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第3回非常時対応訓練【地震・津波】

2023年6月16日 13時25分

 梅雨の晴れ間。爽やかな青空が広がっています!

 さて、先日の「引き渡し訓練」に続きまして、本日は「地震・津波」対応の非常時対応訓練を実施しました。

 巨大地震発生後、津波警報等が発表された場合は、常盤小学校では、基本的には「市民の森」の高台に2次避難する方針です。

【重要】したがいまして、万が一の場合の保護者の皆様への児童引き渡しは、運動場ではなく「市民の森」になる可能性もあります。どうかお知りおきください。 

 今回は、その前段階の訓練として、あるいは、「蒼社川氾濫・決壊」を想定しまして、「校舎3階」への2次避難訓練を実施しました。

 訓練の流れシチュエーション設定は、以下のとおりです。※ 校内で一番弱い存在であるとともに、小学校での地震・津波対応訓練初体験1年生の反応・姿が心配でしたので、本日は1年生と行動を共にしながら様子を見守りました。

 

1 告知

 緊急地震速報の警告音(チャイム音)を、校内に流しました。これを受け、子どもたちは、置かれている状況に応じて、下のような自助行動をとりながら、揺れがおさまるのを待ちました。

★「サルのポーズ(※机がある場合→①机の下にもぐって頭を守る。②両膝を床につけて、机の脚の上の方を両腕を広げて持つ。③机の脚が4本の場合は斜め(対角線)に持つ。④机が大きくて手が届かない場合は、1本の脚を両手でしっかり持つ。)」

★「ダンゴムシのポーズ(※机がない場合(屋内運動場や廊下・階段、屋外など)→①大きな危険にお尻を向ける。②膝と足の甲を床につける。③両手で頭を守る。)」

 人生初の小学校地震対応訓練にもかかわらず、1年生常盤っ子たちは、一人としておしゃべりをする子はおらず、また、パニックになっている子もいませんでした。

 

2 避難

 地震が一旦おさまったことを受け、校内放送により、津波対応のための2次避難指示「先生の指示に従って、余震に気を付けながら校舎3階へ避難しなさい。」が出されました。

 TEAM常盤スタッフの指示の下、子どもたちは廊下に移動・整列。この間も話し声は全く聞こえませんでした。(※ただし、ややテンション高めの子どもが数名見られました。間髪入れず、担任から注意喚起の短い声掛けがありました。)

 「これから3階に避難します。まだ余震があるかもしれません。落ちてくるものなどに気を付けながら避難します!」

 「前の人を押したり、追い越したり、しゃべったりしてはいけません。教室に戻ってもいけません。では出発します!」

の指示の後、一斉に3階に向かっての避難が始まりました。

 

  両手で頭を守りながら避難する友達を見て&真似て自身の自助行動のレベルアップが自主的にできていた1年生の姿には感心しました。(※今回は、初回ということもあり、あえて指導をしませんでしたが、次回からは「頭の守り方(手、教科書、座布団、体操袋など、手近にある物で頭を守る方法)」も子どもたちに指導する予定です。)

★ 上記の避難行動の際、授業担当のなかったTEAM常盤スタッフは手分けして、各階の教室やトイレを巡視し、取り残されている児童の有無を確認(「ここに誰かいますか?いたら返事をしなさい!」)して回りました。

 

3 点呼(人員確認)

  元々3階の各教室で授業を受けていた子どもたちは、そのままその教室で待機する形をとってもらいました。どの教室の子どもたちもご覧のような(下の写真)様子で、静かに落ち着いて待機してくれていました。

  一方、階下から避難してきた子どもたちは、本館及び北校舎の3階廊下で規律ある行動をとることができていました。

 日頃から鍛え、磨き、身に付けてきた黙動等の態度やマナーが、こうした非常事態に発揮されるのだな…と、改めて痛感しました。やはり日頃の積み重ね「底力(人間の根っこ)」となるのですね。

 

