今日は9月最終日! 2学期がスタートして早1か月が終わろうとしています。
始業式の講話で「2学期は4か月あり、日数は122日です。そのうち登校日は79日しかありません。(中略)『自分色のあじさいの花』をたくさん咲かせることができる79日間になることを願っています。」といった旨の話を子どもたちにしました。
一方、今朝の職員朝礼では、本校スタッフに向けて、「9月が今日で終わります。2学期は残すところ3か月で92日。お正月までの登校日は60日となります。引き続き、子どもたちのこと(人間の根っこづくり)をよろしくお願いします。」といった旨の話をしました。
正に「光陰矢の如し」…お正月までの92日間(登校日60日間)が、常盤っ子たちにとってもTEAM常盤スタッフにとっても、思い出多い充実した時間になることを願うばかりです。
さて、1校時目に3年常盤っ子たちの授業の様子を見に、本館3階フロアに足を運んでみました。
最初のクラスは算数科の授業をしていました。
「あまりのあるわり算」の単元で、この時間の学習問題は次のようなものでした。
「メロン40こを、1箱6こ入りで売るそうです。
①何箱できますか。/②メロンがあと何こあると、もう1箱つくることができますか。」
➀については、子どもたちは「40÷6」と立式し、「6あまり4」と計算して「6箱」という答えを導き出していました。これについては、大半の子どもたちがスムーズに答えを導き出すことができていた様子でした。
続いて②です。それまでの学習では「何こあまりますか?」という問題形式だったのが、この問題では「あと何こあれば、もう1箱つくれますか?」という問題形式に発展しています。
②について考えている子どもたちの表情・様子を観察しておりましたら、結構迷い、戸惑っているように見えました。迷いや戸惑いの中身(事情)については、大きく分けて2通りあるように感じました。
一つは「問題の意味(何を聞かれているのか)が、よく分からないなあ…(*_*;」という子どもたち。
もう一つは「答えはたぶん『2こ』だけど、どう考えてこの答えを導き出したかの説明を、どのようにすればいいのだろう…(^^;)」という子どもたち。
子どもたちの表情・様子を見ながら、「なるほど…。問題の形(問い方)が少し変わると、問題の難度が、子どもたちにとっては、思いの外上がる(アップする)のだなあ…」と思いました。
こうした子どもたちの反応を見逃すことなく、担任スタッフは、全体学習をいったん中断し、「ペアトーク(隣席の友達との意見交流)」や「グループトーク(近くの席の友達との意見交流)」をはさむ手立てを講じていました。
授業はティームティーチング(=TT)で行っていましたので、担任スタッフと学習アシスタントのスタッフが、連携・分担しながら子どもたちの意見に耳を傾けたり、必要なアドバイスや支援をしたりしてくれていました。友達と意見交流したり、先生からアドバイスをもらったりする中で、子どもたちの表情は少しずつ緩んでいったように見えました。
ちなみに、子どもたちのノートをいくつか見させてもらいましたら、次のようなことが書かれていました。ノートには、友達との意見交流や先生からのアドバイスを基に、何度も書き直した跡や、赤ペンで加筆された箇所などがあり、一生懸命考えた様子が伝わってきて感心しました。
「40÷6=6あまり4で、6こずつ売るので、あと2こあると6こになるから、2こひつようです。」
「あまりの4こを、6こにするためには『6-4=2』で2こひつようです。4こと2こをはこに入れると、あわせて6こになります。だから2こひつようです。」
全体での意見交換の途中で教室を出ましたので、その後、どういう話合いになったのかの具体は分かりませんが、きっと、友達と話し合ったりノートに書いたりしたことを基にしながら、子どもたちは問題の意味や解き方、考え方、説明の仕方などを、理解していったものと思います。
本学級の3年生のみなさん!真剣に、また、粘り強く算数科の学習に取り組むことができていて感心しました!!これからも引き続きがんばってくださいね!!!
★ 最初のクラスのブログが長くなってしまいましたので、他のクラスの授業の様子につきましては、またの機会にお伝えしようと思います。申し訳ありません。