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SDGsを学ぼう

2022年12月12日 18時46分

4年2組では、みんなが真剣な顔で考え込んでいました。先生の問いかけは、「なぜ、男子が青、女子が赤なの?」でした。

(うーん、そう言われてみれば、なんでだったっけ)

「これは、もともと決まっているものではなくて、たまたま偶然なんですよ。」

先生が電子黒板に出したマークに、みんなは注目します。

このマークは、今4年生が総合的な学習の時間で学んでいる「SDGs」の17の目標を示すアイコンの一つで、「ジェンダー平等を実現しよう」のアイコンなのでした。

SDGsとは、「Sustainable Development Goals」の略で、日本語では「持続可能な開発目標」と言います。4年生のみんなは、もうよく知っているようです。先生の話をうなずきながら聴いている人もいました。

(そうか~、こういう思い込みに気付くことが大事なんだな。)

SDGsの目標に「ジェンダー平等」が入っているのは、ジェンダー差別なく社会に参加できれば、たくさんの国でみんながもっと豊かに幸せになれるからなのですね。

4年生にはちょっと難しいかな?と思っていたけれど、ときわっ子はしっかりと考えていました。

授業の後、帰りの支度でランドセルを運びながら、「別に男だから黒っていうわけではないよね?」「私は他の色でもよかったよ。」話題は持ち物や服の色のことになっています。

「このかわいいピンクのゴムも、男子がつけても、好きな色ならいいよね?」「えっ?そう言われるとそうなのかな??」

男女関係なく、好きなものを好きと言えて、やりたいことができる世の中にしていきたいですね。柔軟で頼もしい4年生のみなさん、持続可能な未来をよろしく!