人員確認(点呼)は、次のようなシステムで行いました。

① 授業者による各学級単位での人員確認(点呼)が完了したら確認結果を学年主任に報告する。

② 学年主任は、学年部の報告結果を取りまとめ、校舎リーダー(本館1名/北校舎1名)に報告する。

③ 校舎リーダーは自校舎の報告結果を取りまとめ、本館と北校舎をつなぐ2階廊下で待機している教頭に報告する。

④ 教頭から校長に最終報告をして完了。

 

4 校長講評

 校内放送を使って、以下のような話を全校児童にしました。 

 非常時の重要事項3点(下の3点)につきましては、ペーパーにプリントアウトして各学年主任さんに渡し、子どもたちに提示してもらいながら話しました。

 

 

5 各学級での振り返り

 訓練後は、各学級の教室に帰り、担任スタッフと一緒に非常時対応訓練の振り返りと反省をしてくれていました。自分自身と学級の様子を、真剣に振り返ってくれていました。

 次回の非常時対応訓練は、本日の訓練で身に付けた知識とスキルを基に、授業時間でない「掃除」「休み時間」等(先生等がそばにおらず、指示をもらえないシチュエーション)に実施して、常盤っ子たちの成長課題点の確認をしたいと考えています。

ショート児童集会【運営委員会プレゼンツ】

2023年6月15日 10時15分

 本日、授業前の15分間を使って、運営委員会主催の「運営委員会プレゼンツ発表集会(ショート)」がありました。

 集会のねらいは、

 自分の花を咲かせるために、代表委員会で話し合ったことや、自分や友達ががんばっていることを紹介することで、友達のよさを知ったり自分もがんばろうとする意欲を高めたりする。

 でした。

 集会の開始時刻は7:55でした。7:50頃に「集会開始5分前だな。」「やけに静かだけど、子どもたちはまだ教室にいるのかな?」「低学年の子どもたちは、職員室前の廊下を歩いて移動するはずだけど……子どもたちの気配を全然感じないなあ…。」等々、あれこれ考えながら朝のルーティン業務をこなしていました。

 その後、集会開始時刻の1分前に屋内運動場に足を運びましたら、なんと既に全校児童の移動は完了していました。(子どもたちは、整然と黙動で移動を完了していたのでした。)

 シーンと静まり返った屋内運動場のフロアに全校児童が座り、集会が始まるのをじっと待っていました。「水を打ったような静けさ」とは正にこのこと! 屋内運動場は静寂に包まれ、耳に響くのは、屋内運動場の屋根をたたく雨音だけ…。

 改めて、常盤っ子「確かな育ち」「伝統(常盤プライド)の継承」「当たり前のことが当たり前にできる姿」を見させてもらい、感激しました。

 

 集会は、集会委員会児童の進行の下、以下のようなプログラムで構成されていました。

1 「ステキな常盤小学校」の紹介

 ① 第1回代表委員会「わたしたちの『あじさい』を考えよう」で話し合った内容の発表

 5/29のブログでも紹介しましたが、第1回代表委員会では、「わたしたちの『あじさい』を考えよう」という議題の下、「自分のあじさいを咲かせるためにどんなことができるか」について、全校の代表者(各委員会の代表児童や各学級の代表児童)が、積極的かつ意欲的かつ主体的に話し合ってくれていました。 

 集会では、この第1回代表委員会で話し合われたことについて、運営委員会児童が発表してくれました。

「あじさいフェアリー」登場!!

