早朝より強めの雨が降っています。そうした中、子どもたちが元気に登校してきてくれました。
このところ傘の話題がつづいていますが、今日は違った角度からの傘エピソードをもう一つ紹介させてください。
下の写真は、登校後、靴箱に向かう前に、雨に濡れた傘を傘立てにしまう前の「常盤っ子の当たり前(ルーティン)」です。
常盤っ子たちは、傘をたたむ前に、写真のように傘についた雨雫を払ってから傘のビニール部分をくるくると巻きます。こうすることで、友達の傘を濡らしたり汚したりしない、傘立てに溜まる雫の量を減らすことができる(=傘立ての傷みを抑えられる)等の効果が期待できます。
地面にとんとんしたり、傘を開け閉めして雫を飛ばしたりと方法は様々ですが、常盤っ子たちは、こうした手順を、当たり前の所作として踏んで傘立てにマイ傘を収納してくれています。
江戸っ子の粋でステキな振る舞いを「江戸しぐさ」と言いますが、本校児童の雨の日の一連の振舞いは「常盤しぐさ」と表現してもよいのではないかと思っています。とてもステキな振る舞いだといつも感心しています。
さてさて、傘話題の次は、昨日の昼休みに開催しました「常盤小・民話朗読会」の様子を紹介します。
学校司書のSさんが企画してくれました。先日、神奈川県の茅ヶ崎市で開催されました「第2回 民話朗読コンテスト全国大会」に出場し、昨年に続き銀賞を連続受賞したSさんが、大会の様子報告を兼ねて、1・2年生の常盤っ子たちに「玉川の民話『あなぐらさん』」を朗読してくれました。常盤小の図書ボの皆さんに加え、吹揚小の図書ボさん方も来校くださっていました。
朗読が始まってからも続々と子どもたちが集まってきて、用意していた椅子が足りなくなってしまうほどでした。立って聴く子どもたちも少なくありませんでした。来週は(月)に3・4年、(木)に5・6年を対象に開催してくれる予定です。
こうしたイベントも楽しいですが、常盤小の図書室は、趣向を凝らしたバラエティー豊かなディスプレイも楽しめます。保護者の皆様も、機会がありましたらぜひ本校の図書室に足をお運びください。図書ボ登録も大歓迎です!!(^^♪
続いて、昨日、いくつかの教室を回って撮影した授業風景の写真を紹介します。常盤小担当のALTさん(二人います。)や常盤小担当のICT支援員さん(本校スタッフ&児童にICT機器の効果的活用法をレクチャーしてくれています。)も、常盤っ子&TEAM常盤スタッフのために頑張ってくださっていました。有難いことです。
そうそう!日吉中学校から職場体験で本校に来てくれていた中2生の3人もすごく頑張ってくれていました!!(^O^)
昨夜から降り始めた雨の影響で、本日は「運動場での遊びNG」となっています。加えて気温・水温が低く、子どもたちが楽しみにしていた水泳授業も見合わせています。(>_<)
こうした中、本日のトイレスリッパは、概ね下のような様子になっていました。さすがの常盤っ子たちも、梅雨空の下で蓄積されてきたストレスの影響が出始めているようです。(*_*)
ただ、そうした中、昨日のブログでお伝えした「ステキな傘立て発見&感動!」の光景が、3倍増している「ステキ×ステキ×ステキな光景」を目にすることができました!!! 写真をご覧ください。
実は、昨日のブログで紹介させていただいたのは、6年のあるクラスの傘立てでした。昨日は1クラスの実践だった「ひときわステキな傘立て」が、本日はご覧のように、3クラス(6年全クラス)に広がっていました!!!☆彡
校内各所の乱れ気味のトイレスリッパを目にして、若干気持ちが沈んでおりましたが、上の光景を目にして、心がパーッと晴れました。6年生のみなさん&6年部スタッフの皆さん、ステキな光景を見せていただき、ありがとうございました!!(^O^)/
本校スタッフに尋ねておりませんので、1日を経て、どういう経緯があってこのステキ×ステキ×ステキな光景に進化したのかは分かりません……。 昨日紹介したクラスの子どもたちが動いてくれたのでしょうか? あるいはブログを見た他学級の子どもたちが、自主的に動いてくれたのでしょうか? いずれにしても、「さすが常盤っ子&TEAM常盤スタッフ!」を再認識させてもらった光景でした。有難いことです。
雨天、曇天が続く蒸し暑い毎日の中、常盤っ子たちの心の状態が気になり、いつものように靴箱(靴・長靴等の整頓状況)やトイレ(スリッパの並び方)、傘立て(傘の置き方)を中心に、授業ウォッチングもしながら校舎内を歩いて回っておりました。
トイレのスリッパが乱れているフロアが数か所ありましたが、靴や傘立て等には大きな乱れはなく、常盤っ子たちの心の状態も大きな乱れはなさそうです。
そうした中、ひときわ光り輝いて見えた傘立てがありましたので紹介します。下の写真をご覧ください。
ブログをご覧くださっている皆様には、上の傘立ての何がどうステキなのか分かりにくいかもしれませんね…。 分かりやすくするために、よく目にする傘立てを紹介します。下の写真をご覧ください。ちなみに、下の傘立て(傘のしまい方・置き方)も十分ステキで、自身としてはこれでOKだと思っています。
ただ、これ以上にステキだな!と思ったのが上の傘立てです。
両者に共通しているステキ(良さ)は、2点あります。
➀ 傘を傘立てに収納する前に、雨避けのビニール等部分をきちんと巻いて止めひもで止めている。(メリット➡限られた収納スペースを有効に使える。/みんなが傘を立てやすく、また、引き出しやすい。/傘を出し入れする際に、互いの傘が壊れにくい。)
② 自学級の傘立てに、はみ出すことなくきちんと収納できている。(多くの学級が、出席番号順に収納場所(区画)を割り振っており、それを守ってきちんと立ててくれている。)
上記2点は、常盤小の子どもたちにとっては「当たり前のマナー&ルール」となっており、先輩の常盤っ子たちが受け継いできた「常盤っ子の伝統」となっています。すばらしい伝統(常盤の当たり前)だと思います!!
このように、今のままでも十分ステキな常盤小の傘立てですが、最初に紹介した傘立ては、さらにステキに私の目には映りました。
確かにこうしておけば、見た目に美しいだけでなく、下校時に各自の傘をより見つけやすく、より引き出しやすいと思われます。このクラスの担任スタッフに聴いてみますと、きっかけは担任からのアドバイスだったとのこと。ただ、その後は、係の子どもたちが中心になって子どもたち自らが継続しているとのことでした。この話を聴かせてもらいながら、「この実践(生活習慣)は、既にこのクラスの『新たな当たり前』になってきているようだぞ!」と、嬉しくなりました。(新たな伝統が生まれる予感と共に…(*^^*))
昨日のブログでは、トイレ前のシューズを黙々と揃えてくれていた児童の紹介をさせていただきました。その姿に「自分色のステキな花」を咲かせてくれていることを実感しました。
一方、本日は、ひときわステキな傘立てを目にし、「ああ、ここにも『自分色のステキな花』を咲かせてくれている子どもたちがいるなあ…」と実感させてもらいました。有難いことです。
今後も、本校の子どもたちに、「自分色のステキな花」をたくさん咲かせてほしいと願っています。