6年生が「被爆体験伝承講話」を拝聴しました!
2024年10月8日 09時38分昨日から雨が降り続いています。常盤っ子たちは外遊びができず、思い切り体を動かすことができないため、少しストレスが溜まり気味かな…と。
さて、昨日〔10/7(月)〕、本校で開催しました「被爆体験伝承講話」について紹介します。
6年生&6年部スタッフが、総合的な学習「戦争と平和について知ろう」の探究活動の一つとして、ゲストティーチャーをお招きし、上記の学習会を実施しました。
講師は被爆体験伝承者の中濵さんで、ご自身ではなくご両親が被爆された被爆2世(原爆投下時はまだ生まれてなかった)の方です。
ご両親は、娘である中濵さんには被爆体験の詳細についてはほとんど語らなかったそうです。しかし中濵さんは、被爆体験をされた方々が亡くなられていく中、「哀しい歴史を後世に語り継ぐことで、二度と同じ過ちを繰り返さぬように!」との強い思い・願いから、「被爆体験伝承者」の登録【(公財)広島平和文化センター】をされたそうです。
被爆された松原美代子さんという方を中心に、聴き取り調査や交流をしたり、原爆や戦争に関する様々な勉強会に参加したりしながら学習を積み重ねられてこられたそうです。昨日は雨の中、新幹線やしまなみバスを乗り継いで、常盤小学校に来てくださいました。その確固たる信念や使命感、熱意には頭が下がります。
昨日の講話では、中濵さん作成のプレゼン資料を見せてくださいながら、貴重なお話を聴かせていただきました。その様子を写真にて紹介します。
貴重なプレゼン資料(写真や被爆体験者の方々が描かれた絵等を含め)は、たくさんありましたが、著作権や肖像権等の配慮事項があり、ブログにアップすることはできません。ブログをご覧くださっている皆様にも、ぜひ見ていただきたい資料がたくさんありました。6年生の子どもたちは、ぴんと張り詰めた空気の中で、真剣に中濵さんのお話に耳を傾け、プレゼン資料を凝視していました。
お話を聴き終えた後は、感想発表の時間がありました。6年常盤っ子たちは、拝聴した内容から感じたこと、考えたことを、自ら挙手して語ってくれていました。
講話後、中濵さんからは、「常盤小学校のお子さんたちはすばらしいですね。最後まで真剣に私の話を聴いてくださって、とても嬉しかったです。お話をしに来させていただいて良かったです。」という旨のお言葉をいただきました。
最後に、代表児童がお礼のご挨拶をして、本会をとじました。
子どもたちにとってはもちろん、我々TEAM常盤スタッフにとりましても、大変貴重な時間を過ごさせていただきました。中濵さん、昨日は遠路足をお運びくださり、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。