1月は、今日を含めて残り2日。木曜日からは2月に入ります。
2月は「如月(きさらぎ)」とも言います。その由来は、三つあるそうです。①厳しい寒さに重ね着をする季節という意味で「衣更着(きさらぎ)」/②春に向けて陽気が来るという意味で「気更来(きさらぎ)」/③春に向けて更に草木が生えてくるという意味で「生更木(きさらぎ)」 由来を知りますと、なるほど…と納得できますね。個人的には「きさらぎ」という言葉の響きが好きです。
さて、重ね着をしなくてはならないほどの厳しい寒さが続くこの時期も、常盤っ子たちは、昼休み後の時間帯に清掃をしてくれています。常盤小学校では「ペア学年」の児童同士で清掃班を編成して、掃除を頑張ってくれています。「ペア学年」の組み合わせは、「1・6年」「2・5年」「3・4年」としています。
清掃時間帯に校内各所を回って、常盤っ子たちの清掃振りを見させてもらうことがありますが、いつも感心しますとともに癒されます。異学年の児童同士が、協力し合い、支え合って、静かに掃除をしてくれています。高学年児童は低学年児童を見守り、いたわりながら作業し、低学年児童は高学年児童を慕い、頼りにしながら作業している姿がとても微笑ましいです。
昨日の清掃時間帯に、そうした常盤っ子たちの姿を撮影して回りましたのでご覧ください。ただし、HP最上段の掲示板「【重要】学校HPの「適正運用・管理」の指導について」(←クリックすると該当ページにとびます。)にてお伝えしていますように、ブログにアップできる写真枚数に制限がありますので、大変残念ながら、ごく一部しか掲載できません。ご了承ください。
いかがでしょうか?この寒さの中、冷たい水に手を浸して雑巾を洗ったり、廊下や階段等の水拭きをしたり、手洗い場の掃除をしてくれたりしている子どもたちがいます。北風が吹く中、屋外で除草作業をしてくれている子どもたちもいます。ほとんどの児童が、無言で黙々と作業をしてくれています。常盤っ子のみなさん!学校美化のために、いつも協力して清掃作業をしてくれてありがとうございます!!
昨年の秋頃から、常盤小学校におきましては、「インフルエンザ」が感染症の主流で、学級閉鎖措置をとった学級もいくつかありました。
ところが、年が明けて令和6年に入ってからは、少しずつ主流が「新型コロナウイルス感染症(以下『コロナ』と表現)」に移行しています。先週までは「インフルエンザ」でお休みする児童が散見されましたが、今日は感染症にてお休みしている児童の全員が「コロナ」となっています。(※1/29(月)10:30現在)
愛媛県のコロナ感染拡大状況を見ましても、毎週金曜日に発表されます「定点当たり報告数」が右肩上がりに急増しています。具体的数値は以下のようになっています。
【令和5年】
第52週 5.67人 ※昨年最終週です。
【令和6年】
第1週 6.34人
第2週 10.23人
第3週 13.97人 ※ 1/26(金)に発表された、直近1/15(月)~21(日)の報告数です。
我が今治市はといいますと、「18.38人」となっており、愛媛県全域の数値よりも高く、先々週(1/8~1/14)から急増傾向となっています。
ちなみに、全国の報告数は「12.23人」で、定点報告数が10人を超えるのは昨年9月以来で、専門家から「新たな流行期『第10波』に入ったと言える」との声が出ているとの報道が成されています。専門家の指摘では、オミクロン株の新系統である「JN・1」が拡大しているとのことで、今週中には新規感染者の43%を「JN・1」が占める予測もあります。
「JN・1」は、私たちがこれまで身に付けてきた免疫(ワクチン接種や罹患等により身に付けてきた免疫)を逃れる力が強い(感染力が強い)との見解があります。
本ブログを打っている最中にも、次々と学級担任スタッフからの報告が入り、体調不良(しんどい、頭が痛い、熱が上がってきた…等)で早退する子どもたちが増えている状況です。今後の拡大が懸念されます。
つきましては、今一度、感染予防対策を徹底する意識や気運を高めていきたいと思います。「こまめな換気」「手洗い」「うがい」を、ご家族皆様で励行いただきますようお願いいたします!
