ブログ

珈琲Break…閑話余談日記2「AI」

2023年8月3日 11時00分

【注】「閑話余談日記」というフレーズを初めて目にしたという方は、まずは下の文字をクリック。

 

クリック➡ 「珈琲Break…閑話余談日記」って何? 

 では、閑話余談を…。(文体は常体交じりにて)

 

 巷に「AI」という言葉が溢れている。

 「AI」って何の略? 今更ながら調べてみた。

 「Artifical  Intelligence」(人工的 知能)の略のようである。

 

 

 さて、興味本位かつ悪戯心で「AI」に教えを乞うてみた。

 一方は、かの有名な「Chat GPT〔3.5〕」。もう一方は「Microsoft Bing AI」 

 私からの哲学的問いは「愛とお金はどちらが大事ですか?」

 

 返ってきた答えは以下のとおり。

 少し長くなりますが、そのまま紹介したいと思います。

 

1⃣ Chat GPT〔3.5〕

「愛」と「お金」は非常に異なる概念であり、どちらが大事かは個人の価値観や状況によって異なります。一般的な考え方としては次のような点が挙げられますが、これらはあくまで一般的な意見であり、個人の意見や文化によって異なる可能性があります。

愛の重要性:

愛は人間関係や精神的な満足感において重要です。家族や友人、パートナーとの愛情は、私たちが幸せで充実した生活を送る上で大きな要素となります。
愛は共感や支援の源となります。他者とのつながりや支え合いは、困難な状況に立ち向かう力となります。


お金の重要性:

お金は生活基盤や経済的な安定に直結します。十分なお金がないと、生活に必要なものを購入することが難しくなります。
お金は教育や医療、趣味やレジャーなど、より豊かな生活を送るための手段を提供します。
一定程度の経済的な安定は心の安定にも繋がる場合があります。


重要性のバランス:

一般的には、愛とお金の両方がバランスよく存在することが理想的です。愛情のある人間関係がある状態で、経済的にも安定していることは、生きる上での豊かさをより実感させてくれるでしょう。ただし、これらの要素の重要性やバランスは、人それぞれ異なります。

大切なのは、自分自身が何を重要視し、どのような価値観を持っているかを理解し、それに基づいて選択することです。家族や友人との愛情を大切にし、経済的な面でも適切なバランスを保つことが、充実した生活を送る上で大切な要素となるでしょう。

 

2⃣ Microsoft Bing AI

愛とお金はどちらが大事ですか?というのは、難しい問題ですね。人によって答えは違うかもしれません。私は、愛とお金はどちらも大事だと思いますが、どちらか一方だけを選ぶなら、愛の方が大事だと思います。

なぜなら、愛はお金では買えないものだからです。愛は人間の心の欲求であり、お金では満たせません。愛する人や家族と一緒にいることで、幸せや安心を感じることができます。お金は生活に必要なものですが、それだけでは幸せになれないと思います。

もちろん、お金がないと生活に困ることもあります。お金がないことで、愛する人とケンカになったり、別れたりすることもあるかもしれません。しかし、お金があっても愛がなければ、孤独や不満を感じることもあるでしょう。お金は愛を補うことができますが、愛を代替することはできません。

 

 読み比べてみて、いかがでしょうか?

 

 自身の率直な感想は、

 前者は「回答速度➡超高速!」「説明のロジックが秀逸」「一見質問に答えているように見えるが実は答えていない」「最終的な判断は質問者に委ねられている」

 後者は「回答速度➡それなり」「前置きした上で、自分なりの見解(答え)をちゃんと表明している」「率直さに親近感を覚えるがやや感情的か?」「ステレオタイプ的」

 という印象。

 

 上記の回答を受けて「Chat GPT〔3.5〕」に重ねて質問してみました。

「あなたはどちらが大事だと考えていますか?」

 

Chat GPT〔3.5〕

私は人工知能であり、感情や意見を持つことはできません。私はプログラムされた情報とデータに基づいて応答を生成していますが、自己意識や感情は持っていません。

「愛」と「お金」の重要性については、個人の価値観や人生の状況によって異なります。どちらが大事かは人それぞれであり、私のようなAIも含めて、客観的な回答はできません。

重要なのは、自分自身が自分の価値観を理解し、人生の目標や幸福に向けて適切なバランスを見つけることです。愛とお金の両方がバランスよく存在することが、充実した人生を送る上で重要だと考えられます。