 

 

 ② 全校児童が咲かせ始めている「あじさいの花」の紹介

 こちらも、先日(6/8)のブログで紹介しましたが、「わくわくロード」の掲示板に掲示されている全校児童の「あいさいの花・メッセージカード」の一部を、運営委員会児童が紹介してくれました。

 自身をじっくり振り返って書いたメッセージ友達の頑張りやすごさを紹介したメッセージ常盤小学校をより良くしていきたいとの思いを込めたメッセージなど、様々な視点から書かれた「あじさいメッセージ」をプレゼンも映示しながら紹介してくれました。

 

2 感想発表〔各学年の発表希望者〕

 運営委員会の発表を聴いての感想を、各学年の代表児童が発表してくれました。各学年の代表として感想発表をしてくれた児童は、事前に発表者として決められていたわけではなく、自らの意志で挙手し、全校児童の前で発表をしてくれました。とても勇気のいる行動だと思います。こういう児童がさらに増えてくれることを願うばかりです。

 

3 校長先生のお話

 最後に、校長から全校児童に次のような話をしました。

〇 第1回代表委員会での話合いの様子は、校長先生も見させてもらいました。参加していた代表児童全員が、自分の考えや意見をしっかりもって話合いに参加していて、すばらしい代表委員会でした。「日本一の代表委員会かも!」と思うぐらいステキな話合いでした。

〇 運営委員会の皆さんの発表は「あじさい」についての発表や紹介でした。全校のみなさんが、少しずつ自分色のあじさいの花を咲かせてくれていることがとてもうれしいです。

〇 今日は「あじさい」「い」「いのちある すべてのものを リスペクト」について話します。みなさん、担任の先生から悲しいお話を聴きましたか?(※児童の反応→複雑な表情でウンウンとうなずいていました。)そうですね…。一昨日、ウサギのマロンさん(※マロンさんへのリスペクトの念から「さん付け」で呼ばせてもらっています。)が亡くなってしまいました。マロンさんは、校長先生よりもずっと年上で、人間でいうと90歳を超える年齢だったと聞いています。(ちなみに、世界一長寿のウサギはオーストラリアのウサギで、122歳(実年齢18歳10か月)だったそうです。)

 ウサギさんは、寂しがり屋の動物で、一人でいると寂しくて命を落としてしまうことがあると聞いたことがあります。でも、マロンさんは、常盤小のウサギ小屋で長い間一人で生活してきましたね。なのに、マロンさんはとても長生きしてくれました。一人で寂しかったはずなのにどうしてでしょう? 実は、ウサギさんが長生きするためには、必要なことがいくつかあるそうです。その中に、「たっぷりの愛情」「コミュニケーション」があるそうです。校長先生はこう思います。きっと常盤小学校のみなさん(みなさんの先輩も含めて)と先生方が、「たっぷりの愛情」をマロンさんに注ぎ続けてくれたこと、そして、「マロンさんのお世話を心を込めてしてくれたり、優しく話し掛けたり」し続けてくれたこと、こうしたことがマロンさんの長生きに結び付いたのではないかな…と。校長先生は、マロンさんは常盤小学校のみなさんと過ごすことができて、きっと幸せだったにちがいないと思っています。

【大雨警報発表時(6/2)に校舎内に

避難していた際のマロンさん】

〇 お話の最後に、校長先生からのお願いです。みなさんがマロンさんにしてくれたように、お友達やご家族、動物、野に咲く草花や樹々、小さな虫など、命あるすべてのものにリスペクトの心をもってこれからも接してほしいと思います。

 そして、常盤小学校のみなさん「自分色のあじさいの花」を咲かせてくれることを願っています。以上です。

 進行役を務めてくれた集会委員会児童のみなさん&企画・発表・各種パフォーマンス披露をしてくれた運営委員会児童のみなさん、そして指導してくださった関係TEAM常盤スタッフの皆さん、心に残る集会をありがとうございました!

R5 第1回おはなしのへや

2023年6月14日 14時40分

 午前中のブログでもお知らせしておりましたように、本日の昼休みの時間帯に、図書ボランティアの皆様「おはなしのへや」を開催してくれました。常盤小学校の伝統イベントで、その歴史は30年余りになるのではないでしょうか!!

