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授業ウォッチング【2年】

2024年3月12日 10時58分

 朝から冷たい雨が降っています。気温はさほど低くはありませんが、陽射しがありませんので寒く感じます。

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 中央通路には、「現在、外遊びはできません!」の合図である「赤旗」が立てられています。

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 今日は、2年生の授業の様子を見に本館3階に上がってみました。二つのクラスが自教室で授業(もう一つのクラスは屋内運動場で体育科の授業のようでした。)をしていましたので、その様子をお伝えします。

 最初のクラスは道徳科の授業中でした。「いちょうの木からの手紙」(「『愛』ある愛媛の道徳」資料より)という読み物資料を使って、「よりよい学校生活の在り方「集団生活を充実させる方法」について話し合っていました。

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 愛媛県下のある小学校で、実際にあったお話が資料化されているため、子どもたちは興味深げに先生の資料朗読を聴いたり、話し合ったりしていました。その学校のシンボルツリーである「いちょうの木」が弱ってきて枯れそうになった際、6年児童が立ち上がり、なんとか守ろうと奮闘するお話です。

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 常盤小学校にも「スズカケノキ」というシンボルツリーがあり、百年近く常盤っ子たちを見守り続けてくれています。常盤っ子たちにとっては、かけがえのない大切な存在となっていますので、自分事として考えたり、話し合ったりすることができていました。

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 続いてのクラスは、ALTのK先生との外国語活動の授業でした。国のカリキュラム上は、外国語活動は「3・4年」外国語科は「5・6年」ということになっていて、「1・2年」には位置付けられていません。しかし、今治市では、市として配置しているALTさんによる授業の場を、1・2年の子どもたちにも提供してくれています。

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 ALTのK先生は、日本語は片言しか話せませんので、2年生といえども基本的にはすべて英語で授業が展開されます。その際、子どもたちの理解を助けるツールとして、タブレット端末や電子黒板を活用したプレゼンテーションや映像・画像が積極的かつ効果的に使われています。

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 2年生の子どもたちは、そうしたツールによる視覚的な手掛かりとK先生の英会話をうまく重ね合わせながら、外国語(英語)の学習を楽しんでいました。

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 私が参観した場面では、グループ対抗のクイズ大会をしながら、「色(Collar)」「食べ物(Food)」の英単語の発音にチャレンジしていました。K先生のネイティブな発音に耳を傾けながら、英単語の発音や英会話に慣れ親しんでいました。笑顔あふれる授業風景でした!!(^O^)

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6年生を送る会-六年生大感謝祭-

2024年3月11日 10時18分

 3/8(金)に、この時期恒例の「6年生を送る会」が開催されました。1月の代表委員会の話合い(各学級代表&各委員会代表の児童が集まって話し合う会議)にて、今年度の集会ネーミングは「六年生大感謝祭」に決まりました!1~5年生&TEAM常盤スタッフが、溢れんばかりの感謝の思い6年生に伝える集会になることを願ってのネーミングです。

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 集会のねらいは、ズバリ「6年生への感謝の気持ちを伝える」でした。当然のことながら、本集会の企画や準備、会場設営、運営等は、すべて6年生抜きで行われました。5年生が中心となり、1~5年生主体性使命感を持って集会を挙行してくれました。6年生から常盤小学校の未来を託され、引き継ぐ5年生にとっては、最高学年になるための準備・初仕事として位置付けられている大イベントです。

 以下に集会の概要を紹介します。

1 6年生入場

 かわいい1年生に手を引かれ、6年生が花のアーチをくぐって入場しました。満面の笑みでハイテンションの6年生もいれば、照れくさそうにはにかんでいる6年生もいて、とても微笑ましい光景でした。

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 この日は、事前に招待・案内をさせていただいていた6年生保護者の皆様方の中で、都合のついた方々がご来校・ご参観くださっていました。

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2 はじめの言葉

 5年生の集会委員会児童(「常盤レンジャー」)が、パフォーマンスを交えながらユーモラスに「はじめの言葉」を述べてくれました。会場が一気に盛り上がりました!!