 

 極めて妥当な回答。しかし、無難ともいえる。「私は感情や意見を持つことはできません。」と聞いて、漠然と抱いていた不安が若干和らぎ、なんとなく安堵した私。が、その一方で物足りなさと寂しさを感じるのは私だけか…。

 

 「Artifical Intelligence=AI」との適切な付き合い方、距離感について、今後しっかり考えていく必要がある。と同時に、教育現場に身を置くものとして、「子どもたちとAIの適切な付き合い方」についても議論していく必要性を痛切に感じる。 

もっとよく知ったら我々の友達の列に加わりそうな人々を敵としてはならない。/ラ・ブリュイエール」

「よき友、三つあり。一つは、物くるゝ友。二つには医師(くすし)。三つには、智恵ある友。/兼好法師」

彼を知り己を知れば百戦殆うからず/孫子」

珈琲Break…閑話余談日記1「人生を楽しむ極意」

2023年8月1日 10時15分

【注】「閑話余談日記」というフレーズを初めて目にしたという方は、まずは下の文字をクリックして、趣旨をご理解いただけますとうれしいです。

 

クリック➡ 「珈琲Break…閑話余談日記」って何?

 では、以下に初回閑話余談を…。

 

 1学期最後の職員会で、TEAM常盤スタッフに次のような趣旨の話をしました。

 「明日から夏休み。まずは、ゆっくり&ゆったり心と体を休めて!」

 「ある程度充電できてきたら、次は心と体をリフレッシュ!」「リフレッシュのポイントは『一人時間』『家族時間』『仲間時間』の充実・使い分け・メリハリ!」

「家族時間を旅やアウトドアで満喫するも良し。」「一人時間をゴロゴロ・ダラダラ過ごすのもまた良し。ただし、なんとなくゴロゴロ・ダラダラはダメ! 意識的にゴロゴロ・ダラダラを味わい、楽しむべし!」「これ、人生を楽しむ極意なり。」

 好きな言葉に「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しくなるのだ!」があります。R5常盤小グランドデザイン(←確認したい方はクリック!)にはTEAM常盤・基本理念として「マインドはココロではなく行動に宿る!」を掲げています。自身は、前者と後者は同意と考えています。

  

 約1600年前、中国古代の詩人に陶淵明(とうえんめい)という人がいます。淵明の詩に次のようなものがあります。 

 

雑詩十二首・其の一/陶淵明


人生無根蔕〔人生(じんせい)は根蒂(こんてい)無く〕
飄如陌上塵〔飄(ひょう)として陌上(はくじょう)の塵(ちり)の如し〕
分散逐風轉〔分散し風を逐(お)いて転ず〕
此已非常身〔此れ已(すで)に常の身に非(あら)ず〕
落地為兄弟〔地に落ちて兄弟(けいてい)と為る〕
何必骨肉親〔何ぞ必ずしも骨肉の親(しん)のみならん〕
得歓當作楽〔歓(かん)を得ては当(まさ)に楽しみを作(な)すべし〕
斗酒聚比鄰〔斗酒(としゅ) 比隣(ひりん)を聚(あつ)む〕
盛年不重來〔盛年(せいねん) 重ねて来たらず〕
一日難再晨〔一日(いちじつ) 再び晨(あした)なり難し〕
及時當勉励〔時に及んで当(まさ)に勉励(べんれい)すべし〕
歳月不待人〔歳月は人を待たず〕



 高校時代、古典の授業で耳にされた方もおられるかもしれませんね。

 最後二句(朱書き部が有名。が、誤解・誤用も多いらしい。「勉励」とは一般的には「勉(つと)め、励む」の意により、これを「勉強」と読み替えて「寸暇を惜しんで勉強すべし」という意に使われる場合があるようです。しかし、この解釈は淵明の思いに反します。大まかな意味は以下のような感じ。

  

 人の生には木の根や果実の蔕(へた)のような、しっかりした拠り所がなく、まるで風に舞う路上の塵(ちり)のようなものだ。風に吹かれて舞い散るうちに、昔の容姿は失われている。
 この世に生まれ出たからには、すべての人が兄弟のようなもの。どうして肉親だけが身内といえよう。嬉しい時には、心ゆくまで楽しもう。酒がたくさん手に入った。近所の仲間を呼び集めて共に飲もう。
 若く盛んなときは二度とやって来ないし、今日という日は二度と訪れない。ゆえに、今このときを逃さず、存分に楽しもう。歳月は人を待ってはくれないのだから。  