 本イベントは、今朝のブログで紹介しました「朝の読み聞かせ」とはまた違った形態で、複数の図書ボランティアの皆さんが、舞台装置的なセット等まで準備してくださって、「人形劇」の要素も交えながら楽しく読み聞かせをしてくださるイベントです。

 昔は、第2音楽室等の少し広めの特別教室を会場にして、大勢の子どもたちを集め、「生(なま)の読み聞かせ」をしてくれていました。

 しかし、コロナ禍の中、以前のように200名前後の子どもたちを1か所に集めて開催することは許されない状況が数年続きました。「それでも、常盤の子どもたちのために、なんとか『おはなしのへや』を開くことはできないか?」という、図書ボランティアの皆さんの熱い思いにより、ICT機器を効果的に活用した新手法を取り入れて開催し続けてくださっています。本当に有難いことですし、その情熱とパワーには頭が下がります。

 ということで、約10年ぶりに観させていただいた「おはなしのへや」は、「オンラインによるリモート型『おはなしのへや』」に見事な進化を遂げていました!! 

 関係図書ボランティアの皆さんは、きっと数か月前から常盤っ子たちをイメージしての本の選定に始まり、企画・構想の練り込み、背景やセットの製作、読み聞かせの練習…等々、様々なハードルを一つ一つクリアしながら、本日の本番を迎えてくださったものと想像します。心より感謝申し上げます。

 私は、昼休み前の最終リハーサルを観させていただきましたが、熱のこもったリハーサルの様子に圧倒されました。しかし、だからといって堅苦しい雰囲気は微塵もなく、とても「和やか」かつ「楽しげ」かつ「エネルギッシュ」に、皆さん、最終の詰めをされていました。歴代図書ボランティアの皆さんの思い・願い・プライドは、確実に継承されているな…と実感しました。

  本日の「おはなしのへや」で読み聞かせてくださった絵本は「三びきのやぎのがらがらどん」という絵本でした。

 あらすじは…

 「がらがらどん」という名前の3匹のヤギが草を求めて山を目指します。ですが、途中にかかる橋の下にはトロールがいて、「おまえを飲み込んでやる」とおどしてきます。最初の小さなヤギは「後から大きなヤギが来るから…。」と言って、見逃してもらって橋を渡ります。続いて中くらいのヤギも、「後から大きなヤギが来るから…。」と言って橋を渡ります。しかし、最後に来た大きなヤギは…?さて、どうなる?

 といった内容です。ちなみに、このお話は、『となりのトトロ』(スタジオジブリ)のエンディング部分で登場するそうです。サツキとメイが布団の中でお母さんにこの本を読んでもらっているシーンがあるとのこと。私は『となりのトトロ』の大ファンで、今まで何度も「繰り返し観(み)」をしてきましたが、このエピソードは全然知りませんでした。改めて、観直してみようと思っています。

 

 オンライン読み聞かせ中は、校舎内をぐるぐると歩いて回り、子どもたちの様子を見て回りました。学年によってその様子は様々でしたが、多くの子どもたちが電子黒板に釘付け状態でした。

 オンライン読み聞かせが終わるや否や、図書室に一斉に向かう子どもたちの姿を見たとき、やはり子どもたちは「リアルな舞台装置」や「リアルな図書ボランティアさん」を自身の目で確かめたいのだな!と思いました。図書ボランティアさんに実物に触れさせてもらいながら、大はしゃぎする子どもたちの姿がとても印象的でした。

 図書ボランティアの皆さん! 本日はすばらしい時間をありがとうございました。また、これまでの段取り・準備・練習等々、本当にお疲れさまでした!! 心より感謝申し上げます。

おはようございます!