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3 6年生のエール(出し物やプレゼント、メッセージなど)

 各学年の子どもたち&学年部スタッフが、この日に向けて着々と企画・準備・練習等してきてくれた出し物等を披露してくれました。これまでの5年間、先輩6年生を送り出してきた現6年生は、この日は初めて「送り出される立場」に。身を乗り出すようにして、各学年のパフォーマンスを見ていました。

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① 1年:ちびっこ応援団

 上半身を反り返らせるほどのパワーと思いを込めて、屋内運動場に響き渡る声で、6年生のお兄さん・お姉さんエールを送っていました。かわいらしい中にも熱い思いのこもった1年生の堂々たるエールパフォーマンスは、見る者の心を鷲掴みにしました。

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 メッセージ後は、ダンスパフォーマンスの披露もあり、会場はヒートアップしました。

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② 2年:わくわくプレゼント

 2年生自作の王冠を、6年生一人一人に被せてくれました。小さな2年生が被せやすいように、身を低くして王冠を被せてもらっている6年生もいて、とても微笑ましい光景でした。

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 プレゼント後は、チャチャマンボのリズムに乗せて、6年生への「卒業おめでとうメッセージ」の発表がありました。

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③ 3年:思い出クイズ

 3年生からは「思い出クイズ」の出し物がありました。この6年間の出来事の中からクイズを作り、6年生に出題することで、6年生記憶力テスト&思い出の振り返りをしてくれました。6年担任のH先生のサプライズ参加もあり、大盛り上がりでした!

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④ 4年:どきどきプレゼント

 4年生からは、どきどきプレゼントがありました。4年1~3組の代表児童が、6年1~3組の代表児童にプレゼントを手渡しました。プレゼントの中身は後のお楽しみに!ということで、プレゼント後は、4年生からの歌のプレゼント&6年生へのメッセージがありました。さすが4年生!(4月からは高学年)ということを感じさせてくれる、しんみり&ジーンと心に響いてくる歌と言葉の数々でした。

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⑤ 5年:ときわ劇場

 事前に実施た6年生へのアンケート調査を基に、6年間の思い出ベスト10を、写真とともに寸劇パフォーマンスで紹介してくれました。お笑い要素も満載で、丸秘的なエピソードやひねりも加えながら、ユーモアたっぷりに演じてくれました。6年生はもとより、1~4年生も大爆笑で、全校児童&TEAM常盤スタッフの笑い声が屋内運動場に響きわたりました(^O^)

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4 思い出アルバム(運動委員会)

 代表委員会で自ら希望して引き受けてくれた「思い出アルバム(6年間の出来事・思い出を、写真や過去の担任メッセージ等で振り返るプレゼンテーション)」を、運動委員会の子どもたち&担当スタッフが発表・披露してくれました。各学年の準備・発表練習もあった中で、それらと並行しながら準備・練習等を進めてきてくれた運動委員会の児童&スタッフのみなさん、本当にお世話になりました。ありがとうございました!!

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5 お礼の言葉(6年生)

 ここまでの様々な出し物・メッセージ・プレゼント等はもとより6年間お世話になった皆様方、そして、我が母校・常盤小学校への語り尽くせぬ思いを、メッセージ&歌「手紙~拝啓十五の君へ~」で表現してくれました。6年生の美しい歌声に全校児童&スタッフが聴き入っていました。

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6 教頭先生の言葉

 校長が他の公務で途中退席せざるを得なかったため、教頭先生に講評をお願いしました。

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7 おわりの言葉

 5年生の集会委員会児童(「常盤レンジャー」)が、集会の結びのパフォーマンスをしてくれました。

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8 6年生退場

 1~5年生に見守られ、見送られながら、6年生が退場していきました。6年生が我が常盤小を巣立つ日まで、残り約10日となりました。卒業証書授与式に在校生代表として参加するのは5年児童ですので、1~4年生にとっては、この6年生を送る会が実質的な卒業式でした。6年生への感謝の気持ちをしっかりと伝えてくれた感動的な時間でした。

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 1~5年生のみなさん!すばらしい集会をありがとうございました。6年生のみなさん!最高の思い出ができましたね!!

