珈琲Break…閑話余談日記6「Z世代のトレンドに想う、よしなしごと」
2023年8月25日 07時30分【注】「閑話余談日記」というフレーズを初めて目にしたという方は、まずは下の文字をクリック。
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では、閑話余談を…。
今週は、夜の会(飲み会ではなく、真面目な会であります。)が毎夜のように続いた多忙な1週間でした。
各種会合の多様な立場・世代間の話合い・やりとりの中で「思い出したこと・感じたこと・考えさせられたこと」がありましたので、今回はそのことについて綴ってみたいと思います。
唐突ですが、
まずは、2020年「10代がふだん使っている流行語ランキング」の上位にランクインしていた言葉を紹介したいと思います。
①それなー/②詰んだ/③陽キャ・陰キャ/④尊い/⑤じわる/⑥あっ…(察し)/⑦えぐいて/⑧ぴえん/⑨エモい/⑩〇〇み/⑪レベチ
続いて、2023年「Z世代が選ぶトレンドランキング/流行った言葉」の上位10語も。
①蛙化現象/②かわちぃ/③うちゅくしぃ・うちゅくちぃ/④トヨナガタクト/⑤ちゅき/⑥~ニキ・~ネキ/⑦お前今日何したんだよ/⑧スシローを救いたい/⑨えぐい・えぐいてぇ/⑩ちょえ
ブログをご覧の皆さん!意味と使い方が分かる言葉はいくつおありでしょうか?
若者文化についていけてない私は、お手上げに近い感じです(Z世代曰く「やばみ」系? )。
一方、若いお父さん・お母さん方は普通に使っている(Z世代曰く「わかりみ」系? )言葉ばかりなのかもしれません。
さて、本題に。
上で触れた「思い出したこと・感じたこと・考えさせられたこと」といいますのは、上記の「夜の会での話合い・やり取り」&「Z世代のトレンド/流行語 」を震源とした自身の心の揺れ&自戒です。
2020年当時の新聞記事には、次のようなことが書かれていました。
流行語ランキングにはランクインしていないが、10代がよく使っている言葉に「フロリダ」「りょ/り」がある。例えばこんな感じで使われる。
「若者A:ちょっとフロリダ➡若者B:りょ/若者C:り」
意味不明の方のために翻訳する。
「若者A:ちょっと風呂(フロ)に入ってくるからSNSを離脱(リダツ)するヨ!➡若者B:了解(りょうかい)!/若者C:了解(りょうかい)!」
※以上が新聞記事の一部
いかがでしょう?
「嫌悪感しか感じない。」「日本語が乱れておる!」「けしからん!」と眉をひそめている読者の方がおられるかもしれません。
自身はというと、当時も今も「『離脱』という熟語を知らなければ思いつかない造語だよな…けっこう教養が必要かも!」「発想がユニークで、ユーモアのセンスがあるよなー!」と、妙に感心するのであります。
確かに、若くない「いい大人」が、若年層に流通・流行している言葉や隠語を、躊躇なく嬉し気に使うのは痛々しいかも…と思います。
しかし、上から目線で、頭ごなしに否定したり、非難したりするのはどうかとも思うのです。当然、誰かをおとしめたり、傷つけたり、不快にさせたりすることを目的にする言葉は論外ですが…。
齢を重ねても、様々な世代や立場の多様な見方・考え方を知ろうとする好奇心や、それらから学ぼうとする謙虚さや向学心、また、多様性を認め、異質と感じるものであっても頭ごなしに否定しない寛容さや柔軟さを持ち続けたいものだと、自戒の念を抱きつつ思うのであります。
追伸
そもそもタイトルの「Z世代」ってご存じでしょうか?
これも含めまして、上記の「流行語」の意味や使い方等については、ご要望があれば「閑話余談日記6 翻訳編」にて……
併せまして、ぜひ上記の内容を家庭・職場等の話題にしていただき、貴家or貴職場にZ世代の若者がおいでならば、ぜひぜひ意味・使用法等を、謙虚に問うてみていただきたいと思います。家族間・同僚間の会話が結構盛り上がるかも…と期待いたします。
本ブログがきっかけとなり、そうなれば幸いです。