珈琲Break…閑話余談日記2「AI」
2023年8月3日 11時00分【注】「閑話余談日記」というフレーズを初めて目にしたという方は、まずは下の文字をクリック。
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では、閑話余談を…。(文体は常体交じりにて)
巷に「AI」という言葉が溢れている。
「AI」って何の略? 今更ながら調べてみた。
「Artifical Intelligence」(人工的 知能)の略のようである。
さて、興味本位かつ悪戯心で「AI」に教えを乞うてみた。
一方は、かの有名な「Chat GPT〔3.5〕」。もう一方は「Microsoft Bing AI」。
私からの哲学的問いは「愛とお金はどちらが大事ですか?」
返ってきた答えは以下のとおり。
少し長くなりますが、そのまま紹介したいと思います。
1⃣ Chat GPT〔3.5〕
「愛」と「お金」は非常に異なる概念であり、どちらが大事かは個人の価値観や状況によって異なります。一般的な考え方としては次のような点が挙げられますが、これらはあくまで一般的な意見であり、個人の意見や文化によって異なる可能性があります。
愛の重要性:
愛は人間関係や精神的な満足感において重要です。家族や友人、パートナーとの愛情は、私たちが幸せで充実した生活を送る上で大きな要素となります。
愛は共感や支援の源となります。他者とのつながりや支え合いは、困難な状況に立ち向かう力となります。
お金の重要性:
お金は生活基盤や経済的な安定に直結します。十分なお金がないと、生活に必要なものを購入することが難しくなります。
お金は教育や医療、趣味やレジャーなど、より豊かな生活を送るための手段を提供します。
一定程度の経済的な安定は心の安定にも繋がる場合があります。
重要性のバランス:
一般的には、愛とお金の両方がバランスよく存在することが理想的です。愛情のある人間関係がある状態で、経済的にも安定していることは、生きる上での豊かさをより実感させてくれるでしょう。ただし、これらの要素の重要性やバランスは、人それぞれ異なります。
大切なのは、自分自身が何を重要視し、どのような価値観を持っているかを理解し、それに基づいて選択することです。家族や友人との愛情を大切にし、経済的な面でも適切なバランスを保つことが、充実した生活を送る上で大切な要素となるでしょう。
2⃣ Microsoft Bing AI
愛とお金はどちらが大事ですか?というのは、難しい問題ですね。人によって答えは違うかもしれません。私は、愛とお金はどちらも大事だと思いますが、どちらか一方だけを選ぶなら、愛の方が大事だと思います。
なぜなら、愛はお金では買えないものだからです。愛は人間の心の欲求であり、お金では満たせません。愛する人や家族と一緒にいることで、幸せや安心を感じることができます。お金は生活に必要なものですが、それだけでは幸せになれないと思います。
もちろん、お金がないと生活に困ることもあります。お金がないことで、愛する人とケンカになったり、別れたりすることもあるかもしれません。しかし、お金があっても愛がなければ、孤独や不満を感じることもあるでしょう。お金は愛を補うことができますが、愛を代替することはできません。
読み比べてみて、いかがでしょうか?
自身の率直な感想は、
前者は「回答速度➡超高速!」「説明のロジックが秀逸」「一見質問に答えているように見えるが実は答えていない」「最終的な判断は質問者に委ねられている」
後者は「回答速度➡それなり」「前置きした上で、自分なりの見解(答え)をちゃんと表明している」「率直さに親近感を覚えるがやや感情的か?」「ステレオタイプ的」
という印象。
上記の回答を受けて「Chat GPT〔3.5〕」に重ねて質問してみました。
「あなたはどちらが大事だと考えていますか?」
Chat GPT〔3.5〕
私は人工知能であり、感情や意見を持つことはできません。私はプログラムされた情報とデータに基づいて応答を生成していますが、自己意識や感情は持っていません。
「愛」と「お金」の重要性については、個人の価値観や人生の状況によって異なります。どちらが大事かは人それぞれであり、私のようなAIも含めて、客観的な回答はできません。
重要なのは、自分自身が自分の価値観を理解し、人生の目標や幸福に向けて適切なバランスを見つけることです。愛とお金の両方がバランスよく存在することが、充実した人生を送る上で重要だと考えられます。
極めて妥当な回答。しかし、無難ともいえる。「私は感情や意見を持つことはできません。」と聞いて、漠然と抱いていた不安が若干和らぎ、なんとなく安堵した私。が、その一方で物足りなさと寂しさを感じるのは私だけか…。
「Artifical Intelligence=AI」との適切な付き合い方、距離感について、今後しっかり考えていく必要がある。と同時に、教育現場に身を置くものとして、「子どもたちとAIの適切な付き合い方」についても議論していく必要性を痛切に感じる。
「もっとよく知ったら我々の友達の列に加わりそうな人々を敵としてはならない。/ラ・ブリュイエール」
「よき友、三つあり。一つは、物くるゝ友。二つには医師(くすし)。三つには、智恵ある友。/兼好法師」
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず/孫子」