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授業ウォッチング【6年】

2024年3月8日 11時58分

 先日の「卒業記念作品製作(図工)」の授業ウォッチイングに続きまして、今日も、卒業を目前に控えました6年生の授業の様子を見に、あるクラスにおじゃまさせてもらいました。

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 道徳科の授業中でした。『夢』 (出典:「新しい道徳 6」東京書籍)という読み物資料を使って、「努力の尊さ」について考える授業でした。内容項目は「希望・勇気」「努力・強い意志」です。

 話の概要は、以下のような感じです。

 小さい頃からプロ野球選手になることを夢見て、努力を重ねてきたぼく。中学校、高校と野球の名門といわれる学校に進学し、夢に向かって歩み続けていたぼく。しかし、厳しい練習についていけずに辞めていく仲間たちが続出、けがによって練習ができなくなる…など、様々な困難が襲い掛かってくる。しかし、そうした困難に挫けることなく乗り越えていったぼく。最終的にはぼくの夢は叶わず終わるが、「夢があったからこそ、今のぼくがいて、これからのぼくがある。」と爽やかに言い切るぼく。

 6年生の子どもたちは、主人公ぼくの生き方・考え方について、自身の今・過去も振り返りながら考えていました。

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 そうした各自の思いや考えを、近くの席の友達と交換し合ったり、深め合ったりする場面もありました。

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 その後は、学級全体で意見を交換し合いながら、この時間の授業のねらい(ねらいとする道徳的価値)に迫っていました。

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 読み物資料『夢』を基にした道徳科授業の中で、6年生の子どもたちは、主人公と自身を重ね合わせながら、両者の類似点や相違点を見付けていったものと思います。その中で、自身の考え方やこれまでの在り方をじっくり見つめ直し、「高い目標を立て、希望と勇気をもち、困難 があってもくじけないで努力しようとすること」の大切さについての考えを深めたものと思います。

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 主人公の言葉「夢があったからこそ、今のぼくがいて、これからのぼくがある。」といえるような「夢」を、6年生の子どもたちが持つことができますように…と願いながら教室を後にしました。

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ショート集会「運営委員会発表集会【オンライン型】」

2024年3月7日 10時42分

 始業前の朝の時間に、今年度最後ショート集会がありました。最後を締めくくってくれたのは運営委員会子どもたち&担当スタッフでした。前回の放送委員会発表集会と同じく、参集型ではなくオンライン型で実施しました。

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 自身は、今回は、現場(基地局的場所の屋内運動場)に出向くのではなく、各学級の児童と同じく、タブレット端末に送信されてくる映像を見ながら集会に参加しました。

 まずは、「あじさいフェアリー」が登場して、雰囲気を盛り上げつつ集会の趣旨等を説明してくれました。

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 本日の運営委員会主催(プレゼンツ)のショート集会は、「各委員会の1年間の活動の様子を振り返ることが目的」とのことでした。クイズ形式で、以下のような振り返りがありました。

1 栽培委員会では、学校環境美化のために草花の栽培をし、校内を美しく&気持ちよく飾ってくれています。この1年間、栽培委員会メンバーが一番たくさん育てた花は何だったでしょうか?

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2 運動委員会が中心となって取り組んでくれた「体力つくりプロジェクト」のネーミングは?

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3 生活委員会では、朝の登校時間帯に各門(キリン門・ゾウ門・ウサギ門)に立って、「あいさつ運動」を行ってくれました。そのとき、「あいさつレンジャー」が来ていた服の色は?

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4 図書委員会プレゼンツのショート集会の際、図書委員会メンバーが全校に読み聞かせてくれた本の題名は何だったでしょう?

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5 食育委員会が、給食をバランスよくしっかり食べることができるようになることを願って、全校児童に呼び掛けてきた合言葉は何だったでしょう?

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6 健康委員会が、教室のこまめな換気を呼び掛けるために作ってくれ、各教室に吊り下げているものがあります。これは、ある生き物をモデルにしています。そのネーミングは?

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7 放送委員会が、給食放送の際の「お楽しみコーナー」で、毎週木曜日にやってくれていることは何でしょう?

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8 集会委員会が、集会委員会主催のイベントを盛り上げるために登場させたキャラクターは、実在の人をモデルにしています。そのモデルとなった人は誰でしょう? 

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 では、正解を!

