授業ウォッチング【専科授業】
2025年1月27日 11時28分いよいよ1月最終週となりました。今週末の金曜日で1月が終わり、土曜日から2月に入ります。2/2(日)は「節分(豆まきをするご家庭もあるかもしれません)」で、二十四節気ではこの日までが「冬」、2/3(月)からは暦の上では「春」ということになります。
さて、本日のブログは専科スタッフの授業の様子をお伝えします。まずは、先週見させてもらった4年社会科の授業の様子から!
子どもたちは、「愛媛のくらし」という副読本を活用して、「町並みをほご・活用しているまち『内子町』」という小単元の学習をしていました。学習テーマは「内子町では、だれがどのように町並みのほぞんや修理を行ってきたのだろう?」で、教室に入らせてもらった際は、授業者のT先生が準備した関連動画を視聴していました。
子どもたちは、動画を視聴しながら、学習テーマに関連する内容で気付いたことや疑問に思ったことなどをノートに一生懸命メモしていました。大変落ち着いた雰囲気の中で、集中して学習していました。
動画視聴後は、メモした内容を基に意見交換していました。内子町では、1972年に文化庁が実施した「町並調査」が契機となって、住民に町並保存に対する強い思いや願いが芽生えたようです。
発表態度や発表内容が大変りっぱで、的を射た気付きや意見が出されていました。また、聴く態度もしっかりしていて、さすが常盤っ子!と感心しました。
続いては、本日見させてもらった6年理科の授業の様子です。6年生の子どもたちは、「電気と私たちの生活」という単元の学習をしていました。
この時間の授業は、小単元「電気をためる」のまとめの学習のようでした。子どもたちは、ここまでの授業で、電気をためる道具の一つである「コンデンサー」を使って電気をためたり、ためた電気を使って「豆電球」や「発光ダイオード」を光らせたりする実験をしてきています。そうした学習(実験)の中で学んだことを振り返り、子どもたちは、タブレット端末に入力していました。
各自が入力した内容は、授業者(ICTに堪能な教頭先生)の操作によって電子黒板に映示されていました。こうすることで、友達の振り返りや学びを確認したり参考にしたりすることができます。ICTを効果的に使うことで、子どもたちの学びの選択肢が増えるとともに、学びの質が着実に高まっていることを感じました。
入力が完了した子どもたちから、タブレットドリルを活用した自学・自習に移行していました。これまでの学習を振り返り、自身の苦手なところや自信のないところを中心に、個別学習に取り組んでいました。
個々の学習到達度や興味・関心、学習意欲等に応じた「個別最適な学び」が展開されていました。さすが6年生です!!