熱い常盤愛に感謝!
2023年4月26日 16時45分昨夜、「第1回 常盤小学校学校運営協議会(いわゆるコミュニティー・スクールの会)」が、3年ぶりに参集方式で開催されました。常盤小学校スタッフからは校長・教頭・主幹教諭の3名が出席しました。私たち以外のメンバーとしましては、今治地区保護司会、常盤公民館、団体連絡協議会、常盤校区補導委員、民生委員協議会、自治会、主任児童委員、教育会常盤支部、常盤地区老人会、常盤小PTA等、各団体の代表の皆様がご出席くださいました。ご出席くださった皆様、お忙しい中、ありがとうございました。
出席くださったメンバーの皆様の自己紹介や、教頭からのコミュニティー・スクールに関する説明、規約の確認等の後、校長から令和5年度の学校経営方針について説明させていただきました。これを基に、様々な立場からの貴重なご意見等をいただきました。
その話合いの中で、「少し心配になったお話」と「大変うれしかったお話」がありましたので、概要を紹介させていただきます。
1⃣ 少し心配になったお話
登校時のこと。各学団で登校班を編制して、子どもたちは集団登校をしている。学校が近づいてくると、様々な登校班が集まってくるため、横断歩道を渡る際に大人数の子どもたちが一斉に歩き出す。そのため、青信号が赤信号に変わるまで切れ目なく子どもたちが横断する形となり、右折・左折したい車が曲がることができずに立ち往生(渋滞)する。歩行者優先が原則なので仕方のないことではあるが、次の2点が気にかかる。
① 通勤を急ぐ車が、イライラして事故発生につながらないか心配である。
② 横断歩道を渡る子どもたちが、「待ってくれてありがとう。」の感謝の気持ちをもって渡ることができるとうれしいな…。「ありがとうございます!」の挨拶や「会釈」ができる子が増えると、ドライバーの心が和み、トラブル防止につながるかもしれないな…。
お話の概要は、上記のような内容だったと思います。早速子どもたちには、このお話を分かりやすく伝え、事故発生を未然に防ぐためのアクションにつなげていきたいと思います。貴重な情報提供をありがとうございました。
2⃣ 大変うれしかったお話
このお話は、前常盤小学校長で、現常盤公民館長の大澤館長さんがしてくださいました。 4/13(木)、4/14(金)のブログでも紹介しましたが、校外での常盤っ子の「ステキな挨拶」のお話です。前回紹介したエピソード(詳細は、4/13・14のブログをご覧ください。)に加えて、昨夜はもう一つのエピソードを紹介してくださいました。概要は以下のとおりです。
常盤町の通りを通行(徒歩or自転車)していたときに、常盤小の子どもたちとすれ違った。その際、子どもたちがとても気持ちの良い挨拶をしてくれた。すれ違った後、子どもたちから「あれっ!校長先生」という声が聞こえてきた。この話で私が何を伝えたいかというと、子どもたちは、私を「前校長」と認識して挨拶をしてくれたのではなく、一通行人との認識のもと「いつも通りに当たり前に挨拶をしてくれた」のだと思う。そこに意味・価値がある。
つまり、その子らにとって地域の人に「挨拶をする」というのは「当たり前」のことであり、「習慣」になっているのだと思う。常盤小学校の中にいたときには、そうした子どもたちの姿を今一つ実感しきれてなかったように思うが、常盤小学校を離れ、外から子どもたちを見たとき、常盤の子どもたちの「頑張り・成長・すばらしさ」を強く感じさせてもらっている。子どもたちの何気ない挨拶や一言が、どれほど地域住民を元気づけるか…ぜひ子どもたちに伝えていただき、さらに伸ばしてやっていただきたい。
以上が、お話の概要でした。常盤愛にあふれる上の二つのお話は、本当に有難く、今後の常盤教育にしっかり生かしていかなければならないお話でした。心より感謝申し上げます。今後も、様々な視点から常盤小学校を見守っていただき、バックアップしてくださいますよう、よろしくお願いいたします。