1→「マリーゴールド」/2→「わたろう!しまなみ海道!!」/3→「オレンジ」/4→「すきなこと にがてなこと」/5→「あとスプーン1ぱい」/6→「空気カエル(空気変える)」

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7→「心理テスト」/8→「黒柳徹子さん」

 以上です。

 運営委員会児童のみなさん&担当スタッフのみなさん楽しい企画をありがとうございました。集会委員会児童のみなさん&担当スタッフのみなさん、1年間、様々な集会等の進行・運営をありがとうございました。

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常盤小を支えてくださっている皆様方、いつもありがとうございます!

2024年3月6日 11時38分

 本日、足元の悪い中、常盤小学校図書室支援ボランティア(以下、図書ボランティアさんと表現)の皆様が来校くださり、活動拠点であります図書室で、令和5年度の活動の振り返りの会を開催してくださいました。

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 図書ボランティアの皆様方には、今年度1年間、「朝の読み聞かせ」「おはなしのへや」「ブックトーク」「図書室運営支援(図書の貸出・返却のみならず、図書の整理・修繕や施設の整備・充実なども含めて)」など、様々な形で常盤っ子たち&TEAM常盤スタッフに関わっていただきました。

 その一端を、過去のブログで振り返りたいと思います。

 クリックしてください!

★ 令和5年度図書ボランティア発足会

★ 朝の読み聞かせ

★ おはなしのへやⅠ

★ おはなしのへやⅡ

★ ブックトーク

 子どもたちはもとより、TEAM常盤スタッフ一同にとりましても、なくてはならない存在として、常盤小学校を支えていただきました。1年間、本当にありがとうございました。本日の会にて、担当スタッフから子どもたちの感謝のメッセージ図書ボランティアの皆様にお渡ししました。

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 図書ボランティアの皆様!来年度(令和6年度)も引き続きよろしくお願いいたします。

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 続いて、学校運営協議会の皆様へのお礼を!

 先週の金曜日〔3/1〕の夜、本校の第1理科室にて「第2回学校運営協議会連絡会(活動部会)」並びに「第4回学校運営協議会」を開催しました。本校関係スタッフも含めまして、30名余りの皆様がお集まりくださいました。

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 最初に、3部会(「PTA・地域連携支援部会」「学校運営部会」「教育活動支援部会」)に分かれての「連絡会(活動部会)」を行い、情報交換や情報共有、それらに基づいた協議等を行いました。

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 続いて、各部の代表者が集まって「学校運営協議会」を行い、1年間の振り返り(成果や課題の確認)や来年度の学校運営方針についての確認・協議等を行いました。

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 ご参加くださった皆様方には、日頃より様々なお立場・様々な形で本校児童・本校スタッフがお世話になっています。1年間、様々な側面から支え、導いてくださいましてありがとうございました。来年度も何とぞよろしくお願いいたします。

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卒業記念作品の製作

2024年3月5日 10時12分

 夜中に降り始めたは、終日降り続けるとの天気予報です。鉛色の空から冷たい雨が落ちています。

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 中央通路には「赤旗(今は屋外で遊ぶことはできませんの合図・目印)」が立っており、この空模様&天気予報では、1日中立ったままとなりそうです。

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 さて、3月に入り、屋内運動場からは卒業式練習をしていると思われる声や歌声が聞こえてくる時期となりました。指折り数えてみますと、常盤小学校卒業式まで17日(登校日は12日)となりました。改めて数え直してみて、その残日数の少なさに驚きました。一方、中学3年生の県立高校受験は今週とのこと。小・中の卒業生のみんなが、残された日々を元気に過ごしてくれることを祈るばかりです。

 ということで、卒業生である6年生の様子を見に、北校舎1階に足を運んでみました。あるクラスで、「卒業記念作品(木工実用品)」の製作に取り組んでいましたので、教室に入らせてもらいました。入ってみますと、机上に置かれている木工キットは様々で、子どもたち各自が、好みのキットを自由にセレクトし、注文したようでした。

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 木工キットが入っていた箱を見させてもらいますと、オルゴール木箱やミニラック(本棚&収納箱)、写真立てなど様々でした。

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 タブレット端末を活用して木彫りのデザイン画のアイデアを練っていたり、設計図を見ながらキットを組み立てていたり、板に色を塗っていたりと、その進度も活動内容も、正に十人十色でした。

 ただ、共通していたのは、みんな「楽しそう」「集中して」製作活動に没頭していたこと。6年生のみなさん!イメージ通りの卒業記念作品ができ上がるとよいですね!! 

