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一生使える「筆算の計算方法(やり方)」をマスターする学習

2024年3月1日 09時58分

 昨日は4年に一度訪れる「閏日(うるうび)」でした。「閏日に生まれた子どもたちの誕生日の扱いはどうするのかな?」などと考えていたのは私だけでしょうか…?(^^;

 さて、今日から3月光陰矢の如しで、令和6年が1/6過ぎ去り、残すところ10か月となりました。令和5年度は、残り1か月です。

 3年生の様子を見に、本館3階に足を運んでみました。算数科の授業で「筆算」の学習をしているクラスがありました。「3けた×2けた」の計算(筆算)方法について考え、マスターする授業でした。一生使える力(学力)を身に付けるための重要な学習です。

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 3年生の子どもたちは「2けた×2けたの筆算」は既に学習済みですので、学習済のやり方を基に、スムーズに鉛筆を走らせていました。

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 学級全体で答え合わせや計算方法のポイントの確認等を行った後、ワークシートを使って練習問題にチャレンジしていました。

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 みんな1問目(222×77)はすらすらと解いていましたが、2問目(480×30)は鉛筆の動きが止まり、しばらく考えている子どもたちが少なからず見られました。「かけられる数(480)の一の位の『0』」「かける数(30)の一の位の『0』」の扱いをどうするかで、悩んでいるようでした。

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 ぐるりと教室内を回って、子どもたちのワークシートを見せてもらいました。ほとんどの子どもたちが、下のような形で計算していました。計算ミスの少ない確実な方法です。

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 しかし、筆算の桁数が増え、例えば「480000×3000」のような式の筆算となった場合は、「0」が何行も並ぶ筆算となってしまって、逆に計算ミスをしてしまったり、時間的ロス(鉛筆と紙の無駄も)が生じたりしますので、工夫して計算(筆算)する必要があります。

 最後まで授業を見ることはできなかったので、この後、子どもたちがどのような形で上の問題を解決していったのかを確かめることはできませんでした。ただ、常盤っ子たちのことですから、きっと、担任の先生と一緒にナイスな解決法(考え方・筆算法)を、自力で見つけ出したに違いありません。

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