常盤小学校におきましても、本日の職員朝礼にて、上記の点につきまして全スタッフで確認しますとともに、感染症拡大防止対策を全校体制で講じていくことの共通理解を図りました。
各ご家庭及び学校が一丸となって、子どもたち&ご家族&TEAM常盤スタッフ&スタッフ家族の「命・健康」を守っていきましょう!ご理解とご協力を、よろしくお願いいたします。
本日、2時間目に、校内授業研究会を3年生の学級で実施しました。教科は「国語科」で、単元名は「町の行事について発表しよう」……全7時間で計画している単元の6時間目の授業でした。
3年生の子どもたちは、これまでの学習で「話を聞きながらメモを取る方法」や「インタビューの仕方」を学んでいます。本単元の学習では、そうしたこれまでの学びや身に付けてきたことを活用しながら、「今治市のイベント(行事)」について2年生に分かりやすく発表することを目的にして活動しています。
その際、社会科で学習した「市の様子」や、総合的な学習の時間の「今治モデル・ふるさとキャリア教育」とも関連付けながら、資料収集をしたり、インタビューをしたり、発表台本や発表資料を作成したりしてきました。
この時間の学習では、これまで積み重ねてきたことを基に、ペアグループ同士で、互いの発表を聞き合ったり、より良い発表にするためのアドバイスをし合ったりしていました。
担任の先生からは、より良い発表にするための「発表ポイント(下記参照)」が示されており、子どもたちは、そのポイントを意識しながら互いの発表を見たり、自分たちのグループの発表を振り返ったりしていました。
【発表ポイント】
① 2年生に分かってもらえるようにする。
② 自分たちが紹介する今治市のイベント(行事)の「おすすめポイント」が、しっかり伝わるようにする。
③ 発表するときの「声の大きさ」「スピード」に気を付ける。
④ 「大事な言葉」は、ゆっくり、強調して話す。
⑤ 資料の見せ方を考え、分かりやすくなるように工夫する。
グループ編成は六つで、各グループの紹介イベントは、「バリシップ」「おんまく祭り」「今治タオルフェア」「瀬戸内しまなみマルシェ」「土曜夜市」「菊間祭り」などでした。3年生とはいえ、タブレット端末や電子黒板を効果的に活用して、大人顔負けのプレゼンテーションを繰り広げていました。
また、グループ発表後は、「振り返りカード」や「アドバイスカード」に、「自分たちのグループの発表の自己評価・反省」や「ぺアグループの発表の評価・助言」を書き込み、活動を振り返っていました。「アドバイスカード」につきましては、ペアグループ同士で交換し合っていました。そして、カードに指摘されている内容を確認しながら、より良い発表につなげるための方策を話し合っていました。
そうした姿(活動ぶり)を見ながら、3年常盤っ子たちに、「誰に(相手意識)」「何を(内容意識)」「何のために(目的意識)」「どのように(方法意識)」という「四つの意識」が着実に育ちつつあることを感じました。
改めまして、常盤っ子たちのポテンシャル&学ぶ意欲(向学心)の高さを実感した45分間でした。3年常盤っ子のみなさん!よく頑張っていましたネ!!