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「事故リスクマップ」の紹介

2024年3月4日 12時48分

 愛媛県スマート行政推進課から愛媛県教委保健体育課及び今治市教育委員会を通じまして、タイトルの「2023年度版・事故リスクマップ」の配付並びに有効活用依頼がありました。

 「事故リスクマップ」といいますのは、愛媛県デジタル戦略局が主導するプロジェクトの一つとして作成されたもので、作成目的は、「愛媛県内の公立小学校付近における子どもの登下校の安全向上」です。作成にはAI技術が活用されており、『交通事故リスク』が高いエリアが地図上にプロットされています。

 こうした取組の背景には、以下のような実情があります。

000-児童の交通事故状況「2023年度版 事故リスクマップ活用マニュアル/MS&ADインターリスク総研株式会社」P4より

 常盤小学校に届きました「事故リスクマップ」は下のようなものです。★クリック→B_03_063_常盤小.pdf

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 本日の学団会にて、この常盤小学校事故リスクマップ」を使って、各学団の担当スタッフから子どもたちへの情報提供や注意喚起等の指導を行いました。各ご家庭や本ブログをご覧くださっている皆様も、ぜひ有効活用ください。

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一生使える「筆算の計算方法(やり方)」をマスターする学習

2024年3月1日 09時58分

 昨日は4年に一度訪れる「閏日(うるうび)」でした。「閏日に生まれた子どもたちの誕生日の扱いはどうするのかな?」などと考えていたのは私だけでしょうか…?(^^;

 さて、今日から3月光陰矢の如しで、令和6年が1/6過ぎ去り、残すところ10か月となりました。令和5年度は、残り1か月です。

 3年生の様子を見に、本館3階に足を運んでみました。算数科の授業で「筆算」の学習をしているクラスがありました。「3けた×2けた」の計算(筆算)方法について考え、マスターする授業でした。一生使える力(学力)を身に付けるための重要な学習です。

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 3年生の子どもたちは「2けた×2けたの筆算」は既に学習済みですので、学習済のやり方を基に、スムーズに鉛筆を走らせていました。

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 学級全体で答え合わせや計算方法のポイントの確認等を行った後、ワークシートを使って練習問題にチャレンジしていました。

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 みんな1問目(222×77)はすらすらと解いていましたが、2問目(480×30)は鉛筆の動きが止まり、しばらく考えている子どもたちが少なからず見られました。「かけられる数(480)の一の位の『0』」「かける数(30)の一の位の『0』」の扱いをどうするかで、悩んでいるようでした。

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 ぐるりと教室内を回って、子どもたちのワークシートを見せてもらいました。ほとんどの子どもたちが、下のような形で計算していました。計算ミスの少ない確実な方法です。

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 しかし、筆算の桁数が増え、例えば「480000×3000」のような式の筆算となった場合は、「0」が何行も並ぶ筆算となってしまって、逆に計算ミスをしてしまったり、時間的ロス(鉛筆と紙の無駄も)が生じたりしますので、工夫して計算(筆算)する必要があります。

 最後まで授業を見ることはできなかったので、この後、子どもたちがどのような形で上の問題を解決していったのかを確かめることはできませんでした。ただ、常盤っ子たちのことですから、きっと、担任の先生と一緒にナイスな解決法(考え方・筆算法)を、自力で見つけ出したに違いありません。

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「体験」することの大切さ

2024年2月28日 13時18分

 夏休み中のブログに、下のような内容を掲載したことがあります。再掲します。


「愛媛県小中学校長会報」R2.10.2号に掲載されていました、広田小学校の山下吉信校長先生の玉稿の一部を紹介します。

 

「しっかりとした子ども時代を」広田小学校長・山下吉信 氏


 (前略)最近、『生き物が大人になるまで~「成長」をめぐる生物学~』(稲垣栄洋著/大和書房)という本を読みました。「カブトムシの大きさ、あんなにも差が出る理由」という見出しに興味を引かれたのですが、要約すると次のような内容です。

〇 カブトムシは成虫になると、どれだけ餌をたくさん食べても、大きくなることはない。

〇 カブトムシの体の大きさは、幼虫のときに食べたえさの量で決まる。

〇 イノコヅチという植物は、葉の中にイモムシの成長を早める成分を含んでいて、この葉を食べたイモムシは他の幼虫に比べて葉を十分に食べることなく、早く大人のチョウになってしまう。

