週の金曜日・土曜日と台風21号(→温帯低気圧)の影響による豪雨で災害の発生が心配されました。今治市や松山市では記録的短時間大雨情報も発表されました。本ブログをご覧くださっている皆様のご自宅周辺は大丈夫だったでしょうか?
【11/2(土)お昼頃の浅川下流域の様子】
さて、本日は、そうした天候と打って変わって、爽やかな秋空が広がる好天となっています。
その一方で、3連休明けの本日、低学年を中心に体調を崩して学校をお休みしている子どもたちが多く、TEAM常盤スタッフ一同心配しているところです。
主な欠席理由をあげてみますと…
「体調不良」「発熱」「かぜ」「咳」「マイコプラズマ感染症(肺炎)」「手足口病」などです。そろそろインフルエンザやコロナ等の感染症の流行が心配される時期になってきましたが、本校では「マイコプラズマ感染症(肺炎)」の流行・拡大を心配しています。報道等でもありますように、今年は全国的に大流行しているようです。
ちなみに、「マイコプラズマ感染症(肺炎)」といいますのは、「肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ)」という細菌に感染することで起こる呼吸器感染症です。患者として報告されるものの約80%は14歳以下のようですが、成人の報告もあるようです。
症状としましては、「痰がからまない乾いた咳」「発熱」「倦怠感」「のどの痛み」「頭痛」などがあり、「かぜ」の初期症状とよく似ています。「咳」は罹患後少し遅れて始まることもあり、解熱後も長期間(3~4週間)続くのが特徴的で、一部の人が肺炎となったり重症化したりするケースがあるようです。中には、耳の痛みや吐き気、下痢、湿疹などの症状が出る人もいるようです。
感染は、「飛沫感染(感染している人の咳やくしゃみなどを吸い込むことで感染)」や「接触感染(感染している人の唾液などがついた物に触れることで感染)」で起こるようです。ちなみに感染してから発症するまでの潜伏期間は2~3週間と、結構長いようです。感染力はそれほど高くなく、濃厚接触による感染が多いそうで、「手洗い」「うがい」「こまめな換気」「マスク着用(咳エチケット)」が感染予防に有効かと思われます。家族間でも「タオル等の共用」は避けた方がよさそうですね。
お子さんはもちろん、ご家族の皆様も、体調管理にはこれまで以上にお気を付けください。
さてさて、低学年の子どもたちの様子が心配になり、1年生の教室に授業を見に行ってみました。
最初におじゃましたクラスは算数科の授業中でした。13番目の単元「たしざん(2)」の勉強をしていました。学習問題は次のような内容でした。
「おにぎりが、ちいさいはこに4こ、おおきいはこに8こはいっています。あわせてなんこありますか?」
子どもたちは、教科書に式や答えを直(じか)に書き込んでいました。各自で問題を解いた後、意見交換をし、その後担任スタッフが電子黒板を使って考え方や解き方を分かりやすく説明していました。
基本の問題を解いて、解法を確認・理解した後は、練習問題にチャレンジしていました。出題問題は下のような感じです。
繰り上がりのあるたし算に、子どもたちは意欲的にチャレンジしていました。自力解決している子どもたちのノートを見させてもらって「ふむふむ!しっかり理解できているな!」と感心しました。「足される数」にいくつ加えれば「10」になるかを判断し、「足す数」をしっかり「分けて(分解して)」見通しをもって解くことができていました。
続いてのクラスは、国語科の授業をしていました。説明的文章「はたらく じどう車」の学習で、「コンクリートミキサー車についてまとめよう!」というテーマで、ワークシートへの書き込みを行っていました。
教科書の該当ページの記述を読んで、「やくわり」「つくり」「はたらき」の3つの観点から「コンクリートミキサー車」についてまとめていました。
どの子も集中して、説明的文章の「読み取り」や「読み取ったとことを文章にしてまとめる」活動に取り組むことができていました。さすが常盤っ子です!!