5年授業ウォッチング【その2】
2023年5月16日 13時25分2組は国語科の授業でした。「新聞を読もう」という単元の学習で、今日の授業の「めあて」は「新聞の仕組みを知る。」でした。
新聞は、基本的には最も伝えたいこと(大切なポイント)を先に書くという特徴があります。トップ記事では、「見出し」→「リード(前文)」→「本文」という順序で、要点や内容(伝えたいこと)が読み手に分かりやすくなるような構成になっています。こうした構成を「逆三角形の構成」と表現するそうです。
この時間の授業では、この「逆三角形の構成とは、いったいどういう構成なのか?」ということについて議論していました。まずは、各自で考え、自身の考えをノートに書き込み、続いてペアを組んで二人で互いの意見を交換をし合っていました。
さらにはグループで意見を交換し合うことによって、各自やペアで考えたことを、もう一段階高いレベルで深め合い、高め合っていました。とても落ち着いた雰囲気の中で、男女の別なく、仲良く積極的に意見を出し合っていた姿が微笑ましかったです。
グループでの話合いの後は、学級全体での意見交換でした。個人やペア、グループで深め合い、高め合った考え・意見等を全体の場で発表し合い、担任の先生とともにまとめ上げていく作業です。電子黒板(デジタル教科書)を効果的に活用しながら、聞き手に分かりやすく説明しようと頑張ってくれていた児童もいました。
レイアウトも含めたビジュアル的な視点からの意見等も交えながら、下のような形にまとまっていきました。時間の都合で、授業の最後まで観ることはできませんでしたが、大変深まりのある授業が展開されていました。