 

 本校スタッフには、二度と訪れない2023年の夏休みを「なんとなく過ごす」のではなく、大切な人と一緒に「噛みしめるように味わい、意識的に楽しんで」もらいたい……と願っています

 できれば、仕事も…。

(「仕事をするときは上機嫌でやれ。そうすれば仕事もはかどるし、体も疲れない。/アドルフ・ワグナー」「楽しんでやる苦労は、苦痛を癒すものだ/シェークスピア」「成功の秘密は、あなたの仕事を休暇のように楽しむことです/マーク・トウェイン」)

 閑話余談日記を読んでくださっている皆様も、我々TEAM常盤面々と共に、「盛年(せいねん) 重ねて来たらず/一日(いちじつ) 再び晨(あした)なり難し/時に及んで当(まさ)に勉励(べんれい)すべし/歳月は人を待たず」の心持ちで、この夏をエンジョイしませう! 

珈琲Break…閑話余談日記

2023年7月29日 09時15分

 おはようございます。

 週末土曜日をいかがお過ごしでしょうか…。

 休日の朝をのんびりと過ごされている方もおられれば、お仕事をされている方もおられることと拝察いたします。お疲れ様です。酷暑の毎日が続いています。くれぐれもご自愛ください。

 学校現場は「夏休み」に入りました。子どもたちが不在の教室は静寂に包まれています。校舎内の空気の流れがほぼ停止している中、唯一動いているのは管理棟(職員室や校長室、事務室、保健室、印刷室等)と床下排水管工事中の第1理科室のみといった感じです。

 

 長期休業中の学校には「非日常の日常」が流れています…。

 

 

 さて、毎日常盤小HPにアクセスし、「ブログ:すずかけ日記」「掲示板:常盤小学校からの大切なお知らせ!」「癒しのPHOTO」等をご覧くださっている皆様、ありがとうございます。

 ただ、長期休業中の学校には、基本的には子どもたちはおりませんので、ブログ等にアップできる話題やエピソードが極端に少なくなります。

 そこで、夏休み中は「閑話余談日記」と称しまして、徒然なるままに、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつけてみたい…と思います。

 不定期、思いつき、脈絡なし…のブログになろうかと思います。ご容赦ください。

「通学路危険箇所」の行政サイドへの報告と対応依頼、完了しました!

2023年7月28日 11時01分

 常盤小HP最上段の「掲示板:常盤小学校からの大切なお知らせ!」にて、7/6にお礼・報告しておりました件につきまして、最終報告させていただきます。

※ 本件の詳細につきましては、下の文字をクリックしていただけますと分かります。

➡ 常盤っ子の「命を守る」取組-「6/11(日)親子通学路点検」の御礼と事後対応方針-

 

 上記の掲示板記事にて、事後対応として以下3点を、皆様にお伝えしていました。

① 職員会等にて、TEAM常盤全スタッフで、上表の危険箇所情報・場所の確認・共通理解を行う。【対応済】

② 上表の黄色箇所のような、学校だけでは根本的な対応・解決が難しい場所については、市教委に報告を上げ、行政・関係機関等の対応のお願いをする。

③ 各学団担当スタッフから、各学団児童へ「通学路危険箇所の説明」と「対応方法(登下校の仕方)・注意事項の指導」を行う。【対応済】

 

  につきましては既に【対応済】で、本日、②の対応完了しました。本校教頭が、下のような報告・対応依頼用の資料を新たに作成し、市役所関係課に提出してくれました。

  上記資料とともに、下のような現場写真も添付して提出しましたので、これらを基に行政サイドで対応方法をご検討いただけるものと思います。

 前回も申し上げましたが、こうした具体的な対応ができますのも、保護者の皆様の「通学路点検」「報告書提出」のお陰です。本当にありがとうございました。

 今後も、子どもたちの安全・安心確保に関わります情報提供や、各地域での常盤っ子たちの見守り・言葉掛け・指導をよろしくお願いいたします。

 

 

学校HP版「8月行事予定表」です!

