本日、午前中、常盤小学校図書室にて、「令和5年度 図書室支援ボランティア発足会」が開催されました。
「常盤小学校 図書室支援ボランティアの会」は、「常盤っ子たちのために、自分になにかできることはないか?」という思いを抱かれた有志の皆さん(現役常盤小PTAのお母さん方&元常盤小PTAのお母さん方)の集まりです。今治市内で最も古くに立ち上げられた図書室支援組織の一つで、今治市内はもとより他市町にもその名がよく知られている伝統ある組織です。
私自身の「常盤小学校 図書室支援ボランティア」の皆さん(以下、「図書ボランティアさん」と表現。)との出会いは、今から約20年前の平成14年です。
この年の4月に常盤小学校に着任し、6年担任をさせていただきました。そして、図書館主任の先生から「朝読書の時間に、図書ボランティアさんが教室にきてくれて、子どもたちに”本の読み聞かせ”をしてくれます。」「担任の先生は、子どもたちと一緒に読み聞かせを楽しんでください。」「事前の準備等は特にありませんから、心配しなくて大丈夫ですよ。すごく楽しいですよ!」とレクチャーされました。
そうは言われたものの、「本当に何もしなくて大丈夫なのだろうか…」と、読み聞かせ初日の朝、ちょっとドキドキしながら教室で待っていました。すると、癒し系のほんわかオーラに包まれた図書ボランティアさん(当時、現役常盤小PTAのお母さん)が現れました。挨拶もそこそこに早速、読み聞かせを始めてくださいましたが、6年生の子どもたちも担任の私も、あっという間に「本の世界」に惹き込まれました。
これが私の人生初の「図書ボランティアさんによる読み聞かせ」との出会いでした。その後は、バラエティー豊かなキャラクターぞろいの図書ボランティアさん方が、それぞれの個性にぴったりマッチした読み聞かせを、次々にしてくださいました。あの頃の朝の教室風景や感激は、今も鮮明に脳裏と胸に焼き付いています。
ということで、語り始めるときりがありませんので、このあたりでやめておきます。(笑)
では、本題に…。
本日の発足会では、まず最初に、
「令和5年度・図書ボランティアメンバーさん方の自己紹介」がありました。現役PTAメンバーのお母さん方も、OGメンバーの方も、それぞれの思いや願いを、ときには熱く、ときにはユーモアを交えつつ、楽しく語ってくださいました。聴いているだけで、お一人お一人の思いや願いが、熱量を伴って伝わってきました。とてもステキな時間を過ごさせていただきました。
続いて、「活動内容の紹介・確認」がありました。内容は大きく分けて以下の3つです。
1 図書室支援
火・金:中休み(10:05~10:20) & 月・火・木・金:昼休み(12:45~13:15)
①貸出・返却の業務、子どもたちの見守り、本や代本板探しの手伝い
②本の整理・修繕・カバーかけ
③図書室ディスプレイ
④図書委員の子どもたちとの交流
2 読み聞かせ
月・水・金(7:55~8:05)
→ 朝の読み聞かせ活動(各教室にて)
3 その他
①お話の部屋の開催(各学期1回)
②図書ボランティア研修会参加(各学期1回)
③(蔵書チェック)
④(夏休み開室の手伝い)
続いて、「図書ボランティアの心得の確認」がありました。「今治市学校読書ボランティア情報交換会資料」に基づいて、以下の心得について確認しました。
①活動に伴って知り得たことには、守秘義務があることに注意する。
②子どもたち一人一人に公平・公正に接する。
③子どもたちの様子やまわりの状況に気を配る。
④政治や宗教には中立の立場をとる。
⑤営利目的の勧誘活動をしない。
⑥ボランティア活動や学校活動以外でのLINE(連絡網)の使用を禁止する。
⑦教職員とよく相談しながら、子どもたちとのコミュニケーションを大切にする。
和気あいあい&心がほっこりのステキな発足会でした。令和5年度・常盤小図書ボランティアの皆さん、1年間よろしくお願いいたします。
なお、本ブログをお読みになって、「興味がある!」「自身もやってみたい!」「もう少し詳しく知りたい!」という方がおられましたら、常盤小【22-0477】にご連絡ください。図書ボランティアのお世話係の方に橋渡しいたします。