「今治市のおすすめイベント紹介」発表練習-3年国語科-
2024年1月26日 10時20分本日、2時間目に、校内授業研究会を3年生の学級で実施しました。教科は「国語科」で、単元名は「町の行事について発表しよう」……全7時間で計画している単元の6時間目の授業でした。
3年生の子どもたちは、これまでの学習で「話を聞きながらメモを取る方法」や「インタビューの仕方」を学んでいます。本単元の学習では、そうしたこれまでの学びや身に付けてきたことを活用しながら、「今治市のイベント(行事)」について2年生に分かりやすく発表することを目的にして活動しています。
その際、社会科で学習した「市の様子」や、総合的な学習の時間の「今治モデル・ふるさとキャリア教育」とも関連付けながら、資料収集をしたり、インタビューをしたり、発表台本や発表資料を作成したりしてきました。
この時間の学習では、これまで積み重ねてきたことを基に、ペアグループ同士で、互いの発表を聞き合ったり、より良い発表にするためのアドバイスをし合ったりしていました。
担任の先生からは、より良い発表にするための「発表ポイント(下記参照)」が示されており、子どもたちは、そのポイントを意識しながら互いの発表を見たり、自分たちのグループの発表を振り返ったりしていました。
【発表ポイント】
① 2年生に分かってもらえるようにする。
② 自分たちが紹介する今治市のイベント(行事)の「おすすめポイント」が、しっかり伝わるようにする。
③ 発表するときの「声の大きさ」「スピード」に気を付ける。
④ 「大事な言葉」は、ゆっくり、強調して話す。
⑤ 資料の見せ方を考え、分かりやすくなるように工夫する。
グループ編成は六つで、各グループの紹介イベントは、「バリシップ」「おんまく祭り」「今治タオルフェア」「瀬戸内しまなみマルシェ」「土曜夜市」「菊間祭り」などでした。3年生とはいえ、タブレット端末や電子黒板を効果的に活用して、大人顔負けのプレゼンテーションを繰り広げていました。
また、グループ発表後は、「振り返りカード」や「アドバイスカード」に、「自分たちのグループの発表の自己評価・反省」や「ぺアグループの発表の評価・助言」を書き込み、活動を振り返っていました。「アドバイスカード」につきましては、ペアグループ同士で交換し合っていました。そして、カードに指摘されている内容を確認しながら、より良い発表につなげるための方策を話し合っていました。
そうした姿(活動ぶり)を見ながら、3年常盤っ子たちに、「誰に(相手意識)」「何を(内容意識)」「何のために(目的意識)」「どのように(方法意識)」という「四つの意識」が着実に育ちつつあることを感じました。
改めまして、常盤っ子たちのポテンシャル&学ぶ意欲(向学心)の高さを実感した45分間でした。3年常盤っ子のみなさん!よく頑張っていましたネ!!