1学期末まで残り2日(本日を含めますと3日)となりました。
明々後日からは夏休みとなります。そうした中、愛媛県下に「熱中症警戒アラート」が発表されました。昨日までの雨天や曇天から晴天に切り替わり、一気に気温が上昇しています。これまでの降雨により湿度も大変高い状況ですので、「熱中症リスク」が高まっています。
さて、夏休み間近の本日、北校舎(4~6年の教室がある校舎)を回って子どもたちの授業の様子をウォッチングしてきました。教室内はエアコンが設置されていますので、快適な環境下で子どもたちは授業を受けていました。(*^^)v 写真をご覧ください。
下の学級は理科の授業でした。1学期に学習するカリキュラムは全て終わっており、この時間は「身の回りの不思議を探そう!」というテーマで、「イチゴ」を取り上げた学習を行っていました。
テーマは「イチゴをかじったときの断面はどうなっていたかな?」「思い出して絵に描いてみよう!」でした。これまでに何度も食べてきたイチゴですが、まじまじと見た(観察した)ことの少ない子どもたちは、記憶を手繰り寄せながら絵にしていました。
続いての学級は、道徳科の授業でした。「日曜日のバーベキュー」という読み物資料を活用して、「規則の尊重」という道徳的価値について考えていました。「ごみのポイ捨て・投げ捨て」に関わる自身のこれまでの生活や経験を振り返りながら、意欲的に意見交換をしていました。
続いての学級は、社会科の授業でした。授業テーマは「農家の人々は、米の生産性を高めるためにどのような工夫をしているか?」でした。「より少ない作業量・経費で、より多くの価値(生産量・収入)を生み出す」ための工夫点について話し合っていました。高学年になると、論理的に物事を考える力や他者に分かりやすく説明する力が随分育ってきているなあ…と感心しました。
「聴く」態度もりっぱで、「耳と目と心」を発表者にしっかり向けて(注いで)耳を傾けることができていました。
続いてのクラスは、理科のテストをしていました。1学期の最終単元のテストでしょうか?みんな真剣にテスト問題に取り組んで(格闘して? 笑)いました。テストとの格闘(笑)を終え、読書に切り替えている子どもたちもいました。
続いての学級は、外国語科の授業でした。ワークシートの問題にチャレンジしていました。質問と指示は「Do the sentences make sense?」「Put Yes ☑ No ✕ in the boxes.」でした。ケーキを作る際に必要なものと不必要なものを選別する問題です。選択肢には、「milk」「jam」「dog」「sugar」「cat」などがありました。また、「Draw the 3 things he put in.」という指示もあり、この指示にしたがって、子どもたちは当てはまると考えるもののイラストを描いていました。
続いての学級は、算数科の授業でした。1学期に学習する単元はすべて終え、この時間は、教科書の巻末にある復習問題にチャレンジしていました。さすが6年生で、小さな文字や数字がびっしり教科書に並んでいました。子どもたちは、分数の乗除、図形の面積、線対称や点対称、円と正多角形などの多様な問題と格闘(笑)していました。
続いての学級は、国語科の授業でした。「川とノリオ」という物語文(戦争教材)の学習をしていました。私が見て回った際の学習活動は、「物語文の中の比喩表現を探し、その部分に線を引く」という活動でした。子どもたちは、全文を読み返しながら該当箇所に線を引いていました。シーンと静まり返った教室で、子どもたちは集中して学習に取り組んでいました。
北校舎の授業ウォッチングを終え、本館に帰っておりましたら、屋内運動場から楽しそうな声が響いてきましたので、のぞいてみました。3年生の子どもたちが体育科の授業をしていました。開放された入口の向こうに、ちらりと見えた子どもたちの後ろ姿から「あっ!フラッグフットボールだな!!」と思いました。
フラッグフットボールは、2020年度施行の小学校学習指導要領に取り上げられたスポーツで、中学年「ゲーム」や高学年「ボール運動」の中の「ゴール型」の運動として例示されています。「ゴール型」の主流は「ポートボール」「バスケットボール」「サッカー」などですので、全国的な知名度は、まだそれほど高くないかもしれませんが、本校ではグッズをそろえて、子どもたちに取り組んでもらっています。
この時間の授業は、導入段階の3年生ということで、フラッグを腰に装着(マジックテープ)して「鬼ごっこ」を楽しんでいました。子どもたちは、遊び感覚で「ゴール型運動のゲーム」を楽しんでいました。
どの学年・学級の子どもたちも、暑さをものともしない元気な様子で、学習に取り組んでいました。さすが、常盤っ子です!!
ただ、午後からは一段と暑くなりそうです。「暑さ指数」をこまめにチェックしながら、入念な熱中症予防対策を行い、子どもたちの「安全・安心の確保」に注力したいと思います。