授業ウォッチング
2023年12月19日 14時00分雨交じりの寒い日となっています。が、子どもたちはエアコン(暖房)の効いた快適な環境で学習しています。
本日、4時間目の時間帯に、3年生の教室を回って授業ウォッチングしました。3クラスとも「国語科」の授業をしていました。
最初にウォッチングしたクラスでは物語文「モチモチの木」の最終場面の読み取りをしているところでした。授業のテーマは「じさまは、豆太のことをどう思っているのかを読み取ろう!」でした。まずは、一文読み(一人一文をリレー式で読んでいく音読法)で、この時間に学習する物語文の内容を把握し、その後は、ワークシートへの書き込みをしながら読みを深めていました。物語文の中のじさまの言葉が、自身の胸に響きました。「人間、やさしささえあれば、やらなきゃならねえことは、きっとやるもんだ。」
次にウォッチングしたクラスでも、物語文「モチモチの木」の学習をしていましたが、物語文の読み取りは終え、これまでの学習を振り返りながらの更なる読み深めの学習をしていました。授業のテーマは「物語のはじめと終わりで豆太はかわったか?」でした。このクラスでは、タブレット端末を活用して、各自の読み取り・思い・考えを打ち込んでいました。
最後にウォッチングしたクラスでは、「ことわざ・慣用句」を調べて集める学習をしていました。教科書に紹介されていることわざには、「さるも木から落ちる」「弘法にも筆のあやまり」「善は急げ」「急がば回れ」などがありました。また、慣用句としては「ほねがおれる」「頭があがらない」「胸がおどる」「馬が合う」「水に流す」などが紹介されていました。子どもたちはタブレット端末を使って、インターネットを活用して「ことわざ・慣用句」調べをし、ワークシートに書き込んでいました。
愛媛県下の公立小・中学校現場では「伝統ある愛媛教育と適切なICT活用のベストミックスを図った授業改善」に力を入れています。
一人一台端末時代の到来に応じて、タブレット端末や電子黒板などのICT機器を効果的に活用することで、「新しい時代に求められる資質・能力」を子どもたちにしっかり育てようと工夫・改善を積み重ねているところです。
本日ウォッチングした3年生の授業でも、そうした視点からの授業改善が成されていたように思います。今後もTEAM常盤スタッフ一丸となって、「分かる授業」「考える授業」「伸びる授業」の実現に尽力していきたいと思います。