2023年6月14日 09時15分

 梅雨空が戻り、昨夜から雨模様となっています。今日は、1年生が心待ちにしてきた「プール」での授業がある日ですが、鉛色の雲が空を覆っています。 

 ただ、朝(7時30分頃)の水温は26℃ありましたので、気温が上がることを見通して(天気予報では26℃まで上がる予報です。)、実施の方向で考えています。

 1年部のスタッフに聴いてみますと、「今日は、第1回の『水泳(水遊び)』授業なので、けがや事故のない『安全・安心な授業』のための「ルール確認」「プール使用の手順理解と練習」がメインの活動になります。」「なので、プールに入っての活動は短時間になる予定ですので、この天候でも大丈夫だと思います。」「ただし、気温と子どもたちの様子をじっくり観察しながら、柔軟&慎重に対応していきます。」とのことでした。

 様々な条件が整い、この日を心待ちにしてきた1年生の子どもたちの熱い思い・願い・期待が叶いますように。

 

 さて、昨日のブログの最後で紹介しました「地図記号クイズ」ですが、「分からない場合は、ぜひ、3年生の常盤っ子に教えてもらってください。(笑)」とお伝えしていました。

 そうした中、ブログをご覧くださっている皆様の中から「ぜひ答えを教えてほしい!」とのお声をいただきましたので、お伝えしておきます。正解は…。

老人ホーム

でした。昨日のブログでもお伝えしましたが、全国の小中学校からの公募に基づき制定された記号ですので、小中学生のアイデアにより創られたデザインです。「建物と杖」がデザイン化されたものとのことです。なるほど…ですね!

 

 さてさて、本日は、いつものように図書ボランティアさん方による「朝の読み聞かせ」がある日でした。ずっと聴きに行きたいと思いながら、朝のルーティン業務に追われて、しばらく行けておりませんでしたので、本日、足を運ばせてもらいました。

 私が参加させていただいた教室では、「としょかんライオン」という絵本の読み聞かせをしてくださっていました。

 この物語の舞台となる図書館には、図書館長のメリウェザーさんと図書館員のマクビーさんがいます。二人とも「図書館のきまりごと」にはとても厳しい人ですが、ある日、その図書館にライオンが入ってきます。二人は大慌て!!さて、この後どうなるのでしょう!!

 子どもたちと一緒に絵本の読み聞かせに耳を傾ける時間は、私にとっては非日常的な時間です。静寂の中に癒しを実感できた10分余りでした。教室までの往路と復路、図書ボランティアさんといろいろお話しながら歩くことができたことも有難かったです。ステキなひとときをありがとうございました。

 ところで、本日は、図書ボランティアさん方が、年に2回開催してくださる「おはなしのへや」があります。多くの常盤っ子たちが心待ちにしてきました。TEAM常盤スタッフの中にも、私を含めて楽しみにしてきたスタッフがおります!

 図書ボランティアのみなさん、本日はよろしくお願いします!!

授業ウォッチング

2023年6月13日 10時45分

 常盤小HPをご覧くださっている皆さんは「二十四節気」をご存じでしょうか。「夏至(げし)」「冬至(とうじ)」のように、有名なものもありますが、あまり耳にしないものも少なくありません。例えば、あまり耳慣れないけれど私が好きなもの(言葉の響きが好きです。)に「雨水(うすい)」「清明(せいめい)」「穀雨(こくう)」「白露(はくろ)」などがあります。

 

 さて、ついこの間の参観日だった日【6/11(日)】が、その二十四節気の一つの節目の日だったことをご存じですか?知っていたよ!という方も多いと思いますが、「入梅(にゅうばい)」でした。実際の「梅雨入り(発表された日)」は、5月でしたので、「入梅」のタイミングは、前にずれていましたが、鉛色の空が広がる梅雨空の1日でした。

 一方、今日は、いわゆる梅雨の晴れ間が広がる空模様で、思いのほか蒸し暑くなっています。「町探検」に出かけている2年生常盤っ子たちのことが、少し気にかかります。水筒を持って出かけたから水分はこまめに取れているかな…。引率補助の保護者の方々が各班に3名程度付き添ってくださっているから大丈夫かな…。等々考えながら過ごしています。

 さて、そうした中、今日は3年生の教室に授業ウォッチングに行ってみました。3クラス中2クラスはテストやワークシートに黙々とチャレンジしていましたので、社会科の勉強をしていたクラスにおじゃまして、授業参観をさせてもらいました。

