薬物乱用防止教室を実施しました!
2025年2月28日 16時28分本日、今治東ライオンズクラブの皆様がご来校くださり、6年生を対象に「薬物乱用防止教室」を開いてくださいました。
まずは、大変分かりやすいプレゼン資料を示しながら薬物の怖さ等について、科学的根拠や各種統計資料等を基にご講話くださいました。
講話のポイントや教室の主な流れは、下の3点でした。
薬物を摂取した際の作用には「興奮作用」「幻覚作用」「抑制作用」の3つがあることを教えてくださいました。
また、「覚せい剤」の検挙者の都道府県別ランキングは下の写真のような状況とのことでした。【※人口10万人当たりの件数】
「薬物は人を3回殺す」というインパクトのあるフレーズに、子どもたちは、前のめりになって耳を傾けていました。「3回」といいますのは…。
① 心の死:意欲・気力・優しさ・思いやりなどの精神を失う。
② 頭の死:正常な判断ができなくなり、薬物に侵された脳は、二度と元には戻らない。
③ 肉体の死:内臓や骨をむしばみ命を奪う。(薬物乱用者の最期は骨が残らない。)
「薬物」と聞きますと、イメージ的には「覚せい剤」「ヘロイン」「コカイン」「大麻」「シンナー」などを思い起こしますが、小学生にとっては「タバコ(副流煙による間接的な喫煙も含めて)」や「アルコール」なども「薬物」となります。この「喫煙」「飲酒」は「違法薬物乱用のゲートウェイ(入り口)」であり、「ゲートウェイドラッグ」と呼ばれています。本日の講話で、6年生には、「喫煙」「飲酒」の怖さや「ダメ。ゼッタイ。」が、しっかり理解・認識されたものと思います。
講話の後は、子どもたちの理解度を確かめるためのクイズが10問出題され、子どもたちは、〇✕形式で回答していました。全問正解の子どもたちも少なからずいました。さすが常盤っ子です!!
最後に、代表児童への講習終了証授与や、代表児童による「ダメ。ゼッタイ。」の誓い・署名、全員での「ダメ。ゼッタイ。」のコール、代表児童によるお礼の言葉等がありました。
今治東ライオンズクラブの皆様、それぞれのお仕事があります中、スケジュールのやり繰りをしていただき、本校児童のために貴重な時間をご提供くださってありがとうございました。心より感謝申し上げます。