2学期のまとめ
2024年12月9日 11時18分朝方は冷え込んでいましたが、現在は雲は広がっているものの風はなく、屋外に出てもそれほど寒くは感じません。
先週は葉をつけていたイチョウですが、1週間経ってかなり落葉しました。校庭には落葉樹の落ち葉が舞っています。
ただ、そうした中、前庭では、春を待つ花々の苗が寒さにじっと耐えています。花を咲かせて、私たちの目を楽しませてくれている草花もあります。栽培委員会の児童のみなさん&担当スタッフの皆さん、日々のお世話をありがとうございます。
さて、先日に続き、本日も6年生の教室におじゃましました。二つのクラスにおじゃましたところ、両クラス共に2学期のまとめ的な学習をしている様子でした。最初に足を運んだクラスでは、国語科のテスト返し&テスト直し、自身の学習進度や学習状況に合わせた自主学習等を行っていました。タブレット端末を活用している子どもたちもいました。みんな、それぞれがすべきことを集中して行っていました。
続いてのクラスでは、算数科「比例」のまとめの学習を行っていました。自身が教室に入った際は、「比例の考え方・関係を使った応用問題」にチャレンジしていました。例えば次のような問題です。
【応用問題】 画用紙10枚の重さをはかったら120gでした。画用紙300枚の重さは約何gと考えることができるだろう?
黒板には、子どもたちから出されたと思われる以下のような解法が板書されていました。
① 120÷10=12 12×300=3600
② 300÷10=30 120×30=3600
③ 10:300=120:X X=3600
なるほどな!と思いました。坂本龍馬が残した言葉に「人の世に道は一つということはない 道は百も千も万もある」というのがありますが、6年生の子どもたちは、多様な考え方を出し合いながら、目的地にたどり着く道(=解法)を探し合い、見つけ合っていました。
その後は、小単元「比例」の学習を振り返りながら「算数の学習帳」の「確かめの問題」や「応用問題」にチャレンジしていました。
友達同士で教え合う姿も見られ、支え合い、助け合い、学び合う姿を、大変ほほえましく思いました。
小学校で学ぶ「比例」の学習や考え方は、当然、中学校での学習の基礎・土台となりますし、一生使っていく(使うことができる)内容です。物事を論理的に考える上でも大変重要です。
6年生のみなさん!しっかり学び、しっかり理解して、中学校進学に備えるとともに、今後の人生(自身の生き方・物事の考え方)に生かしてくださいね!!