昨年度は、6月の日曜参観日の際の引き渡し訓練後に、帰宅しながら親子で通学路点検をしていただき、報告書をご提出いただきました。
今年度の日曜参観日は、市民の森への2次避難訓練を計画しておりましたので(※結果的には荒天により屋内運動場での引き渡しとなりました。)、別日に期間を設定して各家庭で実施し、報告書をご提出いただきました。お忙しい中、お子さんはもとより常盤小児童のために、点検及び報告書作成・提出をしていただきありがとうございました。
ご提出いただいたすべての報告書を本校教頭が確認し、一覧表にまとめましたところ、約20か所もの危険箇所を把握することができました。ありがとうございました。プライバシー等の問題もありまして、そのすべてを掲載することはできませんので、一部だけ紹介します。
保護者の皆様から報告いただいた上表の内容を基に、本校教頭と生徒指導主事が、すべての場所を一つ一つ回り、報告内容と現場状況を照合・確認させていただきました。併せまして、必要箇所は写真撮影もしました。
その上で、事後対応として以下の手続き・対応を進めているところです。
① 職員会にて、全スタッフで、上表の危険箇所情報・場所の確認・共通理解を行う。(※教頭が、上表に「Googleストリートビュー」のリンクをはるデータ処理をしてくれ、それを基に全スタッフが確認する作業を行いました。)【対応済】
② 上表の黄色箇所のような、学校だけでは根本的な対応・解決が難しい場所については、市教委に報告を上げ、行政・関係機関等の対応のお願いをする。
③ 各学団担当スタッフから、各学団児童へ「通学路危険箇所の説明」と「対応方法(登下校の仕方)・注意事項の指導」を行う。
上記②につきましては、近日中に行う予定です。③につきましては、本日の「学団会」にて実施しました。
なお、この③につきましては、一番望ましいのは、子どもたちを現場に連れて行き、説明・指導を行う方法ですが、限られた時間と人員の中で、これを安全かつ短時間に行うことは困難です。
そこで、昨年度より「Googleストリートビュー」を活用し、電子黒板やタブレットを使って実施する形をとっています。危険箇所をご指摘いただいた学団は、今年度も下の写真のような形で説明や指導を行いました。(危険箇所のご報告がなかった学団の子どもたちにはしていません。)
これまでは、地図や写真等を使った漠然とした指導しかできないケースが少なからずありました。特に低学年児童に場所や注意点を理解してもらうことはとても難しかったように思います。しかし、今は、ICTを効果的に活用することで、現場にいるかのような状況設定をして、教室に居ながら分かりやすく指導することができるようになってきました。
本日の学団会での指導が「子どもたちの安全・安心を守る」ことに確実につながることを心より願っています。
改めまして、こうした具体的な安全指導ができますのも、保護者の皆様の「通学路点検」と「報告書提出」のお陰です。ありがとうございました。 今後も情報提供や、各地域での常盤っ子たちの見守り・指導をよろしくお願いいたします。
さて、上でも説明しましたように、「安全・安心かつ充実した夏休み」を過ごせるよう、本日、「学団会」を実施しました。
主な議題は、
1 1学期の反省
2 夏休みの計画
① 学団奉仕活動
② ラジオ体操・子ども会や愛護班の行事
③ 地域行事
でした。上記②につきましては、先日の地区別懇談会にて、各学団の保護者の皆様が話し合ってくださって、実施の有無や方法等について決めてくださっていましたので、それを子どもたちに伝えました。地区別懇談会でのご協議、ありがとうございました。
本日の話合いで決まりましたことは、子どもさんがメモを持ち帰ると思いますし、本校担当スタッフが一覧表にまとめて印刷・配付もしますので、そちらをご覧ください。
保護者の皆様、地域の皆様、夏休み中の常盤っ子たちの見守りや声掛け(指導や励まし)をよろしくお願いいたします。