2023年7月27日 10時00分

 夏休み前にお配りしております「8月行事予定表」学校HP用にバージョンアップしまして、「メニュー欄」の中の「行事予定➡2⃣月間行事」にアップしましたので、ご活用ください。

※ 同じものを下にも貼り付けておきます。

 

 

令和5年度 常盤小学校・学校保健委員会

2023年7月24日 17時45分

 先週末の金曜日【7/21 19:00~】、常盤公民館に会場(エアコンの効いた大集会室)をお借りして「令和5年度 常盤小学校・学校保健委員会」を開催しました。4年ぶりでしたが、多数の保護者の皆様方がご参会くださって、大変充実した会となりました。

 常盤小学校の学校保健員会は、今治市内はもとより、愛媛県下におきましても大変特色ある会だと思います。といいますのも、学校医の先生方4名(内科・耳鼻科・眼科・歯科)並びに学校薬剤師の先生がご出席くださって、ご講話くださったり、保護者・教職員から出された質問に丁寧に答えてくださったりします。 

 

 日々、多忙かつ激務の学校医・学校薬剤師の先生方が、夜間にわざわざ足をお運びくださって、常盤小学校の児童・保護者・教職員のために、貴重なお話をしてくださるといった形の学校保健委員会は、少なくとも自身は、本校以外では聞いたことがありません。本当に有難いことです。

 

  さて、本会の目的は次のような内容です。

 「本会は、学校教育、家庭教育、社会教育がそれぞれの立場から考え、児童がよりよく伸びていくと同時に児童の健康と安全を守っていくために、学校、家庭、社会が協力し、生活環境、保健衛生、学校給食、安全、体育関係等について協議し、その伸展向上を図ることを目的とする。/常盤小学校保健委員会規約第2条

 この目的の達成を目指しまして、この日は以下のような内容で実施しました。

 

1 令和5年度・定期健康診断結果の説明/養護教諭

 ①本校児童の体位(各学年別の身長・体重平均値及び全国平均値との比較)/②本校児童の学年別肥満傾向(軽度肥満・中等度肥満・高度肥満)/③学年別の視力検査結果/④内科・耳鼻科・眼科の検診結果概要/⑤歯科検診の学年別結果概要(虫歯なし・処置済・未処置)

 

2 常盤小学校の食育の取組の説明/栄養教諭

 ①給食時の指導(電子黒板を活用したクイズの導入/旬の食材活用/今治ブランド給食リレー/旬を生かした献立/家庭でも使えるレシピ提供)/②食育に関わる体験活動(そらまめのさやむき【1年】・えんどうまめのさやむき【2年】・とうもろこしの皮むき【特別支援学級】/非常食献立の実施【5年児童の協力】/③給食試食会【1年生保護者対象】/④家庭教育学級での講話「ジュニア期の食生活の留意ポイント」/⑤小児生活習慣病予防対策のための個別相談指導(食物アレルギー/肥満・痩身/偏食/スポーツと栄養)⑥家庭で使えるレシピのリクエスト呼び掛け

 

3 学校医・学校薬剤師の先生方のご講話 

 ① 耳鼻科のS先生より

 事前に提出されていた質問に答える形でご講話くださいました。

 実際の質問は、「Q1:耳掃除がなかなかしにくいときがあります。どのくらいの頻度でしたらよいですか?」「Q2:アレルギー体質なので、すぐに鼻が詰まってしまいます。季節の変わり目で気を付けることはありますか?」「Q3:鼻炎や花粉症の症状を最小限に抑えるために、気を付けることがあれば教えてください。」でした。

 写真のように、スクリーンに映示しながら、個々の質問に丁寧かつ分かりやすく答えてくださいました。

 

 ② 歯科のM先生より

 まずは、学校で実施してくださっている「歯科検診」について簡潔にお話してくださいました。M先生は、小学校に加え幼稚園でも歯科検診をされているそうで、地域の子どもたちのむし歯予防とお口の健康維持に尽力されています。

 続いて、歯科医のお立場から「熱中症には、OS1?スポーツドリンク?水?」というテーマでご講話くださいました。上記の三つの飲料には、それぞれにメリットがありますが、活用法を誤りますとリスクも潜んでいます。そのあたりのことを、論理的かつ科学的に説明してくださいました。たくさんのスライド資料を準備くださり、分かりやすくお話してくださいました。下の写真はその一部です。

 

