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朝会「校長講話」【その1】

2023年5月18日 14時50分

 本日の朝会にて、今年度第1回目の「校長講話」をさせてもらいました。本校では、朝会は基本的には毎週木曜日の7:55~8:10の時間帯に行っています。内容は、「校長講話」以外に「各種課外活動所属児童が大会・記録会・コンクール等に参加する際の壮行会」「ショートの児童集会」「表彰」「青少年赤十字関連行事」等があります。したがいまして、「校長講話」は年間をとおして数回で、それほど機会が多くありません。本日はその数回のうちの1回…しかも初回ということで、令和5年度の学校経営の柱と考えていることを、子どもたちに語りました(小学校長には、『1年生にも分かるように語る』ことが求められますので、結構大変であります…(^^; 今日の話…1年生の常盤っ子たちに理解してもらえたかなあ… TEAM常盤スタッフには、「講話後に、発達段階に応じた『通訳&補足』をお願いします。」と、頼んでいます。)

 では、本題に。

 今日の講話のテーマは「咲かせよう!自分色のの花」です。PTA総会や各種会合、学校HP等の様々な場や機会を通じまして、保護者の皆様・地域の皆様方には、このことにつきまして繰り返しお伝えしてきましたので、子どもたち以上に皆様の方がよくご存じかもしれませんね…。

 子どもたちへの話は、プレゼン資料を準備して目で見て分かるようにしました。以下、プレゼン資料もお示ししながら、講話の概要をお伝えしたいと思います。

 今日は、その導入部分をお伝えしたいと思います。(以後、3回程度に分けてお伝えしていくつもりです。)

 

 校長先生は、令和5年度の常盤小学校の合言葉を考えました。それは、1学期の始業式でも話したように「咲かせよう!自分色のの花」です。なぜの花」にしたかというと、「あじさいの花」が大好きだからです。

 好きな理由はいろいろありますが、特に次の二つが大きな理由です。

① 青、紫、赤、ピンク、白など、いろとりどりの美しい花を咲かせるから。

② 小さな花がたくさん集まり寄り添って、大きな見事な花を咲かせるから。

 

  このことから、校長先生は、常盤小学校のみなさんにも…

  この「あじさいの花」のように、

① 自分色の美しい花を咲かせてほしい。

② みんなが寄り添い、支え合いながら、大きな花(学級の花・学年の花・全校の花)を咲かせてほしい。

と思っています。そうした思い・願いを込めて、合言葉を「咲かせよう!自分色のの花」としました。

 

 では、さらに詳しく、「あじさいの花」に込めた、校長先生の思いや願いを説明していきますね。

 校長先生は、「あ」「じ」「さ」「い」の文字を頭にして、さらに4つの合言葉をつくりました。それが、これです。

 すでにみなさんは、担任の先生から聴いて知っていると思いますが、今日はこれら一つ一つの合言葉の意味について説明します。

 

 まずは、あじさいの「あ」です。「あ」「ありがとうの カンシャの心で 幸せさがし・幸せあつめ」です。 

  スクリーンの絵を見てください。コップに半分水が入っていますね。みなさんはこれを見て、どんなことを考えるかな? どんな気持ちになるかな?

  二人の女の子がいます。

 二人の女の子は、同じコップを見て、それぞれこんな気持ちになりました。

  上の女の子は、悲しそうにしていますね…。

 下の女の子は、ほほえんでいますね!

 きっと、下の女の子は、心の中で、

  「まだ半分も残っていて、うれしいな!」「ありがたいな!」と思っているのだと思います。コップの中の水の量は同じなのに、受け止め方・考え方ひとつでこんなに気持ちが違ってくるんですね。不思議ですね。

 校長先生は、こう考えています。「人を幸せな気持ちにするのは、『感謝する心』じゃないかな…。」と。人は、「失くしたもの」「持っていないもの」に目を向けてしまいがちです。「失くしたもの」「持っていないもの」に気を奪われると、気持ちがどんどん沈んでいきます。その反対に、「残ったもの」「今あるもの」に心を向けて、「ありがたいな…。」と感謝することができると、心が穏やかになり、満たされてきます。

 「ありがたい」という「感謝の心」をもつことができると、校長先生は、やさしい気持ちになれたり、心がホッとしたり、もうちょっと頑張ってみようという元気や勇気がわいてきたりします。

 校長先生は、みなさんにも、この「感謝の心」「幸せの種をさがし、小さな幸せをたくさん集めることのできる人になってほしいな」と思っています。 

 

 続いて、あじさいの「じ」です。「じ」は……  

※ この続きは、後日にしたいと思います。

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