第2学期終業式
2023年12月25日 14時00分本日の第2学期終業式の様子をお伝えします。
「国歌斉唱」の後、全校児童を代表して3名の児童(1年生・3年生・5年生)から「2学期の反省と冬休みの決意」の発表がありました。自身の2学期の様子をしっかり振り返るとともに、冬休みや3学期にどのような自分でありたいか、どんなことを頑張りたいか等について、全校児童&本校スタッフを前にして、堂々と発表してくれました。
続いて、校長から話をさせてもらいました。概要は以下のとおりです。
「2学期最終日となりました。突然ですが、みなさんに質問します。」
「わたしたちは、楽しいから笑うのでしょうか?あるいは、笑うから楽しくなってくるのでしょうか?」
子どもたちに、このように問い掛け、挙手してもらいましたが、両方ともほぼ同数という結果でした。
個人的には、前者の方に挙手する子どもたちが圧倒的に多いだろうと推測していましたので、驚きました。(さすが常盤っ子!と感心しました。)
「実は、このことを確かめた実験ありますので紹介します。」
「たくさんの人を集めてマンガを読んでもらいました。そのとき、AとBの二つのグループに分かれてもらい…。」と言って下のようなスライドを見せました。
そして、次のような説明をしました。
「わりばしをタテに咥えても、表情に変化はなく『普通の顔』です。しかし、ヨコに咥えると、顔は『笑顔に近い』表情になります。話を聴くだけではわかりにくいと思うので、二人の先生にやってみせてもらいます。」(男性教諭のM先生とA先生に、全校児童の前でやってみせてもらいました。)
「そして、マンガを読み終えた後に、マンガの『おもしろかった度』を10点満点で採点したもらったそうです。」
「さて、結果は……。」
「この実験から分かったことは、たとえ作り笑いであっても、『笑顔でいると、楽しい気持ちになる』ということです。つまり最初にした質問の二つの答えは、両方とも正しいということになります!」
「さて、それでは、校長先生がみなさんに伝えたいことを話します。さきほどの実験で分かったように、笑顔でいると、楽しい気持ちになります。これはつまり、『行動は、人の心を変える!』ということです。」
「自分を変えるためには、二つのことが大切になります。それは…。」と言って下のスライドを見せました。
そして、ここまでの話を基に、下のスライドを見せながら「自分を変える(なりたい自分になる)」ための行動を起こす冬休みにしてほしいという思い・願いを、子どもたちに語りました。
常盤っ子たちには、明日から始まる冬休みを、「自分をよりよく変える最高の14日間」にしてほしいと思うとともに、ステキな2024年のスタートを切ることで、2024年を「最高の1年」にしてほしいと思っています。
校長の話の後、生徒指導主事より「安全・安心な冬休み」にするための話がありました。子どもたちは真剣なまなざしで、しっかり傾聴していました。
年末年始をはさむ「14日間の冬休み」が、子どもたちにとりましても、ご家族の皆様方にとりましても、安全・安心かつ楽しく有意義で、思い出深い14日間となりますことを心より祈念しております。