 ③ 内科のM先生より 

 M先生も、事前に提出されていた質問に答える形でご講話くださいました。

 実際の質問は、「Q1:頭痛をよく訴えます。頭痛もちにならないか心配です。対策はありますか?」「Q2:登校前になると腹痛を起こして登校できないことが1週間ほどありました。ウイルス等によるものではありませんでしたが、考えられる病気や対処方法を教えてください。」「Q3:成長痛を訴える子どもには、どのように対応したらいいですか?」でした。 

 

  上のスライドは、M先生が作成くださったスライド資料の一部です。過去の学校保健委員会で出された「似た内容の質問とその回答」等も示しながら、専門的な知見・内容を私たちにも分かるように、丁寧に説明してくださいました。保護者の方から出された追加の質問にも、丁寧に答えてくださいました。

 

 ④ 眼科のS先生より 

 S先生も、事前に提出されていた質問に答える形でご講話くださいました。

 実際の質問は、下のスライドの四つでした。

 具体的な回答・説明に入る前に、用語(キーワード)の解説をしてくださいました。キーワードは「眼軸」「近業」でした。自身は初めて聞く専門用語でしたので、S先生の説明を聴かせていただき、とてもよく分かり、ありがたかったです。

 続いて、各質問への回答となる説明がありました。簡潔明瞭な説明で、医学の素人である自身にも大変よく分かりました。

 保護者の方から「目も日焼けしますか?」の質問がありました。答えは「目も日焼けします。」とのことでした。日焼けして充血した眼球の瞼(まぶた)をめくると、瞼に覆われている眼球部分は充血していなかった症例を示しながら、分かりやすく説明してくださいました。屋外での運動や活動等をする際は、肌だけでなく、サングラスをかけるなどして目の日焼け防止も考えなければいけませんね。

 

 ⑤ 薬剤師のT先生より 

 T先生も、質問に答える形でご講話くださいました。

 実際の質問は、「Q1:薬を飲み忘れたときの対処法は?」「Q2:薬を子どもに飲ませる際のポイントは?」「Q3:頭痛もちですが、市販の頭痛薬は月に何回くらいまで服用してよいですか?」「Q4:熱中症予防のために、みそ汁を飲むと良いと聞いたことがあります。実際のところはどうなのですか?」でした。 

 スライド資料を示しながら、とても分かりやすく説明してくださいました。たくさん示してくださったスライドの中から一部を下に紹介します。 

【全国健康保険協会HPより】

 

 小さな子どもに苦い薬を服用させる場合は「チョコアイス一択!」というのが、薬剤師さん方の中では一般的&定説的とのこと。我が家の次男は現在大学4年生で、既に成人していますが、いまだに粉薬が大の苦手!幼いころから服用させるのに苦労し続けてきました。「チョコアイス一択!」をもう少し早く知っていれば、あれほど苦労しなくても済んだのかも…(笑)

 

 5人の先生方のお話は、どれも「なるほど!」「そうだったのか!」といった参考になるお話ばかりでした。約1時間で、これほど多様で貴重なお話を無料で拝聴できる「常盤小学校・学校保健委員会」の有難さを再認識しました。学校医・学校薬剤師の先生方、お忙しい中、本当にありがとうございました。

 本会の企画・準備・運営をしてくださった常盤小PTA関係部の皆様TEAM常盤スタッフのみなさん、お疲れさまでした。

 さらには、本会にご出席くださり真剣に耳を傾けてくださった保護者の皆様、会場を提供してくださり最後まで見守ってくださった大澤常盤公民館長様、ありがとうございました。

さあ夏休み!!-咲かせよう!自分色のあじさいの花-

2023年7月20日 15時15分

 一つ前のブログで紹介しました壮行会や表彰の後、

 「令和5年度 第1学期終業式」を行いました。1・3・5年の代表児童から1学期を振り返っての感想や反省、夏休みに向けての決意等の発表がありました。各学年の発達段階に応じて、1学期の自身の頑張りや成長、反省点をしっかり振り返ってくれていました。

 3人の「屋内運動場に響き渡るすばらしい返事」「きびきびとした立ち居振る舞い」「堂々たる発表態度」感心しました。その背景には、児童本人の資質能力や頑張り、担任スタッフの指導や助言もあったのでしょうが、きっと各ご家庭での励ましや言葉掛けもあったことと思います。ご家族の皆様、本日に至るまで、いろいろとありがとうございました。

 