 今日の学習は「はたらく人とわたしたちのくらし」という単元の学習で、おかし工場を取り上げて、おかし製造の写真や作業工程を示した資料を見ながら、「分かったことや気付いたこと」「不思議に思ったこと」などについて意見交換をしていました。

 テーマが「おかし作り」ということで、子どもたちの興味・関心は大変高く、「わー、食べたい!」「なんか、おなかがすいてきたー!」等々口にしながら、いつもにも増して意欲的に発表し合っていました。

  子どもたちから出された「気づいたこと」の発表の中に、「おかし作りをしている人たちは、みんな白い服を着ている。」という気付きがありました。

 これについて、先生が「なぜ、作業をしている人たちはみんな白い服を着ているのでしょうか?」と、子どもたちに問い直していました。これに対して、子どもたちからは、「白い服は目立つから。」「白い服は少し汚れてもすぐに分かるから。」「おかしに入るとダメなものが、入らないようにするのに役に立つから。」「入ってはいけないものがおかしに入って、病気になる人が出てこないようにするため。」等々、様々な意見が出されていました。

 友達の意見を聴いて、その考え・思いを受け止めさらに発展的かつ論理的に考えを深める児童友達の意見に刺激を受けて新しい考えを思い付く児童など、楽しく和やかな雰囲気の中で、深まりのある学習が展開されていました。

  授業の最後には、「地図記号」クイズ大会をしていました。競争心も手伝って、授業の雰囲気はさらに盛り上がり、熱いクイズバトル(笑)が繰り広げられていました。

 ちなみに、下の「地図記号」、ブログをご覧くださっている皆さん、分かりますか? 恥ずかしながら、私は知りませんでした。 

  調べてみますと、2006年に全国の小中学校からの公募に基づき制定されたもので、国土地理院が初めて公募によって制定した地図記号の一つとのことです。(Wikipediaより)

 分からない場合は、ぜひ、3年生の常盤っ子に教えてもらってください。(笑)

 

追伸

 教室の後ろには美しい「紫陽花(アジサイ)」が花瓶に生けられていました。季節は「梅雨真っ只中」ですね…。常盤っ子たちも「自分色のあじさいの花」を咲かせることができますように。

 また、その隣には「モンシロチョウの卵かな?幼虫(アオムシ)かな?…がくっついていると思われるキャベツの入ったケース」が置かれていました。きっと理科「チョウを育てよう」の学習で活用するのだと思います。3年生常盤っ子のみなさん!理科の学習もがんばってくださいねーーーー!!

 きめ細かな心配りや教育環境の整備、学習材の準備・提供等をしてくれているTEAM常盤スタッフのみなさん!いつもありがとうございます。

本日は、ありがとうございました!

2023年6月11日 11時32分

 今しがた(11:20)、引き渡し訓練が終了し、全校児童が下校を完了しました。保護者(ご家族)の皆様方のご協力のお陰で、TEAM常盤スタッフ一同の想定よりも30分余りはやく…わずか10分で終えることができました。(実は、お昼頃までかかるだろう…と、想定していました。)

 本日のようなスムーズかつスマートな引き渡しができましたら、万が一の緊急事態でありましても、迅速かつ効率的にお子さんを引き渡すことができるだろうと思います。本当にありがとうございました。 

 一方、本日感じましたのは、「常盤っ子の節度ある態度は、保護者(ご家族)の皆様方の日頃の姿(背中)を見て育っているからだろうな!」ということです。

 ご参観くださった皆様方の履き物の整頓ぶりや授業参観中の様子、引き渡し訓練での20分余りの待ち時間の様子等々、「なるほど!」「さすがだな!」と思う場面が多々ありました。心より感謝申し上げます。

 今後も様々な面でお世話になりますが、よろしくお願いいたします。改めまして、学級PTAの親子活動等をお世話くださった皆様、本日はありがとうございました。お疲れさまでした!

おはようございます!