〇 イノコヅチを食べたイモムシは、小さな成虫にしかなれず、卵を産む力もない。

〇 早く成虫にすることが、イモムシを退治するイノコヅチの作戦。

 稲垣氏は、最後に次のように述べています。「もしかしたら、私たちは知らず知らずのうちに、子どもたちに対して同じことをしてはいないでしょうか。(略)しっかりとした大人になるためには、しっかりとした子ども時代を過ごすことが大切なのです。」(後略) 

 ※以上が山下校長先生の玉稿です。

 約3年前、これを初めて読んだとき、私は、改めて自然界の神秘や奥深さを知るとともに、その巧妙さ、さらに言えば、怖さすら感じたことを覚えています。

 ところで、稲垣氏が言うところの「私たちは知らず知らずのうちに、子どもたちに対して同じことをしてはいないでしょうか。」「同じこと」とは、どういうことでしょう?ブログをご覧くださっている皆様はどうお考えでしょうか?

 多様な解釈があると思いますが、私はこう捉えています。

 

① 子どもたちが大人になったとき、自身の良さ(ステキ&キラリ)を発揮しながら豊かで幸せな人生を築いていくために必要となる経験を、子ども時代に十分に積ませていない。 

 目先の結果や効率性にとらわれて、私たち大人が子どもにとって良かれと思って与えているものが、実は、子どもの成長を阻害している。

 

 今私たちは、スマホ一つあれば、瞬時にあらゆる情報を得たり共有したり、バーチャルな体験をしたりすることができます。こうした状況は、今や大人世界だけでなく、子どもたちの世界も侵食しています。

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 以前のブログでも触れたように、マッチの使い方を知らない(マッチを見たことすらない)子どもたちや、電化が進む日常生活の中で炎を見ることがほとんどない子どもたちが増えています。こうした現実を見るにつけ、子どもたちの実体験の不足を痛切に感じるとともに、危機感のようなものを覚えます。

 

 私たち大人は、子どもたちに「豊かな体験」「価値のある失敗体験」をたくさんさせるとともに、「失敗から学ぶ経験」を積み重ねさせることの必要性と重要性を思い出さねばならないのではないでしょうか…。

 カブトムシと同じく、子どもたちの人間力(人間としての基礎力・土台=人間の根っこ)も、幼い頃に食べたえさの量(=実体験の量と質)で決まる部分があるのかもしれません。

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 以上が夏休み中のブログです。

 さて、本日、4年生図工授業(木材を使っての工作)の様子を観察しました。日常生活の中で、自身の手で加工することはほとんどないと思われる木材を使って、生き生きと造形活動に取り組んでいました。

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 木材を加工する際に使用するのは、「両刃のこぎり」「かなづち」「釘」です。こうした道具等に触れる(使う)ことは、一般的な家庭生活の中ではほとんどないと思われます。

 実際、「両刃のこぎり」「縦引き歯」「横引き歯」違いや使い分けを知ったのは、この授業が生まれて初めて!という児童が大半でした。

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 自身を振り返りますと、両刃のこぎりの使い方を教えてくれたのは父でしたし、生活の中に「木」はふんだんにありましたので、幼い頃から「のこぎり」「かなづち」「釘」等を使って遊んでいました。ちなみにお風呂は「五右衛門風呂」でしたので、薪等を燃やして湯を沸かすのが子どもの仕事(お手伝い)の一つでもありました。そういう意味では「火」も大変身近な存在でした。ですので、当然、幼い頃は切り傷や打撲、火傷等のけがをたくさんしました。

 4年生の子どもたちの様子を見ておりましたら、造形活動という五感を使った実体験を通して、たくさんの貴重な学びをしていました。

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〇 「のこぎり」は歯の角度(切る角度)によって、切れ方や手に伝わる負荷が全く異なること。

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〇 木を垂直かつ一直線に切ることは結構難しいこと。

〇 木が動かないように手や足で固定するためには結構な力が必要で、難しいこと。

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〇 「かなづち」で釘を真っ直ぐ打ち込むにはそれなりの技術が必要なこと。(叩く強さ、角度がポイント。)

