さあ夏休み!!-咲かせよう!自分色のあじさいの花-
2023年7月20日 15時15分一つ前のブログで紹介しました壮行会や表彰の後、
「令和5年度 第1学期終業式」を行いました。1・3・5年の代表児童から1学期を振り返っての感想や反省、夏休みに向けての決意等の発表がありました。各学年の発達段階に応じて、1学期の自身の頑張りや成長、反省点をしっかり振り返ってくれていました。
3人の「屋内運動場に響き渡るすばらしい返事」「きびきびとした立ち居振る舞い」「堂々たる発表態度」に感心しました。その背景には、児童本人の資質能力や頑張り、担任スタッフの指導や助言もあったのでしょうが、きっと各ご家庭での励ましや言葉掛けもあったことと思います。ご家族の皆様、本日に至るまで、いろいろとありがとうございました。
代表児童の発表後、校長からは次のような話を子どもたちにさせてもらいました。
【校長の話】
1学期の始業式と5月校長講話で、令和5年度の常盤小合言葉「咲かせよう!自分色のあじさいの花」についてお話をしました。みなさん、おぼえていますか?(ほぼ全員が「おぼえています!」と挙手してくれました。)
「あ・じ・さ・い」の四つの文字を頭にもってきて、さらに四つの合言葉をつくってみなさんに紹介しました。
今日は、この四つの中から「あ りがとうのカンシャの心で 幸せさがし・幸せあつめ」について、お話します。
スクリーンをみてください。この人を知っている、見たことあるという人、手を挙げてください。(といった感じで、3人の方の写真を、順番に子どもたちに見せていきました。)
【Gクリニック前横断歩道で毎朝登校見守りをしてくださっているAさん】
【明徳高校さん横交差点で毎朝登校見守りをしてくださっているHさん】
【精華高校さん前T字路で毎朝登校見守りをしてくださっているPTA会長のNさん】
(当然のことながら、上記の場所を通って通学している子どもたちは「知ってるー!!」と一斉に挙手してくれました。ただ、3人のお名前を知っている子どもは少ないと思いましたので、子どもたちには姓(苗字)を紹介させていただきました。そして、次のように子どもたちに語り掛けました。)
Aさん・Hさん・Nさんは、毎朝、暑い日も寒い日も、晴れの日も雨の日も、みなさんの「命(安全・安心)」を守るために、登校見守りをし続けてくださっています。本当に有難いことですね!!
続いて、このお二人を知っていますか?(と言って、本校の校務員さんの写真を子どもたちに見せました。)
(子どもたちは、ウンウンとうなずいていましたし、校務員さんの存在やどんなお仕事をしてくださっているかは何となく理解しているようでした。しかし、二人の名前を知っている児童は、残念ながらいませんでした。私は、本校に着任して以来、ずっとそのことが気になっていました。子どもたちのすぐそばで、子どもたちのために、日々、額に汗して働いてくれている二人のこと…知ってはいても、子どもたちが校務員さんと会話を交わす姿を見ることがほとんどない日常…。そこで、下のスライドを見せながら、次のように語り掛けました。)
校長先生には「願い(夢)」があります。それは、「常盤っ子のみなさん全員が、感謝の心をもって、校務員さんの名前を呼びながら、笑顔で挨拶できる学校」になることです。
きっと、これができる学校は、地域の方々も含めて、お世話になっているすべての方々に気持ちのよい挨拶ができるステキな学校に違いありません。
毎朝、登校見守りをしてくださっているAさん・Hさん・Nさんにも、ぜひ「感謝の心」を「挨拶という形」にして届けてほしいと思います。みなさんの心のこもった挨拶や一言が、多くの方々の元気・やる気の源になるのです。
さて、明日から夏休み! 学校から離れて、お家や地域で過ごす時間が長くなります。中には、県外や海外で過ごす人もいるかもしれません。ぜひ、夏休みにしかできない体験をする中で、「自分色のあじさいの花」をたくさん咲かせることができる夏休みにしてください。
そして、感謝の心をもって、ご家族や地域の方々に接することで、「幸せ探し」「幸せ集め」「幸せくばり」をしてください。
以上で校長先生の話を終わります。
コロナ禍の制限・自粛から数年ぶりに解き放たれて、開放的な気分で過ごすことができそうな今夏の夏休み。常盤っ子にとっても、ご家族にとっても思い出に残る夏休み になってほしいと心から願っています。
ただ、その一方で、愛媛県下では確実にコロナの感染者数が上昇しており、第9波襲来か との報道がなされています。やはり、適度の緊張感や危機意識を維持しつつ生活することが肝要だと思います。
常盤小HPをご覧くださっている皆様のご健康とご多幸を心より祈念しております。
思い出に残るステキな夏になりますように!!