2023年6月11日 07時13分

 保護者の皆様、おはようございます。

 本日は、参観日、お世話になります。日曜日の参観日ということで、いつもとは違う流れや雰囲気(参観される方が多いと予想しています。)の参観日になろうかと思います。お子さん(お孫さん)の頑張っている様子を、ぜひご覧ください。

 

 さて、昨日からずっと天候を心配しております。梅雨時期の天候は急に変わりやすいので先が見えにくいのですが、現時点では激しい雨等の心配はない予報(※あくまでも予報です。)となっています。

 つきましては、「緊急事態発生時に備えての引き渡し訓練」は、今のところ計画通りに実施する予定にてTEAM常盤スタッフ一同動いていますので、お知りおきください。(※ただし、引き渡し後の集団下校は、カットする予定です。)

 ただ、運動場は各所に水たまりがある状態ですので、履き物は「多少汚れても大丈夫なもの」でご来校ください。また、急な雨等に備えまして、傘等の雨具もご持参ください。保護者様用の傘立てはありませんので、折り畳み傘等をご持参いただき、バッグ等に入れて持ち歩いていただけますと助かります。(保護者様用の靴箱もありませんので、履き物もビニール袋等に入れて持ち歩いていただけますと、靴等の履き間違いが防げるかと思います。)

 

 マスクにつきましては、着脱はご本人にお任せしています。だた、混雑が予想されますので、そのことをイメージされてご検討ください。

 学級PTAのお世話係の皆様をはじめといたしまして、本日半日、大変お世話になりますが、よろしくお願いいたします。

 なお、本日の予定につきましては、HP最上段「常盤小学校からの大切なお知らせ」の3番目に掲載しておりますので、そちらでご確認ください。クリック→ 6月参観日・引き渡し訓練

青少年赤十字登録式

2023年6月9日 10時01分

 常盤小学校では、毎年この時期に「青少年赤十字登録式」を開催しています。運営委員会の児童が進行役を務め、全校児童が屋内運動場に集まって行います。今年度は、昨日【6/8(木)】実施しました。

 ちなみに、青少年赤十字ってなに?」と思われている方のために少し説明を…。

 青少年赤十字とは、「誰の心にもある『困っている人や苦しんでいる人を見たら、その人の役に立つことをしたい』という気持ちを、素直に行動に移して、世界中の人々の幸せのために尽くそうと努力する子どもたちの集まり」です。

 令和4年度の愛媛県青少年赤十字登録加盟小中高校・保育所・幼稚園・こども園は、309校・所・園。その内、今治市は44校・所・園が加盟。松山市の78に次いで県内2番目の加盟数で、今治市は青少年赤十字活動がとても盛んな地域です。ご存じだったでしょうか?

 常盤小学校はそのうちの1校で、下の写真を見ていただくと分かりますが、自校の青少年赤十字旗があるほど伝統があります。一昨年度は、愛媛県の研究校に指定され、研究発表会を開催しました。

 青少年赤十字登録式に向けて、運営委員会メンバー全員、並びにそのほかの委員会の代表児童が、この日を迎えるまでに様々な準備をしたり、練習を重ねたりしてきてくれました。

 内容は…

1 はじめの言葉

※ 運営委員会の代表児童が堂々と述べてくれました。

2 青少年赤十字の紹介

※ 運営委員会の子どもたちが、クイズを交えながら、楽しく青少年赤十字について説明したり、教えてくれたりしました。

3 各委員会による活動目標の発表・説明

※ 各委員会の代表児童が、令和5年度の活動目標や全校のみんなで頑張りたいこと等について発表してくれました。

4 誓いの言葉

「誓い!

