5年授業ウォッチング【その1】
2023年5月16日 09時09分1時間目に5年生の授業の様子をウォッチングしてきました。
3組は理科の授業中でした。「種子のつくりと養分」の学習で、今日の授業のテーマは「インゲンマメの種の中には何があるの?」でした。
5年生はインゲンマメの栽培・観察を通して、「種から芽が出るためにはどんな条件が必要か?」という学習をします。日光?肥料?水?空気?…子どもたちは、様々な予想を立て、その予想を検証するための実験的観察を行います。
その学習の一つとして、今日の授業では、「種から芽が出ると、子葉が葉を広げ、茎や根がぐんぐん伸び、やがては本葉が繁る。しかし、インゲンマメの小さな種の中に、そうした葉・茎・根などのすべてがぎっしり詰まっているのだろうか?」という疑問を基に、その疑問を解決すべく「種を割って(命の詰まった種さん、ごめんなさい。)、中身を自分の目で確かめてみよう!」という活動を行っていました。
ただ、インゲンマメの種はとても固いので、理科専科のスタッフが、昨夜から種を水に浸して柔らかくしてくれていました。
まず子どもたちは、水に浸す前の種と一晩浸した後の種の観察比較をするようでした。時間の都合で、以後の授業の様子を観ることはできませんでしたが、「インゲンマメの種の中身はどうなっているんだろう?」という疑問と興味・関心がむくむくと湧き上がってきました。
左:水に浸す前の種/右:一晩浸した種