第6回非常時対応訓練【火災】
2024年1月16日 10時46分本日、今年度6回目となる非常時対応訓練を実施しました。今回は、「火災発生」対応訓練を行いました。
1月1日に発生しました能登半島地震のことが脳裏にはありましたが、これまで本校では、様々な形(告知なしの抜き打ち/そばに教職員がいない休み時間等)で、「地震(津波・蒼社川決壊)」対応訓練を行ってきましたので、本日は計画通りに「火災対応」訓練を実施しました。
今回は、以下のような状況設定やねらいで実施しました。
1 出火場所 → 理科準備室(本館1階)
2 出火時間帯 → 2時間目の授業中
3 ねらい → 非常事態(今回は火災)発生時のリスクマネジメント力(=「自助・共助」に必要な知識とスキル・行動力)を高める。
4 指導のポイント → ①「お・は・し(押さない・走らない(校舎内)・しゃべらない)」の徹底。/②校舎内では鼻・口をハンカチで覆って避難。/③可能であれば窓・戸を閉めて避難(地震の場合は逆に開ける)。/④状況に応じた適切な避難経路を選択。
実際の訓練の様子は……
校舎内から運動場に至るまでの子どもたちの動きや様子を観察しました。態度面で特に問題になるような姿を見ることはありませんでしたが、1点、改めて丁寧な指導が必要だな…と感じたことがありました。
それは、1年生の中に、「訓練!訓練!」「理科準備室が火事です。落ち着いて避難しましょう!」の放送を聞いた際、机の下に潜り込もうとした児童がいたことです。自身としては、これまで重ねてきた「地震」対応訓練で身に付けたことがしっかり発揮されていて、微笑ましく思いました。しかし、「火災発生」の際に、そうした行動をとることは「命」を左右することにつながります。1年生の子どもたちにも理解してもらえるように、改めて丁寧な説明や指導をしたいと思います。
運動場への避難後、校長からは次のような話を子どもたちにさせてもらいました。
本日の非常時対応訓練(火災対応)を通しまして、様々な災害やシチュエーションに応じた「リスクマネジメント力(本校スタッフ&児童)」の強化の必要性を再認識しました。各ご家庭でも、こうしたことを話題にして話し合ったり、災害発生時の家族の行動ルール(約束事)について確認し直したりしていただけますと幸いです。