授業ウォッチング【2年】
2024年3月12日 10時58分朝から冷たい雨が降っています。気温はさほど低くはありませんが、陽射しがありませんので寒く感じます。
中央通路には、「現在、外遊びはできません!」の合図である「赤旗」が立てられています。
今日は、2年生の授業の様子を見に本館3階に上がってみました。二つのクラスが自教室で授業(もう一つのクラスは屋内運動場で体育科の授業のようでした。)をしていましたので、その様子をお伝えします。
最初のクラスは道徳科の授業中でした。「いちょうの木からの手紙」(「『愛』ある愛媛の道徳」資料より)という読み物資料を使って、「よりよい学校生活の在り方」や「集団生活を充実させる方法」について話し合っていました。
愛媛県下のある小学校で、実際にあったお話が資料化されているため、子どもたちは興味深げに先生の資料朗読を聴いたり、話し合ったりしていました。その学校のシンボルツリーである「いちょうの木」が弱ってきて枯れそうになった際、6年児童が立ち上がり、なんとか守ろうと奮闘するお話です。
常盤小学校にも「スズカケノキ」というシンボルツリーがあり、百年近く常盤っ子たちを見守り続けてくれています。常盤っ子たちにとっては、かけがえのない大切な存在となっていますので、自分事として考えたり、話し合ったりすることができていました。
続いてのクラスは、ALTのK先生との外国語活動の授業でした。国のカリキュラム上は、外国語活動は「3・4年」、外国語科は「5・6年」ということになっていて、「1・2年」には位置付けられていません。しかし、今治市では、市として配置しているALTさんによる授業の場を、1・2年の子どもたちにも提供してくれています。
ALTのK先生は、日本語は片言しか話せませんので、2年生といえども基本的にはすべて英語で授業が展開されます。その際、子どもたちの理解を助けるツールとして、タブレット端末や電子黒板を活用したプレゼンテーションや映像・画像が積極的かつ効果的に使われています。
2年生の子どもたちは、そうしたツールによる視覚的な手掛かりとK先生の英会話をうまく重ね合わせながら、外国語(英語)の学習を楽しんでいました。
私が参観した場面では、グループ対抗のクイズ大会をしながら、「色(Collar)」と「食べ物(Food)」の英単語の発音にチャレンジしていました。K先生のネイティブな発音に耳を傾けながら、英単語の発音や英会話に慣れ親しんでいました。笑顔あふれる授業風景でした!!(^O^)