2学期がスタートしました!
2023年9月1日 09時35分曇り空の下、令和5年度第2学期がスタートしました。曇天のお陰で、熱中症のリスクが少し軽減され、TEAM常盤スタッフは喜んでおります。
子どもたちの登校の様子が気になり、学校近隣道路に足を運んでみました。2学期初日から保護者の皆様や地域の方々が常盤っ子の登校を見守ってくださっていました。有難いことです。
朝の会、大掃除を済ませ、屋内運動場にて「2学期始業式」を行いました。
上の写真は、第1理科室横廊下の掃除をしてくれていた高学年児童です。黙々と掃き掃除・拭き掃除をしてくれていました。さすが高学年です!
準備ができた学年から屋内運動場に移動していました。どの学年の子どもたちも「黙動」が徹底されていました。先生方が「静かに!」とか「口を閉じて!」等の指示や指導等をしている様子はありませんでしたから、「黙動」は常盤っ子たちにとっては「当たり前の行動」となっていることが分かります。夏休み明けで、「学校の日常」から長期間離れていた子どもたちですが、「当たり前のことを当たり前に実行」できている姿に感心しました。
始業式では、2・4・6年の代表児童が「夏休みの反省と2学期の決意発表」をしてくれました。自身のこれまでの姿をしっかり振り返った上で、2学期に頑張りたいことを堂々と発表してくれました。6年生の代表児童は、原稿を見ずに覚えて発表してくれました。約500名の児童・教職員を前にして、さぞ緊張したことと思います。そのチャレンジする心と姿に感心しました。
校長講話は、4月以来ずっと子どもたちに話して聴かせたかった「『聞く』と『聴く』の違い」「耳と目と心で聴くことの大切さ」について語りました。プレゼンを準備し、井上陽水さんの名曲「少年時代」を子どもたちに『聞いて』もらったり、『聴いて』もらったりしながら語りました。
講話内容の詳細な説明は割愛させていただき、講話で使用したプレゼンスライドの一部を紹介します。
「少年時代」を何も言わずに、子どもたちに聞いてもらいました。
その後、「『夏』という言葉が何回出てきたかな?」という問い掛けをし、2回目を聴いてもらいました。
そして、1回目の「きく」が「聞く」、2回目の「きく」が「聴く」なんだよという話をしました。
常盤っ子たちは、私の話に真剣に耳を傾け、しっかり「聴いて」くれていました。
「少年時代」は2回流しましたが、2回目の「聴く」のシーンでは、下のような様子で音楽に耳を傾けてくれていました。中には「夏」という歌詞を指折り数えながら聴いてくれていた子もいて、とても微笑ましかったです。
常盤っ子たちが「耳と目と心で聴ける子」になることで、「自分色のあじさいの花」をたくさん咲かせてくれることを、TEAM常盤スタッフ一同、心より願っています。