授業ウォッチング
2024年11月26日 10時48分1時間目が終わる頃に降り始めた雨は、今は止んでいます。天気予報では、この後、お昼前から再び降り始めるとともに、午後は少しずつ風が強くなる予想のようです。
本館を歩いて回っておりましたら、1年生の教室の机の上に置かれた服が目に入りました。このクラスの子どもたちは、体育科の授業で屋内運動場に行っているようで、教室には誰もいませんでした。シーンと静まり返った教室の机の上に置かれている服は、体操服に着替えた後の脱いだ私服です。私が感心したのは、1年生であっても、これだけ美しく服をたたむことができる子がいるんだなあ…ということです。
小学校に入学して8か月が終わろうとしていますが、まだ、1年生。中高生や大人であっても、これほどきちんとたたみ、重ねることができる者はそう多くはないのでは…と。
こうしたステキな光景の背景には、家庭教育の確かさ(きめ細かな躾の積み重ね)があるのだろうなと想像します。本当にすばらしい!1年生の子どもたちの確かな育ちを見て取ることができ、とても嬉しく思いました。
3年生の教室横廊下を歩いておりましたら、書写(毛筆)の授業を行っている学級がありましたので、お邪魔させてもらいました。「ビル」という片仮名2文字にチャレンジしていました。
筆を持って書き始める前に、「ビル」という題字を書く際に気を付ける「2ポイント」について確認していました。先生の質問に対して、ほぼ全員が挙手して積極的に発表していました。すばらしい!!
ポイントは「まがり」「おれ」の2点でした。
その後、指導の先生が「良くない手本」を黒板に書き、その「問題点」を探して発表し合う活動を行っていました。子どもたちは切れ目なくどんどん挙手して、大変意欲的に発表していました。これまでの学習で学んできたことを、しっかり理解していることがうかがえました。さすが常盤っ子!
ポイントの確認後は、半紙に筆を走らせていました。練習用のかご字プリントも用意されていて、子どもたちは必要に応じて活用していました。
この時間は3時間のカリキュラムの中の最終時間の授業とのことで、最終的には「清書」を仕上げなければなりません。3年生のみなさん!これまでの練習で身に付けた知識(気を付けるポイント)や技術をすべて注ぎ込んで、納得のいく作品を仕上げてくださいね!!