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〇 つなぎ合わせる2枚の板の厚さ・強度を考えて、釘の長さ・太さを吟味・選択しなければならないこと。

〇 釘の選択を間違えると、板が割れてしまうこと。

〇 打ち込むのに失敗した釘の抜き方には、いろいろな方法があること。(釘抜きやペンチの使用、かなづちを使った打ち返し等々)

〇 L字フックの固定は「きり(錐)」を使うとうまくいくこと。

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 数え上げればきりがありません。上記以外にも、まだまだたくさんの学び(価値のある失敗体験)が見て取れましたが、きりがないのでこのあたりで止めておきます。

 子どもたちの図工授業の様子を見させてもらいながら、改めまして、夏休みのブログで述べました以下のことを再認識しました。


私たち大人は、子どもたちに「豊かな体験」「価値のある失敗体験」をたくさんさせるとともに、「失敗から学ぶ経験」を積み重ねさせることの必要性と重要性を思い出さねばならないのではないか。」

「カブトムシと同じく、子どもたちの人間力(人間としての基礎力・土台=人間の根っこ)も、幼い頃に食べたえさの量(=実体験の量と質)で決まる部分があるのかもしれない。

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 今後の「学校」の在り方について、また、「家庭」や「地域」での子どもたちの生活の在り方について、私たち大人が、しっかり考えていく必要があることを再認識した時間となりました。

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「卒業式で自分に贈りたい言葉」

2024年2月27日 11時50分

 2月最終週を迎えています。今週末の金曜日には、月が変わり「3月」となります。卒業式まで1か月弱となりました。

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 そうした中、6年生の様子を見に北校舎1階フロアに足を運んでみました。あるクラスで楽しそうにグループ協議をしていましたので、何の授業かな?と思いながらガラス越しに教室の中を見ておりました。すると、私に気付いた数名の女の子たちがステキな笑顔で手を振ってくれましたので、教室に入らせてもらいました。

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 このクラスでは、国語科「ひろがる言葉」という単元の学習をしていました。単元全体の学習の流れは以下のような感じです。

「卒業式で自分におくりたい言葉」を選ぶ(考える)。

②グループで、選んだ理由エピソードを聴き合う。

選んだ言葉を工夫して表現する。

選んだ言葉を伝え合う。

 そして、この時間の授業は③の選んだ言葉を工夫して表現する」際の具体的表現方法について、グループ単位で話し合う(アイデアを出し合う)活動を行っていました。

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 ちなみに、①の「卒業式で自分におくりたい言葉」にはどんな言葉があるのか知りたくて、ある女の子のタブレット端末を見せてもらいました。こんな感じでした。

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 彼女は、Mrs.GREEN APPLEの楽曲「ケセラセラ」「僕のこと」という2曲にインスパイアされて「自分におくりたい言葉」を考えたようでした。

 自身は、歌(メロディー)を耳にしたことはあれど、歌詞はよく知らなかったので、ちょっと調べてみました。「ひとりぼっちだと気付いても 繋がりは消えるわけじゃない/勝てなくたっていい 負けない強さを持ちたい そうさAll right All right 乗り切ってみせる(『ケセラセラ』作詞:大森元貴)」「僕らは知っている 奇跡は死んでいる 努力も孤独も 報われないことがある だけどね それでもね 今日まで歩いてきた日々を人は呼ぶ それがね、軌跡だと(『僕のこと』作詞:大森元貴)」 彼女の胸に響いた部分とは違うと思いますが、自身の胸には上の歌詞が響きました。いずれにしても、ステキな楽曲だな……と思いました。

 さて、話を本題に!

 このように、各自で考えた様々な「自分におくりたい言葉」を、どのような形で他者に表現し、伝えるか?について、グループ単位で話し合っていました。出されたアイデアはミニ・ホワイトボードに書き出し、整理していました。

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 担任の先生に聞くと、グループで出されたアイデアを学級全体で共有し、その後は、子どもたち一人一人が自分に合った表現方法を選択して、他者に表現する(発信する)とのことでした。

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 6年生のみなさん! 自分に合った表現方法を見付けて、自身の思いをしっかり他者に伝える(発信する)ことができるといいですね!頑張ってください!!(^O^)/

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