 わたくしは、

 青少年赤十字の一員として、

 心身を強健にし、

 人のためと郷土社会のため、

 国家と世界のために、

 つくすことを誓います!」

5 署名

※ 各学級の代表者1名が前に進み出て、用紙に署名をしました。代表者以外の児童は、教室に帰ってから全員署名しました。

6 青少年赤十字の歌「空は世界への1番」

 空は世界へ続いてる

空は世界を抱いている

みんなご覧よ あの空を

空がぼくらのわたしらの

心よ 心よ 少年赤十字

7 校長先生の話

※ 校長からは、昨日のブログで紹介しました「わくわくロード」の「あじさいの花」に書かれていたメッセージの中から六つのメッセージを選んで紹介しました。そして、青少年赤十字の「行動目標:気づき、考え、実行する」とリンクさせて、「日々の学校生活の中で、気づき・考えたことを基に、自分色のあじさいの花ってどんな花だろう?ということについても考え、その花を咲かせることができるよう、行動(実行)していきましょう!」という旨の話をしました。

8 おわりの言葉

 ※ 運営委員会の代表児童が、堂々と述べてくれました。

 短時間の式ではありましたが、厳粛さのある大変意義深い式でした。お世話くださった担当の先生方、そして、大活躍だった運営委員会や各委員会の代表者のみなさん、お疲れさまでした! みなさんのおかげで、ステキな時間を過ごすことができました。ありがとうございました!!!

常盤小散歩【その3】

2023年6月8日 08時54分

※ 昨日のブログの続き【その3】です。

 掲示物に心癒された後、に足を運びましたら、大きなの花」が咲いていました。

 PTA総会にご参加くださった保護者の皆様や、ずっとブログをご覧くださっている皆様はよくご存じのように、令和5年度のグランドデザインに掲げた「今年度のテーマ:咲かせよう!自分色のの花の実践を、TEAM常盤スタッフ&常盤っ子たちが見える形にして掲示してくれたものです!!

 「子どもたちの思い・願い・チャレンジ」等が書かれたメッセージカードを一枚一枚読ませてもらいました。学年の発達段階に応じたバラエティー豊かな内容に感心しました。自身を見つめ直してしっかり振り返ることができているメッセージ、友へのやさしい思い・感謝の気持ちにあふれているメッセージ、友の姿から学ぼうとしているメッセージ、自分だけでなく学校全体をよくしていきたいという思いが伝わってくるメッセージ等々、綴られている内容の豊かさや深さに感激しました。 一部紹介させていただきます。

 

  常盤っ子たちは、それぞれの立場・状況の中で、一生懸命考えたり、チャレンジしたりしながら、「自分色のあじさいの花」を咲かせようとしてくれているようです。

 常盤っ子のみなさん、ゆっくり&じっくり頑張ってくださいね!急ぐ必要はまったくありませんからね!!

常盤小散歩【その2】

2023年6月7日 14時45分

 低学年の常盤っ子たちに元気を分けてもらった後、先日〔5/31(水)〕のブログでも紹介しましたに向かって散歩を続けました。

 すると、わくわくロードの手前にある掲示板の前で、TEAM常盤スタッフの一人である「スクールサポートスタッフ」のZさんが何かしています。

 近寄ってみますと、カワイイ掲示物(妖精風の女の子・テントウムシ・アジサイ・カタツムリ)を貼ってくれていました。

その完成度がスゴイので、「これは?」と聞いてみますと、「手作り(自作)です!」とのこと。 

  いかがでしょうか?

 実は、Zさんはこういうことに堪能で、別の場所でもその才能を発揮してくれています。

  こちらも自作です。北校舎の3階フロアから屋上に向かう階段に、子どもたちが立ち入らないようにするための壁として制作してくれました。中央の二人の常盤っ子キャラクターは、Zさん考案の自作キャラです。(個人的には、デザイン化して常盤小のマスコットキャラクターにできないかなあ…と、夢想しています。)

 TEAM常盤スタッフには、こうしたすばらしい才能(=ステキ)の持ち主がたくさんいます。TEAM常盤のバラエティー豊かなステキを、今後も常盤っ子たちのために、どんどん生かしていきたいと思います。

 Zさん自作の掲示物に感心した後、さらなる感心&感激がありました!! そのお話は、次回ブログにて!!