授業ウォッチング
2023年6月13日 10時45分常盤小HPをご覧くださっている皆さんは「二十四節気」をご存じでしょうか。「夏至(げし)」「冬至(とうじ)」のように、有名なものもありますが、あまり耳にしないものも少なくありません。例えば、あまり耳慣れないけれど私が好きなもの(言葉の響きが好きです。)に「雨水(うすい)」「清明(せいめい)」「穀雨(こくう)」「白露(はくろ)」などがあります。
さて、ついこの間の参観日だった日【6/11(日)】が、その二十四節気の一つの節目の日だったことをご存じですか?知っていたよ!という方も多いと思いますが、「入梅(にゅうばい)」でした。実際の「梅雨入り(発表された日)」は、5月でしたので、「入梅」のタイミングは、前にずれていましたが、鉛色の空が広がる梅雨空の1日でした。
一方、今日は、いわゆる梅雨の晴れ間が広がる空模様で、思いのほか蒸し暑くなっています。「町探検」に出かけている2年生の常盤っ子たちのことが、少し気にかかります。水筒を持って出かけたから水分はこまめに取れているかな…。引率補助の保護者の方々が各班に3名程度付き添ってくださっているから大丈夫かな…。等々考えながら過ごしています。
さて、そうした中、今日は3年生の教室に授業ウォッチングに行ってみました。3クラス中2クラスはテストやワークシートに黙々とチャレンジしていましたので、社会科の勉強をしていたクラスにおじゃまして、授業参観をさせてもらいました。
今日の学習は「はたらく人とわたしたちのくらし」という単元の学習で、おかし工場を取り上げて、おかし製造の写真や作業工程を示した資料を見ながら、「分かったことや気付いたこと」「不思議に思ったこと」などについて意見交換をしていました。
テーマが「おかし作り」ということで、子どもたちの興味・関心は大変高く、「わー、食べたい!」「なんか、おなかがすいてきたー!」等々口にしながら、いつもにも増して意欲的に発表し合っていました。
子どもたちから出された「気づいたこと」の発表の中に、「おかし作りをしている人たちは、みんな白い服を着ている。」という気付きがありました。
これについて、先生が「なぜ、作業をしている人たちはみんな白い服を着ているのでしょうか?」と、子どもたちに問い直していました。これに対して、子どもたちからは、「白い服は目立つから。」「白い服は少し汚れてもすぐに分かるから。」「おかしに入るとダメなものが、入らないようにするのに役に立つから。」「入ってはいけないものがおかしに入って、病気になる人が出てこないようにするため。」等々、様々な意見が出されていました。
友達の意見を聴いて、その考え・思いを受け止めさらに発展的かつ論理的に考えを深める児童、友達の意見に刺激を受けて新しい考えを思い付く児童など、楽しく和やかな雰囲気の中で、深まりのある学習が展開されていました。
授業の最後には、「地図記号」クイズ大会をしていました。競争心も手伝って、授業の雰囲気はさらに盛り上がり、熱いクイズバトル(笑)が繰り広げられていました。
ちなみに、下の「地図記号」、ブログをご覧くださっている皆さん、分かりますか? 恥ずかしながら、私は知りませんでした。
調べてみますと、2006年に全国の小中学校からの公募に基づき制定されたもので、国土地理院が初めて公募によって制定した地図記号の一つとのことです。(Wikipediaより)
分からない場合は、ぜひ、3年生の常盤っ子に教えてもらってください。(笑)
追伸
教室の後ろには美しい「紫陽花(アジサイ)」が花瓶に生けられていました。季節は「梅雨真っ只中」ですね…。常盤っ子たちも「自分色のあじさいの花」を咲かせることができますように。
また、その隣には「モンシロチョウの卵かな?幼虫(アオムシ)かな?…がくっついていると思われるキャベツの入ったケース」が置かれていました。きっと理科「チョウを育てよう」の学習で活用するのだと思います。3年生常盤っ子のみなさん!理科の学習もがんばってくださいねーーーー!!
きめ細かな心配りや教育環境の整備、学習材の準備・提供等をしてくれているTEAM常盤スタッフのみなさん!いつもありがとうございます。