今朝方は随分冷え込んでいましたが、今は陽射しがあり、幾分暖かくなっているように感じます。今冬最強寒波の影響が薄れつつあるのかもしれません。といいますか、そうあってほしいというのが本音です。
さて、4時間目に2年生の授業を見て回りました。 3クラス中、2クラスは算数科、1クラスは道徳科の学習をしていました。
算数科の学習は「100cmをこえる長さ」という単元の学習で、一方のクラスでは「メートル(m)をつかって長さをあらわそう!」、もう一方のクラスでは「1mの長さをもとに、いろいろなものの長さをよそうしてたしかめよう!」という「学習テーマ」で授業をしていました。
長さ予想をしていたクラスでは、ペアを組んで教室内にあるもの(ドアや黒板、タブレット端末充電ボックス等々)の縦横の長さを予想し、ノートに記録していました。両手を広げた際の長さが「約1m」という目安を基に、自身の体を使いながら学習テーマに迫っていました。五感をフル稼働して「量感覚」や「長さ感覚」を身に付けることは、小学生段階の学習ではとても大切です。こうした学習を通して、常盤っ子たちには「豊かな感性や感覚」を身に付けてほしいと願っています。
道徳科の授業をしていたクラスでは、「ガラスの中のお月さま」という読み物資料を使って、「見えない心の美しさ」について考える学習をしていました。ねらいとする道徳的価値は「感動/畏敬(いけい)の念(美しいものや清らかなものに感動し、それを大切にしようとする心情)」です。
ガラス工場に入り込んだ泥棒。お月様が放った光によって自分の姿がガラス製品に映って驚いてしまい、何も盗まずに逃げ出す。それを見たガラスたちは「自分たちが盗られなくて良かった!」と喜ぶ。その一方で、お月様は「なによりも良かったのは、あの人が盗みを止めて、悪い人にならずにすんだことだよ。」と…。
「このお月様の振舞い・考え方に触れたガラスたちは、心の中で何を思ったか?」について考え、話し合うのがこの授業のテーマとなります。子どもたちは、ワークシートに自分の考えを書き込んだり、自由に歩き回って友達と意見交換・意見交流したりして、テーマに迫っていました。
この授業を通して、2年生の子どもたちは、「美しいものや清らかなものに感動し、それを大切にしようとする心情」を深めてくれたものと期待します。
授業を見させてもらいながら、「星の王子様」の一節を思い出しました。
心で見なければものごとはよく見えないんだ。大切なことは目に見えないんだよ。【サン=テグジュペリ『星の王子様』より】
【作:相田みつを】
今朝、まだ薄暗い中、我が家のゴミ出しをしようと玄関の扉を開けてビックリ!! 銀世界とまでは言いませんが、一面真っ白。薄っすらではありますが雪が積もっていました。車は雪に覆われ、フロントガラスは凍っていました。今冬最強寒波の襲来により、相当冷え込むことは分かっていましたが、雪は想定外でした。
雪に覆われた景色を見ながら、頭の中には「常盤小校区の道路はどうなっているのだろう?」「常盤っ子たちは普段通り登校できるだろうか?」「玉川地区等の山間部の皆さんは出勤・登校、大丈夫だろうか…。」「事故等起こらなければよいが…。」等々の思いが次々に…。
身支度を済ませ、雪の影響を確認しながら出勤しましたが、自身の住まいがあるエリアに比べ、常盤校区の降雪量は少なそうに見えました。子どもたちの登校や校区の皆さんの出勤等には大きな問題はなさそうで、安堵しました。
実際、登校時間帯には、常盤っ子たちは元気いっぱい&ハイテンション(雪効果だと思われます。笑)で登校してきてくれました。薄っすら雪化粧をしている運動場を見た途端、更にハイテンションになる子どもたちの姿があちこちに…。
担任の先生と一緒に運動場に出て、雪を楽しんでいた子どもたちもいました。若いスタッフや子どもたちの無邪気にはしゃぐ姿を見ながら、「雪景色を見て、素直に感動する心(ウキウキ!ワクワク!トキメキ!)」が薄れている(失いかけている?(*_*;)自身に気付かされました。いくつになっても、柔らかな心や瑞々しい感性は失いたくないものです…。(反省)
さて、本題に。
本校では、今週に入って、コロナ等(今回はインフルエンザよりもコロナの方が多いです!)の感染症に罹患してお休みする子どもたち&TEAM常盤スタッフがじりじりと増加しています。この傾向は今治市全体でも同様のようで、今治市内の小中学校で学級閉鎖措置をとる学校が増加しています。
常盤小学校におきましても、今後、急増する可能性が低くありません。