 代表児童の発表後、校長からは次のような話を子どもたちにさせてもらいました。

【校長の話】

 1学期の始業式と5月校長講話で、令和5年度の常盤小合言葉「咲かせよう!自分色のあじさいの花」についてお話をしました。みなさん、おぼえていますか?(ほぼ全員が「おぼえています!」と挙手してくれました。)

 

 「あ・じ・さ・い」の四つの文字を頭にもってきて、さらに四つの合言葉をつくってみなさんに紹介しました。

 

 今日は、この四つの中から りがとうのカンシャの心で 幸せさがし・幸せあつめ」について、お話します。

 

 スクリーンをみてください。この人を知っている、見たことあるという人、手を挙げてください。(といった感じで、3人の方の写真を、順番に子どもたちに見せていきました。)

 【Gクリニック前横断歩道で毎朝登校見守りをしてくださっているAさん】

 

 

【明徳高校さん横交差点で毎朝登校見守りをしてくださっているHさん】

 

【精華高校さん前T字路で毎朝登校見守りをしてくださっているPTA会長のNさん】

 

 (当然のことながら、上記の場所を通って通学している子どもたちは「知ってるー!!」と一斉に挙手してくれました。ただ、3人のお名前を知っている子どもは少ないと思いましたので、子どもたちには姓(苗字)を紹介させていただきました。そして、次のように子どもたちに語り掛けました。)

 Aさん・Hさん・Nさんは、毎朝、暑い日も寒い日も、晴れの日も雨の日も、みなさんの「命(安全・安心)」を守るために、登校見守りをし続けてくださっています。本当に有難いことですね!!

 

 続いて、このお二人を知っていますか?(と言って、本校の校務員さんの写真を子どもたちに見せました。)

(子どもたちは、ウンウンとうなずいていましたし、校務員さんの存在やどんなお仕事をしてくださっているかは何となく理解しているようでした。しかし、二人の名前を知っている児童は、残念ながらいませんでした。私は、本校に着任して以来、ずっとそのことが気になっていました。子どもたちのすぐそばで、子どもたちのために、日々、額に汗して働いてくれている二人のこと…知ってはいても、子どもたちが校務員さんと会話を交わす姿を見ることがほとんどない日常…。そこで、下のスライドを見せながら、次のように語り掛けました。)

 

 校長先生には「願い(夢)」があります。それは、常盤っ子のみなさん全員が、感謝の心をもって、校務員さんの名前を呼びながら、笑顔で挨拶できる学校」になることです。

 きっと、これができる学校は、地域の方々も含めて、お世話になっているすべての方々に気持ちのよい挨拶ができるステキな学校に違いありません。

 毎朝、登校見守りをしてくださっているAさん・Hさん・Nさんにも、ぜひ「感謝の心」「挨拶という形」にして届けてほしいと思います。みなさんの心のこもった挨拶や一言が、多くの方々の元気・やる気の源になるのです。

 さて、明日から夏休み!  学校から離れて、お家や地域で過ごす時間が長くなります。中には、県外や海外で過ごす人もいるかもしれません。ぜひ、夏休みにしかできない体験をする中で、「自分色のあじさいの花」をたくさん咲かせることができる夏休みにしてください。

 そして、感謝の心をもって、ご家族や地域の方々に接することで、「幸せ探し」「幸せ集め」「幸せくばり」をしてください。

 以上で校長先生の話を終わります。

 

 

 コロナ禍の制限・自粛から数年ぶりに解き放たれて、開放的な気分で過ごすことができそうな今夏の夏休み。常盤っ子にとっても、ご家族にとっても思い出に残る夏休み になってほしいと心から願っています。

 ただ、その一方で、愛媛県下では確実にコロナの感染者数が上昇しており、第9波襲来か との報道がなされています。やはり、適度の緊張感や危機意識を維持しつつ生活することが肝要だと思います。

 常盤小HPをご覧くださっている皆様のご健康とご多幸を心より祈念しております。

 思い出に残るステキな夏になりますように!!

