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ショート集会「青少年赤十字引き継ぎ式」

2024年2月8日 09時55分

 本校は、愛媛県青少年赤十字に登録加盟し、長年、青少年赤十字活動を積み重ねています。(※ちなみに、愛媛県下の加盟校(保育所・幼稚園・こども園・小中高校)は300校余りです。)

 本日は、1年間の活動を振り返るとともに、来年度に向けて、先輩常盤っ子後輩常盤っ子に、青少年赤十字の精神と活動を引き継ぐ会を開催しました。運営委員会の児童や担当スタッフが企画・進行してくれました。主な流れは以下の通りです。

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1 導入及び始めの言葉

 赤十字の創始者であるアンリー・デュナンに扮した運営委員会児童が、ユーモアも交えながら場の雰囲気を和ませてくれました。

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2 活動の振り返りと引き継ぎ

 1~4年生の代表児童が、1年間を振り返っての自身の頑張りや成長、今後さらに頑張りたいこと等について、堂々と発表してくれました。また、各委員会の代表児童は、1年間の活動報告をする中で、「気づき・考え・実行した(青少年赤十字の『行動目標』)具体例」を全校児童に分かりやすく発表してくれました。

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 どの発表内容も中身の濃い充実した内容ばかりで、聴いていて感心しました。個々の児童が、自身の置かれた場で、精いっぱい「気づき・考え・実行」してきたことが伝わってきました。さすが常盤っ子です!!(*^^)v

 その後、先輩から後輩に、青少年赤十字の精神が込められた様々なグッズ等が手渡され、「思い・願い」がしっかり引き継がれました。

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3 誓いの言葉の斉唱

「『誓い』 わたくしは、青少年赤十字の一員として、心身を強健にし、人のためと郷土社会のため、国家と世界のためにつくすことを誓います。」

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4 校長先生の話

 校長から、「ソルフェリーノの丘の糸杉物語」について、以下のような話をさせてもらいました。

 今から165年前の1859年(6月24日)に、イタリアの「ソルフェリーの丘」という場所で、イタリア・フランス連合軍 対 オーストリア軍の激しい戦争がありました。合計32万人もの兵士が15時間戦い続け、多くの死者やけが人(約4万人と言われています。)がでました。 

 その戦場に仕事で通りかかったのがスイス人の「アンリー・デュナン」でした。(あの人ですと言って、ステージに掲げてある肖像画を指す。)アンリー・デュナンは、仕事を放って、3日間、寝る間を惜しんで傷ついた兵士たちを助ける活動をしました。しかし、多くの兵士が亡くなってしまいました。この悲しい経験を基に、アンリー・デュナンがつくったのが「赤十字」です。

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 さて、この悲しい戦争の舞台となった「ソルフェリーノの丘」に生い茂っていたのが「いとすぎ」という木でした。このことから、「いとすぎ」は「赤十字のシンボルツリー」と呼ばれています。 

 悲しい戦争から100年経った1959年は、赤十字が誕生して100年の記念すべき年でもあります。今から65年前のこの年、イタリアの赤十字社が「ソルフェリーノの丘に生えているいとすぎ」から採った種を、東京の日本赤十字社に送ってくれました。そして、この種は、日本赤十字社の庭に植えられました。 

 さらに、それから45年後の2004年(今から20年前ですね。)、東京の日本赤十字社の庭に育ったいとすぎから採った種が、愛媛県に運ばれました。いとすぎの種は大変芽が出にくいそうで、100粒まいても芽を出すのは2~3粒だそうです。しかし、東京から愛媛に種を持ち帰った愛媛県青少年赤十字賛助奉仕団の上甲さんという方が、大切に育て増やしてくださいました。こうして、「赤十字のシンボルツリー」であり「平和を願う心の象徴」である「ソルフェリーノの丘のいとすぎ」は、我が愛媛の地にもしっかり根を張り、育っています。 

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 さて、全校児童のみなさん、その「ソルフェリーノの丘のいとすぎ」が、この常盤小学校にも育っていることを知っていますか? 遠いイタリアの地からこの常盤小学校にまでやってきているわけです。すごいと思いませんか?どこに植えられているか知らないという人は、休み時間にでも、ぜひ探してみてください。とても目立つ場所に植えられていますので、すぐに発見できると思います。

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 一方、知っているよという人も、ぜひ、今一度「ソルフェリーノの丘のいとすぎ」を自分の目で確かめに行ってください。そして、今、校長先生が話した物語を思い出しながら、「アンリー・デュナン」が「赤十字」に込めた、平和への「思い」や「願い」について、静かに考えてみてください。

 終わります。

5 終わりの言葉

 本会を締めくくる形で、運営員会の代表児童があいさつを述べてくれました。

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 厳粛な中にも心和むシーンもあり、大変ステキな会でした。お世話くださった運営委員会の児童のみなさん&担当スタッフのみなさん、ありがとうございました。