つきましては、今後の感染拡大に抑止がかかりますよう、各ご家庭でも可能な範囲での感染防止対策を講じていただきますよう、よろしくお願いいたします。併せまして、お子さんに心配な症状等が見られましたら、無理して登校することなく、ご自宅で様子を見たり、症状に応じて医療機関を受診するなどのご対応をお願いいたします。
特に、受験生(児童本人はもとより中・高生の兄姉等も含め)がおられるご家庭におかれましては、受験シーズン真っ只中で、気の休まらない日々をお過ごしのことと拝察いたします。
また、持病をお持ちの皆様、ご高齢のご家族と同居されている皆様におかれましても同様と拝察いたします。
こうしたご家庭のことも想像・イメージしながら、共に力を合わせ、感染症の拡大を防いでいきたいと思います!ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
本日、3年学級で「校内授業研究会(道徳科)」を実施しました。テーマとしました道徳的価値は「規則の尊重」で、授業のねらいは「約束やきまりを守ることの意義を理解し、きまりを守ろうとする心情を育てる」でした。
使った資料は「きまりじゃないか/東京書籍・新しいどうとく3」という読み物資料です。
話の概要は、「主人公の裕一と友達の大助は、雨がやんだら校庭で一緒に遊ぼうと相談している。そうした中、昼休みには晴れ間が広がる。しかし、外遊びの可・不可を知らせる「あそびボード」は赤(不可)のまま。なのに、太郎や周りの 友達数人は、「あそびボード」を無視して外に飛び出してしまう。他のクラスの人たちも外に出ている。だが、裕一は「きまりじゃないか」とつぶやきながら教室にとどまる。」というものです。
3年生の子どもたちは、このお話を基に、「きまりは、なぜ守らなければならないのか?」について考え、話し合っていました。
まずは、友達である太郎たちがとった行動とその背景にある思い、また、主人公である裕一がとった行動とその背景にある思いについて、各自の考えを出し合い交流し合っていました。
そして、その話合いを基に、視点を変え「授業中に、授業に関係のないおしゃべり(私語)はしない」というきまりについて、自分自身の普段の様子(在り方)を振り返っていました。資料から離れ、自分事として「きまり」の意味や意義について考える過程です。
具体的な活動としては、「守れている」「守れていない」「どちらともいえない」という三つの立場のどれに自分が当てはまるかを考え、その理由をワークシートに書き込んだり、タブレット端末の「心情バロメーター」に入力したりする活動を行っていました。その後、書き込んだ内容を学習グループ内で交流し合い、更には、各グループで話し合ったことを基に、全体で意見交換・意見交流していました。
授業の終末では、本日の授業で扱った道徳的価値「規則の尊重」について、「きまりはなぜ守らなければならないか?」という問いに答える形で考えていました。3年生のみなさん!多くの先生方が参観している中で、活発な意見交換ができていましたね。特に感心したのは、「聴く」=「耳と目と心で聴く」態度がしっかり身に付いていることでした。とてもステキでした。よく頑張りました!!
5年生の授業の様子を見に、北校舎2階フロアに足を運んでみました。最初にウォッチングしたクラスは、社会科の授業をしていました。日本の産業の中の「販売業」に視点を当て、「販売業界」が「情報通信技術(ICT)」をどのように活用してサービスや顧客、売り上げを拡大しているのかを調べていました。
次のクラスは、図工科の授業で「版画」に取り組んでいました。身近な生活の中から児童個々が題材(モチーフ)をセレクトし、創作活動に取り組んでいました。下絵を版木に写し取っている児童、彫刻刀を使って彫る作業を進めている児童など、進度は様々でした。
次のクラスは、3階の特別教室で外国語科の学習をしていました。教科書に掲載されている絵地図を基に、まわりの友達には内緒でマーキングした建物(目的地)に、友達を英語で道案内するという活動でした。
どのクラスも落ち着いた雰囲気の中で、集中して学習に取り組んでいました。
昨日、4年の学級で「校内授業研究会(道徳科)」を実施しました。テーマとしました道徳的価値は「友情・信頼」で、授業のねらいは「互いに信頼し合い、助言し合いながら、友情を深めていこうとする心情を高める」でした。
使った資料は「大きな絵はがき/東京書籍・新しいどうとく4」という読み物資料です。
話の概要は、「友達から料金不足の絵葉書が届く。不足分を支払った主人公の女の子の家庭で、料金不足だったことを友達に伝えるか・伝えないかで家族(兄と母)のアドバイスが分かれる。どちらのアドバイスにも一理ある…。『さて、どうするのが友達のためになるのだろう?』と考え込む主人公。」というものです。
