吉書始め
2025年1月9日 11時48分タイトルの「吉書始め」は、「きっしょはじめ」と読むそうです。現代の「書初め」の由来となっている宮中行事だそうで、「若水(元日の早朝に汲んだ水)で墨をすり、その年の恵方に向かって詩歌を書く」という「事始め」の宮中行事が庶民に広まって、「書初め」に発展していったようです。
書に限らず、お茶やお琴、踊りなどは、1月2日から始めると上達が早かったり長続きしたりすると言い伝えられているようで、「書初め」はそうした言い伝えにより現代も続いている行事の一つのようです。本校でも「校内書初め大会」を毎年実施しおり、今年度は本日1/9(木)から1/17(金)を「校内書初め大会」期間として設定しています。
そうした中、1年生の授業の様子を見に本館2階に足を運んでみましたら、ちょうど「書初め」を行っていました。本校では、国語科・書写の学習カリキュラムの中で実施しており、1・2年生は「硬筆」、3~6年生は「毛筆」で「書初め」にチャレンジしています。1年生の書初めの様子を写真にてご覧ください。
1年生の子どもたちは、中太のマジックを使って、硬筆による書初めにチャレンジしていました。先生の指導・助言「文字の位置」「縦のセンターラインの意識」「とめ・はね・はらい」「大きく」「ていねいに」などを意識して、真剣に取り組むことができていました。1年生のみなさん!冬休み中の練習を生かして、思うような文字を書くことができたかな?(^O^)