 

水泳部&コーラス部壮行会

2023年7月20日 11時30分

 水泳部7/26(水)「小学校水泳記録会(今治・越智大会)」に出場します。コーラス部8/12(土)「NHK全国学校音楽コンクール(愛媛県大会)」に出場します。

 両大会を間近に控え、集会委員会の子どもたち&担当スタッフが企画・運営して、壮行会が開催されました。

 集会委員会児童による司会進行や応援パフォーマンス、全校児童による応援エール等で、選手・代表児童を激励しました。

 水泳部の選手からは決意発表が、コーラス部からは歌声披露と決意発表がありました。

 コーラス部のステキな歌声に、常盤っ子たちはうっとりとした表情で耳を傾けていました。

 校長からは、小学生向きに一部変えた「松井秀喜選手の言葉」を水泳部とコーラス部の子どもたちに贈りました。

 自分にコントロールできないことは、考えてもしかたない。だから、いっさい考えない。自分にできることだけに集中する。/松井秀喜

 記録会・コンクール本番では、①自分の力を出し切ることだけに集中する。 ②自分がすべきことの一つ一つを、確実に、ていねいに、たんたんとやり切る。 の2点の大切さを伝え、最終的には「泳ぐことを思う存分楽しんで!」「歌うことを心の底から楽しんで!」とエールを送りました。

 本番で、常盤っ子の精鋭たちが、自身の持てる力を出し切り、納得のいくパフォーマンスができることを祈るばかりです。 

夏休みが目前に迫ってきました!

2023年7月19日 10時45分

 本日の天気予報は「くもり一時雨/降水確率70%」とのこと。午前7時頃には小雨がパラパラと落ちていましたが、今は晴れ間が広がり、大変蒸し暑くなっています。

 さて、夏休みが明後日に迫ってきました。登校する子どもたちと一緒に歩いて学校に向かいつつ、雑談をしておりましたら「夏休みは、県外のおじいちゃん・おばあちゃんの家に行くかも」と話してくれた子がいました。常盤っ子たちは、目前に迫った夏休みを心待ちにしているようです。 

 

 朝の時間帯に校舎内を巡視しながら各教室を回っておりましたら、6年生が「ねんりんピック・愛媛大会」の応援メッセージの作成をしていました。

 今年の10/28~31に、愛媛県内の全市町で開催されるイベントで、正式名称は「第35回全国健康福祉祭えひめ大会 ねんりんピック 愛顔のえひめ2023-ねんりんを重ねた愛顔 伊予に咲くー」です。

 「ねんりんピック」とは、「60歳以上の方をはじめ、あらゆる世代の方が楽しむことができるスポーツ、文化、健康と福祉の総合的な祭典」です。今治会場では「ソフトボール」と「ダンススポーツ」が開催されるようです。他市町では、スポーツ以外に「俳句」「健康マージャン」「囲碁」「将棋」なども行われるようです。

 このイベントを盛り上げるために、6年生の常盤っ子たちが厚紙メダルの裏に応援メッセージイラストを書き込んでくれていました。 

 この取組は、愛媛県下の全小学校(中学校もかな?)で展開されているものと思われます。子どもたちの思いが、全国から参加される皆さんの心に届くことを願うばかりです。 

「熱中症警戒アラート」発表中

2023年7月18日 09時40分

 本日、午前5時に「熱中症警戒アラート」が愛媛県に発表されました。昨夜から今朝にかけて大変寝苦しい一夜を過ごされた方が多いのではないでしょうか…。

 今朝の出勤時、蝉の大合唱の中、歩いて校舎に向かいましたが、既に空気がモワッとしていました。

 

 環境省発表の午前9時の今治市の暑さ指数〔WBGT〕は、既に「29.4(厳重警戒レベル)」になっています。子どもたちは、エアコンを効かせた涼しい教室で学習をしています。(エアコンのない特別教室での授業は可能な限り避けて、基本的には普通教室で授業を行っている状況です。)

 6/2付で全家庭に配付しました下の文書にもありますように、体育科の授業(水泳も含めて)は、運動内容を検討し、十分な休息と水分補給を行いながら実施しているところです。

 環境省の本日の今後の予測では、12時頃に暑さ指数が「31〔危険レベル〕」以上になる見込みのようです。31以上になった場合は、「原則運動は中止」の対応をとりますので、体育科の授業や運動系課外活動(水泳部)、外遊びは中止する方針です。今後の暑さ指数の変化を注視しつつ、子どもたちの安全・安心を守る迅速・的確な対応をしていきたいと思います。

 ブログをご覧くださっている皆様も、熱中症には十分ご留意ください。こまめな水分補給早めの対応をお願いいたします。