「笑いの力」集会【集会委員会プレゼンツ】を実施しました!
2024年11月14日 13時28分本日、授業前の15分間を使って、集会委員会主催(プレゼンツ)の「『笑いの力』集会(ショート)」がありました。
集会のねらいは、
① 笑うことを大切に活動している集会委員の思いを知ることで、笑うことの良さを感じたり、笑顔で生活しようとしたりする気持ちを高める。
② 発表内容を聴いて、考えたり感じたりしたことを発表し合うことを通して、互いの思いや考えを知る。
でした。
集会の開始時刻はいつも通り7:55でした。5分前行動が通例ですので、7:50前には職員室前の廊下を歩いて移動する子どもたち(低学年)が大勢いたはずです。しかし、子どもたちの声はもとより、足音や物音もまったく聞こえず、移動の気配すら感じませんでした。
その後、集会開始3分前に屋内運動場に足を運びましたら、いつものように全校児童の移動は完了し、そうすることが当たり前の事として全学年の子どもたちが「黙座」していました。
シーンと静まり返った屋内運動場のフロアに全校児童が座り、集会が始まるのをじっと待っていました。「水を打ったような静けさ」とはこのこと! 屋内運動場は静寂に包まれ、集会前の心地よい緊張感と期待に包まれていました。「たかが3分。されど3分。」で、「身じろぎもせず黙して座す3分間」は、小学生(特に低学年の子どもたち)にとっては、決して短い時間ではなく、結構な忍耐力や自制心、自己コントロール力が必要です。
それが1年生ですらできている常盤っ子たちに毎回感心します。改めまして、常盤っ子の「確かな育ち」「伝統(常盤プライド)のバトンパス」「当たり前のことが当たり前にできる姿」を見させてもらい、感激しました。
集会は、集会委員会児童&担当スタッフの企画・進行の下、以下のようなプログラムで進みました。
1 はじめの言葉
集会委員会児童が、身振り手振りも交えながら楽しくメッセージを発信し、いつものように一気に場を盛り上げてくれました。
2 集会委員会の発表
寸劇形式で、面白おかしく、ユーモアを交えながら「集会委員会メンバーが全校児童に伝えたいメッセージ(=「笑いの力」の大切さ)」を発信してくれました。(※集会後に担当スタッフに話を聴きましたら、発表内容(シナリオやせりふ等)は集会委員会の子どもたちが主体的に考え、練習を重ね、本日の本番を迎えてくれたとのことでした。すばらしい!!)
集会委員会の子どもたちが発信したメッセージの概要を紹介しますと…
① 体調が悪い子が、周りのみんなにつられて笑っているうちに、具合がよくなり、気持ちが上向くことがあるんだよ!➡ 「笑う」と体を守る力(免疫力)が高くなるという実験結果もあるよ!
② 自分たち集会委員会メンバーは、「全校のみんなに”笑い””笑顔”を届けたい」一心で、委員会活動を行っているんだ!
③ 委員会活動に限らず、日常生活の中でも”笑い””笑顔”を届けることはできるんだよ!➡ 自分から笑顔で気持ちの良いあいさつをする! 家族や仲間とテレビなどを見て心の底から笑う!➡全校のみんなも、自分から周りに”笑い””笑顔”を届けてほしいな!
④ 「笑い・笑顔」は自分も周りも「幸せにする力」を持っているよ!
★ 集会委員会の子どもたちの発表を聴きながら、自身は、昨年度の校長講話(2学期終業式)で子どもたちに話した「人は楽しいから笑うのか?笑うから楽しくなるのか?」を思い出しました。参考までに下にリンクをはっておきます。
★ クリック➡「楽しいから笑うの?笑うから楽しくなるの?」
3 感想発表〔各学年の発表希望者〕
集会委員会の発表を聴いての感想を、各学年の代表児童が発表してくれました。各学年の代表として感想発表をしてくれた児童は、自ら挙手し、全校児童の前で発表をしてくれました。とても勇気のいる行動だと思います。
本校では、国語科を重点研究教科として「自ら考え、豊かに表現し、共に学び合う児童の育成」を目指しています。目指す児童像に迫るために大切にしていることの一つが「アウトプットする力の育成」です。学級内のみならず、本日のような全校児童が集まる場で、自身の思いや考えをアウトプットできる子どもたちがさらに育ってくれることを願うばかりです。
4 担当の先生のお話
続いて、集会委員会担当スタッフからの話がありました。
〇 「笑うことは、自分も周りも元気にする」効果があります。そこで、常盤小学校を「笑顔があふれる学校」にすることで、もっともっと「元気で活気あふれる常盤小学校」にしていきたいという思いで、集会委員のみんなと一緒にこの集会を考え、実施しました。
〇 集会委員会のみんなの思いや願いを伝える集会を開くことで、1~4年生のみなさんに、集会委員会のことを知ってもらい、興味を持ってもらいたいとも思いました。
〇 全校の皆さんにやってほしいことがあります! そんな気分じゃないという人もいるとは思いますが、無理やりにでも「ニコッとしてみましょう!」➡ 全校児童が「笑顔づくり(ニコッ)」にチャレンジ!
〇 いかがでしょう?そんな気分じゃなくても、笑顔でいると、なんとなく気持ちが明るくなりませんか?これからは、今まで以上にたくさん笑って、自分も周りの人も元気にしてほしいなと思います!
5 おわりの言葉
再び常盤レンジャーが登場し、「『笑いの力』集会」を見事に締めくくってくれました!
企画・運営をしてくれた集会委員会児童のみなさん&指導してくださった担当スタッフの皆さん、心に残る集会をありがとうございました!常盤小学校に「笑いの力」が満ち、「笑いの輪&和」が広がることと期待しています!!