校内持久走大会【試走】
2023年11月24日 10時38分昨日まで続いていた穏やかで暖かな天候が、今日から崩れ始めるとの天気予報でしたので、本日実施予定の持久走大会・試走ができるのか心配しておりました。
昨夜は、就寝時間帯になって急に強風が吹き始め、夜中は風の音に何度も目が覚めてしまいました。
ただ、今朝方は、一番心配していた気温はそれほど急降下しておらず、風は強いものの、なんとか試走はできそうなコンディション!「ああ、良かった!」と思いつつ、星を仰ぎながら出勤しました。まだ暗い中、ゾウ門をくぐりますと、既に体育主任の若手スタッフは出勤しており、試走のための諸準備をしてくれていました。有難いことです。A先生、ご苦労様!!
さて、写真のような強風&曇天の中ではありますが、予定通りのスケジュール(分単位で計画されていますし、大会本番とまったく同じ運営方法で実施しています。)で、今のところトラブル等なくスムーズに進んでいます。
1・2時間目の様子を写真でお伝えします。
校舎本館の上の方から、かわいらしい子どもたちの声援が耳に入ってきましたので、見上げてみました。
3階の3年生の子どもたちが、1年生に「がんばれー!!」と声援を送ってくれていました。3時間目に予定している自分たちの試走のことも考えながら応援してくれていたものと思います。
心温まる光景でした。
今年度の持久走大会は、長年の常盤小学校持久走大会の歴史・流れ・運営方法等を根本的に見直し、
「子どもたちの安全・安心の確保=命・健康を守る」
を第一義((最重要課題)として、計画を立て直しました。
11月16日配付の全家庭への案内文書「校内持久走大会の実施について」にも明記(※下の資料参照)しておりましたように、「コースの変更(一般道路使用→敷地内のみ/各種事故発生リスク軽減が目的)」 「距離の短縮(文科省・学習指導要領を根拠に短縮)」をはじめとしまして、「保護者・ご家族応援ゾーンの設定」「問診票(試走・本番)による健康チェックの徹底」「万が一の際の救命救急体制の見直し・整備(運動場中央へのAEDの配備/スタッフ全員がスマホ常時保持→119番通報)」等々、上記の第一義を達成するために様々な手立てを講じています。
本日の試走に向けましても、試走が「安全・安心」に実施できますよう、本校スタッフが何度も話合いを重ねるとともに、必要に応じて現場(運動場や中央通路、中庭等々)に足を運ぶなどして、危険要素(アクシデント発生の可能性があるリスク)の一つ一つを洗い出して、潰(つぶ)してくれています。
上の写真は、敷地内コース設定により、コースの一部となった「中央通路(段差在り)」です。今週半ばの放課後に、本校スタッフが現場に集まり、かなりの時間をかけて「事故・けが」を防ぐための方法について話し合ってくれました。
最初は、「マットをかぶせる」方向で考えていましたが、実際にマットをかぶせてみると「➀段差が微妙に残る」「②微妙に残った段差が児童の目に見えにくく、分かりにくい」「③上記➀②により、マットをかぶせると、返って事故・けがのリスクが高まるかもしれない」等々の問題点が分かり、試走は、上の形でやってみようということになりました。
飛び石状のコンクリートは滑りやすいので、写真のように布テープを貼りました。児童が複数名で中央通路を通過する場合、この上を走っても構わないことを指導していますが、その際、児童の転倒リスクを軽減することを目的としてテープを貼りました。
上の写真は、運動場からはまったく見えない中庭の「登り棒」エリアです。中央通路を通過したら、児童はすぐに左折してプール方面に向かいます。急カーブで左に曲がる際、登り棒の支柱部分にぶつかってけがをするリスクが想定されましたので、本校スタッフがクッションマットを取り付けてくれました。
本日の試走が「安全・安心」に終わりますとともに、大会本番も「安全・安心」な運営ができますことを、TEAM常盤スタッフ一同、切願しておりますとともに、そうなりますよう最善を尽くしたいと思っております。ご理解とご協力を、よろしくお願いいたします。