4年生の子どもたちは、このお話を基に、「友達を大切にするとはどういうことか?」について考え、話し合っていました。
授業の後半は資料から離れ、「ふだんの生活の中で、相手(友達)に言いにくいことがあったときはどうするか?」というテーマで、自分の考えをワークシートに書き込んだり、グループや全体で話し合ったりしていました。
「友達に宿題の答えを見せてと言われたら…」「友達のトイレのスリッパの脱ぎ方がよくなかったら…」「友達の何気ない言葉で傷ついている人がいたら…」など、子どもたちは、自身の生活を振り返りながら様々な場面を想像しつつ「自分の行動のとり方」について考え、葛藤している様子でした。「すべきこと」と「できること」の間で葛藤し、自分なりの答えを見つけ出そうと真剣に考え、話し合っている子どもたちの姿はとてもステキでした。
本校も含めまして、「愛媛スクールネット」を利用して学校HPを運用しています公立学校の校長等宛てに、システム管理者であります「愛媛県教育委員会事務局管理部・教育総務課長」から、以下のような指導がありました。その理由としましては、「1サイト当たりの容量上限(2GB)を超過する学校等が増加すると、サーバーの負荷が高まり、気象警報発表時等にアクセスが集中した場合に、レスポンス悪化が懸念される」とのことです。
【学校等HPにおける運用上のポイント(※一部抜粋)】
① トップページの画像枚数を5枚以下にすること。
② トップページに表示するブログ件数は「1件」とすること。
③ ブログ1件に登録する画像を厳選し、画像サイズを原則「極小(200px)」とすること。
④ HPサーバーの容量削減のため、古いブログやファイルを削除すること。
つきましては、以後、上記の指導を基に本校HPを運用していきたいと思います。HPにアップする画像(写真、イラスト、各種資料等)の枚数やサイズが、相当ダウンすることとなりますので、お知りおきください。
本校HPを楽しみにしていただき、ご覧くださっている皆様には、今後、物足りなさを感じさせてしまうことと思います。誠に申し訳ありません。緊急事態に備えましての指導と、指導に基づきます対応ですので、ご理解・ご了承くださいますようお願いいたします。
本日、今年度6回目となる非常時対応訓練を実施しました。今回は、「火災発生」対応訓練を行いました。
1月1日に発生しました能登半島地震のことが脳裏にはありましたが、これまで本校では、様々な形(告知なしの抜き打ち/そばに教職員がいない休み時間等)で、「地震(津波・蒼社川決壊)」対応訓練を行ってきましたので、本日は計画通りに「火災対応」訓練を実施しました。
今回は、以下のような状況設定やねらいで実施しました。
1 出火場所 → 理科準備室(本館1階)
2 出火時間帯 → 2時間目の授業中
3 ねらい → 非常事態(今回は火災)発生時のリスクマネジメント力(=「自助・共助」に必要な知識とスキル・行動力)を高める。
4 指導のポイント → ①「お・は・し(押さない・走らない(校舎内)・しゃべらない)」の徹底。/②校舎内では鼻・口をハンカチで覆って避難。/③可能であれば窓・戸を閉めて避難(地震の場合は逆に開ける)。/④状況に応じた適切な避難経路を選択。
実際の訓練の様子は……
校舎内から運動場に至るまでの子どもたちの動きや様子を観察しました。態度面で特に問題になるような姿を見ることはありませんでしたが、1点、改めて丁寧な指導が必要だな…と感じたことがありました。
それは、1年生の中に、「訓練!訓練!」「理科準備室が火事です。落ち着いて避難しましょう!」の放送を聞いた際、机の下に潜り込もうとした児童がいたことです。自身としては、これまで重ねてきた「地震」対応訓練で身に付けたことがしっかり発揮されていて、微笑ましく思いました。しかし、「火災発生」の際に、そうした行動をとることは「命」を左右することにつながります。1年生の子どもたちにも理解してもらえるように、改めて丁寧な説明や指導をしたいと思います。
運動場への避難後、校長からは次のような話を子どもたちにさせてもらいました。
本日の非常時対応訓練(火災対応)を通しまして、様々な災害やシチュエーションに応じた「リスクマネジメント力(本校スタッフ&児童)」の強化の必要性を再認識しました。各ご家庭でも、こうしたことを話題にして話し合ったり、災害発生時の家族の行動ルール(約束事)について確認し直したりしていただけますと幸いです。