朝会「校長講話」【その3】
2023年5月29日 10時38分校長講話の続き…、再びお待たせして、申し訳ありませんでした。
5/22(月)のブログ〔朝会「校長講話」【その2】〕(←クリックするとブログページにとびます。)
の続き【その3】です。【その2】から1週間も経過してしまいました…今回が最後となります。
ここから講話概要⇓
続いて、あじさいの「い」です。「い」は「いのちある すべてのものを リスペクト」です。
ここでは、校長先生の好きな本に書かれてあった「10の約束(犬の私からあなたへ)」を紹介します。(※「犬と私の10の約束(川口晴 著/文藝春秋)」より)
この「10の約束」は、家で飼われているワンちゃんが、飼い主さんに送ったメッセージです。
スライドのスペースが小さいので、10の約束の中から7つだけ選んで紹介します。また、漢字が多くなっていて低学年のみなさんには読めないと思いますので、一つ一つ校長先生が読んでいきたいと思います。静かに聴いてくださいね。(※と、子どもたちに話した後、下のスライドをスクリーンに映して、読み聴かせていきました。)
ワンちゃんからのメッセージを聴いて、みなさん、どんなことを感じましたか? どんなことを考えましたか?
(※しばし間をおいて、子どもたちに自問自答してもらう。)
みなさんの中にも、お家でペットを飼っている人がいると思います。ペットだけでなく、この地球上には様々な生き物がいますよね。
人間の言葉は話せませんが、犬さんや猫さん、鳥さんや魚さん、それから小さな虫さん、あるいは野に咲く小さな花さんたちも、それぞれの場所で一生懸命生きていると思います。もし人間の言葉が話せたら、私たちにいろいろなことを語り掛けたいのかもしれませんね…。
人間も動物も虫も草花も、みんな同じように「命」をもって生きています。校長先生は、そうした「命あるもの」すべてを「大切にする心」や「尊重する心」…これを「リスペクト」といいますが、そうした心や態度をもって接してほしいと思います。同じ「命」をもって生きているもの同士、互いのことを思いやり、支え合い、慈しみ合いながら生きていけるといいですね。常盤っ子のみなさんなら、必ずできるはずです。今日から頑張ってみてください!
今日は「咲かせよう!自分色のあじさいの花」についてのお話をしました。
低学年のみなさんには、少し難しい内容だったかもしれません。学級担任の先生方には、学年に応じて分かりやすく説明し直してあげてくださいね…とお願いしてありますので、教室に帰ってから、先生のお話を聴いてください。
校長先生は、1年間をかけて、常盤っ子のみなさん一人一人が「自分色のステキなあ・じ・さ・いの花」を咲かせてくれることを、心から願っています。
以上で校長先生のお話を終わります。
【追加のエピソード】
上記の校長講話をしたその日の6時間目、常盤小学校第1回代表委員会が開催されました。各学級の代表者や各委員会の代表者等が集まり、学校生活をより良く向上させるための話合いを行ってくれました。
先生方は、廊下から話合いの成り行きを見守ってくれていました。
第1回代表委員会の議題は「わたしたちの『あじさい』を考えよう。」でした。校長からお願いしたわけではなく、代表委員会の担当スタッフや運営委員会を中心とした6年常盤っ子たちが議題として取り上げてくれての話合いでした。有難いことです。
提案理由は「自分のあじさいをさかせるためにどんなことができるか、全校のみんなで考えたいと思い、提案しました。」というものでした。本当に有難いことです。
少しだけ、話合いの終盤部分の様子を観させてもらいましたが、その積極的かつ意欲的かつ主体的な話合いの態度、また、建設的かつ論理的な話合いの内容・進行には驚きました!!
この3年間、青少年赤十字や四国特活の研究校として実践・研究を重ねてきた成果が、常盤っ子の成長の姿として結実していることが随所に感じられました。
令和5年度TEAM常盤スタッフはもとより、これまで常盤っ子のより良い成長を願って愛と情熱を注いでこられた歴代TEAM常盤スタッフの皆様方にも心から感謝申し上げます。ありがとうございました!!
ここで話し合われたことは、早速全校児童におろされ、各学年・各学級・各個人での取組がスタートしています。今後の常盤っ子の成長が楽しみです!!