フラッグフットボール
2024年2月14日 10時11分先日より春を思わせるような暖かい日が続いています。その一方で、花粉も舞い始めているようで、少しずつ症状が出始めている方もおられるかもしれません。
ただ、この天候は本日午後より少しずつ崩れ始めるようで、明日は「雨マーク」の予報となっています。
さて、青空の下、運動場で5年生の子どもたちが体育科の授業をしていましたので見に行ってみました。「フラッグフットボール」を楽しんでいました。
ブログをご覧くださっている皆様は、この「フラッグフットボール」というスポーツをご存じでしょうか? 2020年度施行の小学校学習指導要領に取り上げられたスポーツで、中学年「ゲーム」や高学年「ボール運動」の中の「ゴール型」の運動として例示されています。「ゴール型」の主流は「ポートボール」「バスケットボール」「サッカー」などですので、全国的な知名度は、まだそれほど高くないかもしれません。
起源は「アメリカンフットボール」で、ゆえに、この「フラッグフットボール」はアメリカでは大変メジャーなスポーツだそうです。アメリカンフットボールの醍醐味を生かしつつ、少人数・小スペースで安全に楽しめるように開発・工夫されたスポーツです。
「タックル」の代わりに、プレーヤーの腰につけた2枚の「フラッグ(腰巻ベルトにマジックテープで装着)」を「取る」ことを基本としています。ボールは、小さな楕円ボール(ゴム製)を使用します。基本的な攻撃回数は決められていて、攻撃が終わると攻守が入れ替わるルールになっています。
「フラッグフットボール」では、パスを出したり、パスを受けたり、ボールを保持してすばやく走ったり、ボール保持者のフラッグを取ったりするだけでなく、相手チームの攻撃パターンを分析して作戦を考えたり、チームのメンバーの得意(強み)をうまく生かして得点獲得を目指したりします。
したがって、体を動かす楽しさを味わうことができるとともに、知恵を出し合って作戦を練る楽しさも味わうことができます。
基本的には身体接触がなく、攻撃タイムと守備タイムが明確に分かれているので、「鬼ごっこ」の楽しさを味わいながら、安心して運動に親しむことができます。5年常盤っ子たちは、歓声をあげながら笑顔いっぱいでフラッグフットボールを楽しんでいました。