授業ウォッチング【3年】※9/30(月)ブログの続編です!
2024年10月3日 10時48分9/30(月)のブログで、3年常盤っ子たちの授業の様子をお伝えしていましたが、紹介し切れていないクラスがありましたので、続編をアップします。
続いてのクラスは、図画工作科の授業(校内造形大会の「立体作品」づくり)をしていました。題材(テーマ)は「だんボールの形をかえて」で、子どもたちは、段ボールを切ったり、破ったり、濡らしたりして原形を変え、様々な形になった段ボールの組み合わせを工夫しながら造形活動を楽しんでいました。
実在の動物や昆虫をイメージしながら作品制作に取り組んでいる児童もいれば、想像上の生き物をイメージしながら作品作りを楽しんでいる児童もいました。
想像を広げ、イメージを膨らませながら造形活動に取り組んでいる子どもたちの表情は、皆いきいきと輝いていました。3年生のみなさん!納得のいく作品ができるといいですね!!(^O^)
続いてのクラスは、国語科の授業でした。「わすれられないおくりもの」という物語文を読み取る学習で、この時間は場面ごとに変わっていく「もぐら」の気持ちについて読み取り、ワークシートに書く活動を行っていました。
物語文を読み取る(読解する)際に、国語科で大切にしていることは「叙述に即して」「叙述を基に」考える(読解する)ことです。子どもたちは、教科書を音読したり黙読したりしながら、「もぐら」の気持ちの変化が読み取れる叙述部分を探し、これを基に考えたこと・読み取ったことをワークシートに書き込んでいました。
ワークシートを読ませてもらうと、子どもたちは次のようなことを書き込んでいました。少しだけ紹介します。
「あなぐまの死を知る場面:なんで!どうしていなくなっちゃうの?悲しいよ…。」
「冬の場面:あなぐまさんがいなくなった心の中のかなしみを、(雪が)おおいかくしてくれないかな…。/あなぐまさんに会いたいよ!冬もいつもいっしょにいてくれたのに、(いなくなって)どうしたらいいのかわからないよ…。さみしいよ。」
こうした学習を丁寧かつ地道に積み重ねることが、子どもたちに、読解力を育てるとともに、物語の世界に浸り想像を膨らませる楽しさを味わわせることにつながっていくことを、子どもたちの学びの姿から実感しました。
3年生のみなさん、物語文「わすれられないおくりもの」の世界を、存分に味わい、楽しんでくださいね!