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校内授業研究会【3年道徳科】

2024年1月23日 10時56分

 本日、3年学級で「校内授業研究会(道徳科)」を実施しました。テーマとしました道徳的価値「規則の尊重」で、授業のねらいは「約束やきまりを守ることの意義を理解し、きまりを守ろうとする心情を育てる」でした。

 使った資料は「きまりじゃないか/東京書籍・新しいどうとく3」という読み物資料です。

 話の概要は、「主人公の裕一と友達の大助は、雨がやんだら校庭で一緒に遊ぼうと相談している。そうした中、昼休みには晴れ間が広がる。しかし、外遊びの可・不可を知らせる「あそびボード」は赤(不可)のまま。なのに、太郎や周りの 友達数人は、「あそびボード」を無視して外に飛び出してしまう。他のクラスの人たちも外に出ている。だが、裕一は「きまりじゃないか」とつぶやきながら教室にとどまる。」というものです。

 3年生の子どもたちは、このお話を基に、「きまりは、なぜ守らなければならないのか?」について考え、話し合っていました。

 まずは、友達である太郎たちがとった行動とその背景にある思い、また、主人公である裕一がとった行動とその背景にある思いについて、各自の考えを出し合い交流し合っていました。

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 そして、その話合いを基に、視点を変え「授業中に、授業に関係のないおしゃべり(私語)はしない」というきまりについて、自分自身の普段の様子(在り方)を振り返っていました。資料から離れ、自分事として「きまり」の意味や意義について考える過程です。

 具体的な活動としては、「守れている」「守れていない」「どちらともいえない」という三つの立場のどれに自分が当てはまるかを考え、その理由をワークシートに書き込んだり、タブレット端末の「心情バロメーター」に入力したりする活動を行っていました。その後、書き込んだ内容を学習グループ内で交流し合い、更には、各グループで話し合ったことを基に、全体で意見交換・意見交流していました。

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 授業の終末では、本日の授業で扱った道徳的価値「規則の尊重」について、「きまりはなぜ守らなければならないか?」という問いに答える形で考えていました。3年生のみなさん!多くの先生方が参観している中で、活発な意見交換ができていましたね。特に感心したのは、「聴く」=「耳と目と心で聴く」態度がしっかり身に付いていることでした。とてもステキでした。よく頑張りました!!

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00-2学期始業式講話⑥