令和6年度スタートから3日目です! 昨日までの雨があがり、透き通るような青空が広がっています。爽やかな春風が頬を撫でる気持ちの良い朝となっています。
今日も1年生の様子が気になり、教室に足を運んでみました。
最初のクラスは「書写(国語科)」の「硬筆」の授業中でした。
なるほど!と思ったのは、「硬筆」の学習に入る前にしておくべき「約束事(基本的な学習ルール・マナー)」の確認をしていたことでした。「机の上の整頓(学習に必要ないものは引き出しにしまう/机上の学習用具の基本的な置き場所を理解する)」や「筆箱の使い方(鉛筆・消しゴムの出し方・使い方)」などについて、担任スタッフが黒板に描いたイラストを見せながら丁寧に説明していました。
その後は、「やって見せ、言って聞かせてさせてみせ、褒めてやらねば人は動かじ」の名言そのままに、TT(ティーム・ティーチング)で指導・支援していました。
「書写」学習の前の基本的指導を終えた後は、「書き方練習帳」を使って、鉛筆で「直線や曲線」、「ジグザグ線やグルグル線」を書く練習をしていました。「右から左へ」「上から下へ」「右上から左下へ」「左下から右上へ」などなど、同じ直線や曲線でも鉛筆の運び方を変えながら書く練習をしていました。
1年生の子どもたちは、「鉛筆を使って書く」ことに興味津々の様子で、目を輝かせながら鉛筆を走らせていました。
次のクラスでは、「図工」の授業をしていました。「自画像(自分の似顔絵)」を描く活動でした。担任スタッフが示した見本の絵(顔の絵)を見ながら、描き方の手順やポイントの説明を聴き、自画像(似顔絵)描きにチャレンジしていました。
子どもたちは、幼稚園や保育所等で使い慣れていると思われるクレヨンを使って、生き生きと似顔絵描きにチャレンジしていました。十人十色とは正にこのこと!という感じで、バラエティー豊かな「アート作品」が次々と仕上がっていました。
見ているだけで頬が緩んだり、心癒されたりする作品ばかりで、「子どもたちは皆、才能豊かなアーティスト(芸術家)」ということを再認識しました。
「指導」という名のもとに、「子どもたちの豊かな感性や才能」をつぶしてしまわないようにしけなければ!との思いを強くしました。
1年生の小さくかわいらしい背中を眺めながら癒された後、6年生の背中(の大きさ・成長ぶり)も見たくなって、6年教室に足を運んでみました。2クラスの授業をサーッと見させてもらいました。両クラスとも「算数科」の授業をしていました。
下に授業風景の写真を載せておきますので、1年生と6年生の背中(後ろ姿)の違いをご覧ください。(笑)
教室の広さは、1年教室も6年教室も同じはずですが、6年教室の方が圧倒的に狭く感じました。と同時に、1年教室のスタッフよりも、6年教室のスタッフの方が小さく見えました。それだけ、6年常盤っ子たちが大きく成長しているということですね!(^O^)
昨日入学した新1年生の様子が気になり、始業前の時間帯に本館2階の1年生の教室に足を運んでみました。(※令和6年度の「画像使用承諾書」をまだ取っておりませんので、遠景や後ろ姿が中心の写真になっています。)
両クラス共に、小学校生活をスタートするに当たっての「基本的な約束事(学校生活のルーティン/学校生活の当たり前等)」について写真を見ながら確認していました。
小学校生活にすっかり慣れた2~6年生の子どもたちも、入学当初はこうして、いろいろな約束事等を一つ一つ学び、身に付けてきたのだなあ…と思いながら、1年生の小さな後ろ姿を眺めました。
【靴箱や教室ロッカーの整理・整頓の仕方】
【机の中・整理かごの整理・整頓の仕方】
【各種の袋の整理・整頓の仕方】
3月まで、比較的自由度の高い環境下で園・所生活を送っていたであろう1年生常盤っ子たちが、席に座って静かに先生の話を聴くことができていることに感心しました。
1年生の子どもたちが少しでも早く小学校生活に慣れ、居心地よく過ごせるようになることを祈るばかりです。
1年生の様子を確認した後、教員1年生(新規採用教員)の様子を見に教室に行ってみました。少し緊張気味の様子で子どもたちに語り掛けていましたが、学級の子どもたちは落ち着いた様子で、静かに話に耳を傾けていました。(^O^)
ちなみに、教員2年生(昨年度新規採用教員)の二人は、下の写真ような様子でした。まだまだ初々しいものの、昨年度の今頃と比較しますと、随分落ち着いた様子で子どもたちに接することができるようになっています。この1年間の二人の成長を感じ、嬉しくなりました。(*^^*)
ご覧のように、子どもたちは背筋をぴんと伸ばして、「耳と目と心」で先生の話を「聴く」ことができていました。子どもたちも着実に成長しています!!
本日、午前10時より「令和6年度 常盤小学校入学式」を挙行いたしました。
昨年度の5月、新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、あらゆる制限や制約が解除された中で実施できた「令和6年度 入学式」でした。
54名の新1年生を迎え、厳かな中に華やかさ・温かさの溢れる入学式を挙行することができました。
大変ご多忙の中、今治市教育委員会・教育大綱推進課・﨑山課長補佐様をはじめとしまして、日吉中学校長様、常盤公民館長様、常盤小学校PTA会長様、同副会長様がご来校くださり、新1年生の入学を祝ってくださいました。
校長からは、54名の新1年生のみなさんに、次の三つのお願いをしました。
➀ 「体も心も元気な子」になってください!
② 「しっかり考える子」になってください!
③ 「助け合う子」になってください!
ついこの間まで幼稚園や保育所、子ども園等に通園・通所していた子どもたちにとっては、少し難しい話だったかもしれません。しかし、新1年生の子どもたちは、こちらをしっかり見て、「耳と目と心」で聴いてくれていたように見えました。感激しました。
「校長式辞」以外にも、「教育委員会告辞」「来賓祝辞」「お祝いの品授与(1年生の代表女児に)」「教科書授与(1年生代表男児に)」「市長お祝いの言葉・祝詞披露」「学級担任発表」など、1年生にとっては集中力が途切れそうになる内容がたくさんありましたが、みんななんとか最後まで頑張ってくれました。
(^O^)/
式の後半には、6年生の子どもたちによる「歓迎の言葉」がありました。こちらは、常盤レンジャー(常盤小のイベントには欠かせないキー・キャラクター)が登場するなどして、パフォーマンスを繰り広げながら1年生へのメッセージを伝えてくれました。突然の登場に、1年生は驚いている様子でしたが、次第に場の雰囲気に慣れ、6年生のメッセージにしっかり耳を傾けてくれていました。
1年生にとっては、お話が多くて退屈な入学式だったかもしれません。しかし、みんなしっかり椅子に腰かけ、号令に合わせて起立したり、礼をしたりして、大変よく頑張ってくれていました。1年生の皆さん、本当によくがんばりましたね!!すばらしかったですよ。
保護者の皆様をはじめとしましてご家族の皆様、温かな見守りとお支えをありがとうございました。本日より6か年、様々な面でお世話になりますが、よろしくお願いいたします。